英検 Jr.(ジュニア)ブロンズの試験概要、レベル、おすすめ参考書まとめ
「子供に英検を受けさせたいけど、英検5級は難しすぎるな……」と悩んでいる方におすすめの試験が、英検 Jr.(ジュニア)です。
今回は、3つのグレードに分かれる英検 Jr.(ジュニア)の中でも最も簡単なグレード「ブロンズ」の試験概要やレベル、おすすめ参考書などについて解説します。
記事を最後までチェックすれば、あなたのお子さんが英検 Jr.(ジュニア)ブロンズを受験すべきなのか、どうすれば高い得点を獲得できるのかなどが分かりますよ。
興味がある方はぜひチェックしてみてください。
なお、ブロンズ以外のグレードについては、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:英検 Jr.(ジュニア)ゴールドの試験概要、レベル、おすすめ参考書まとめ
関連記事:英検 Jr.(ジュニア)シルバーの試験概要、レベル、おすすめ参考書まとめ
「英検 Jr.(ジュニア)ブロンズではなく英検を受けようかな?」という方は以下の記事をご覧ください。
関連記事:英検とは?試験概要や各級のレベルを解説!
目次
英検 Jr.(ジュニア)とは?
英検Jr.は、児童の英語能力の調査・研究を目的に、英語に親しみ、外国の文化を理解することを目標として1994年に開発した児童向けの「育成型ゲーム感覚」のリスニングテストです。
(引用:英検 Jr.)
英検のような「いかにも試験」といった問題形式とは異なり、クイズのように楽しく問題を解き進められるようになっています。
かつては児童英検と呼ばれていたため、そちらの名前なら聞いたことがある方もいるかもしれません。
時間がある方は、以下のリンクより、サンプル問題をチェックしてみましょう。
英検 Jr.(ジュニア)については、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:英検 Jr.(ジュニア)とは?試験概要や英検との違い、どちらを受けさせるべきかについて解説
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズの試験概要
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズの受験料は、2,300円です。個人で申し込みを行う際は、パソコンを使ってオンラインで受験します。
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズの試験概要は以下の通りです。
大問番号 | 大問の名前 | 問題内容 | 小問数 |
1 | 絵にあう文は? | This is…などの表現を用いた文を3つ聞き、絵に合った内容のものを選びます。 | 8問 |
2 | Yesか?Noか? | 絵を見て、Is this…?などの問いかけを聞き、Yes/Noによる正しい応答を選びます。 | 5問 |
3 | 3ヒントクイズ | I’m…などの表現による3つのヒントを聞き、その内容に合った絵を選びます。 | 4問 |
4 | 文にあう絵は? | 短い1つの文を聞き、その内容に合った絵を選びます。 | 8問 |
5 | お話にあう絵は? | あいさつや定型表現を含んだ会話を聞き、その内容に合った絵を選びます。 | 6問 |
6 | みんなにきいてみよう | 基本動詞を使った会話を聞き、その内容に合った絵をすべて選びます。(複数解答) | 4問 |
7 | どうすればいいかな? | 基本動詞を使った命令文を含む会話を聞き、その内容に合った絵を選びます。 | 5問 |
チャレンジコーナー | 自分自身やある物事に関する質問を聞き、自分の考えに合った(または近い)応答を選びます | 4問 |
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズのレベル
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズのレベルは、以下の通りです。
参考対象 | 英語習熟度の目安 |
英検Jr.の受験 | 初めて受験する児童 |
塾などでの学習 | 半年~1年程度
(50分のレッスンを週1回受けている場合) |
小学校での英語活動 | 1年半~2年程度
(50分のレッスンを週1回受けている場合) |
文字の学習 | 学習経験なし |
「英検 Jr.(ジュニア)ブロンズではなく他のグレードの方がいいかな?」という方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:英検 Jr.(ジュニア)ゴールドの試験概要、レベル、おすすめ参考書まとめ
関連記事:英検 Jr.(ジュニア)シルバーの試験概要、レベル、おすすめ参考書まとめ
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズ対策におすすめの参考書3選
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズ対策におすすめの参考書は、以下の3冊です。
- 楽しく始める英検Jr.ブロンズ
- はじめて受ける英検Jr.スーパードリルブロンズ
- 全グレード対応 英検Jr.レッスン
まずは気になるものを1冊購入してみましょう。
それぞれ詳しく見てみましょう。
楽しく始める英検Jr.ブロンズ
「楽しく始める英検Jr.ブロンズ」は、英検 Jr.(ジュニア)ブロンズの試験対策ができる参考書です。英検対策用の参考書として売り上げNo. 1の旺文社が出版しています。
ごほうびシールや表彰状がついており、お子さんが楽しく英検 Jr.(ジュニア)ブロンズの対策を進められます。
また別冊として保護者向けの解説がついています。英語を子供に教える自信がない保護者の方でも安心です。
どの参考書を購入するか迷ったら、「楽しく始める英検Jr.ブロンズ」がおすすめです。
はじめて受ける英検Jr.スーパードリルブロンズ
「はじめて受ける英検Jr.スーパードリルブロンズ」は、英検 Jr.(ジュニア)を初めて受験する方におすすめの参考書です。
本試験と同じ問題形式の練習問題が全部で106題、模擬試験が2回分収録されています。
また頻出の英単語と会話表現が一度に覚えられる「フレーズチャンツ指差しアクティビティ」が各章に収録されています。
練習問題と模擬試験を1冊でこなしたいのであれば、「はじめて受ける英検Jr.スーパードリルブロンズ」がおすすめです。
全グレード対応 英検Jr.レッスン
「全グレード対応 英検Jr.レッスン」は、英検 Jr.(ジュニア)のブロンズ、シルバー、ゴールド、全ての級に対応した参考書です。
「まずは子供にブロンズを受けてもらうけれど、いずれはシルバーやゴールドも受けてもらいたい」と考えている方におすすめです。この参考書が1冊あれば、グレードが変わるごとに参考書を買い足す必要がありません。
他の参考書の価格は、1,500〜2,000円程度です。一方で「全グレード対応 英検Jr.レッスン」の価格は3,080円します。一冊あたりの価格は本書の方が高いですが、後々参考書を買い足さずに済むことを考えるとお得です。
覚えておきたい単語と会話表現に加えて、本番そっくりの練習問題が収録されており、収録内容も充実しています。
まとめ
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズの試験概要やレベル、おすすめ参考書について解説しました。
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズに関することが一通り分かったのではないでしょうか。
英検 Jr.(ジュニア)ブロンズに関することが一通り分かったら、早速必要教材を揃えて対策を始めましょう。
また子供に英語を教えるには、保護者の英語力が高いに越したことはありません。保護者に英語力があれば、隣に座って直接英語を教えることもできますし、英語を使う姿を見せて英語に興味を持ってもらうこともできます。
しかし仕事や家事、育児と英語学習を両立するのは大変ですよね。
そこで以下の記事では、社会人が英語を勉強する際に知っておいてほしいことについて解説しています。以下の記事をチェックすれば、仕事や家事、育児で忙しい社会人でも、無理なく英語力を高められますよ。
興味がある方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:社会人が英語をゼロから勉強する上で知っておきたい3つのこと
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。