「条件」って英語でなんて言う?ビジネスシーンでよく登場する表現を例文付きで紹介
「こちらが契約の条件です。」「昇進をするのには条件がある。」といった感じでビジネスシーンでは「条件」を出されることが多いでしょう。
そんな「条件」を、英語ではなんと言うのでしょうか?
この記事では、ビジネスシーンで使うことの多い「条件」を表す英語表現を、例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「条件」を英語で適切に言い表し、「条件を満たす、条件を満たさない」の表現を自然に出来るようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「条件」を表す英語表現一覧
英語で「条件」を表せる英語表現は主に以下のとおりです。
Condition
「条件」を英語で言う時に一般的に使われるのは「Condition」です。
Condition(コンディション)というと、身体や天候の「調子」や「状態」として使われる印象が強いですが、「条件」としての意味でも使われます。
例文↓
- Health is an important condition of success.
健康は成功の大切な条件の一つだ。 - I can’t agree to the conditions of this contract.
この契約の条件には合意できない。 - They laid down strict conditions for their financial support.
彼らは金銭的援助に厳しい条件を課した
Requirement
Requirementも「条件」を意味する英語表現です。
TOEICを受験される方は「Require=必要とする、要求する」の形で馴染み深いことでしょう。
Requireは動詞ですが、名詞の形である「Requirement」になると「要件」の意味になります。
「要件」とは「相手に求める条件」とも言えますから、Requirementで「条件」を表せるわけですね。
例文↓
- This work does not meet our requirements.
この仕事はわれわれの必要条件を満たしていない。 - There were no applicants who fitted the requirement of the job.
採用条件にマッチする応募者はいなかった。 - Quality is first and last the only requirement.
質のよいことが全体を通じて唯一の必要条件だ。
Terms
「期限」や「期日」を意味することの多い「Terms」ですが、特に契約書類と一緒に使われている時は「条件」の意味でも使われます。
特にビジネスシーンで使われ、その中でも「契約の条件」の意味合いが強い表現です。
- Could you change the payment terms as follows?
以下のように支払い条件を変更していただけますか? - Under those terms, we can accept it.
その条件ならお受けできます。 - According to the terms of the contract, your payment was due on May 31st.
契約条件によれば、お支払いの期限は5月31日でした。
関連記事:納期や締め切りを英語でなんて言う?実際の使われ方も例文付きで紹介
Proviso
少し難しい表現ですが、「Proviso」も「条件」を表す時に使われる英語表現です。
Provisoには「ただし書き」という意味もあります。
ただし書きと言うと、「〇〇ができます。※ただし、〇〇の場合を除きます。」といったように、「条件」を付け加える時に使われますよね。
例文↓
- You can borrow this book, with the proviso that you return it within a week.
1週間以内に返すという条件ならこの本を貸しますよ。 - She accepted the appointment, with the proviso that he should have a year of study abroad.
彼女はこの指名を受諾し、海外で1年間勉強するという条件をつけた。
Prerequisites
Prerequisitesも少し難しい表現ですが、「前提条件」というニュアンスで条件を表せる英語表現です。
Requisiteは先述したRequirementに似た「必要な、必須の」といった意味があります。(※Requisite自体にも「条件」の意味が含まれます。)
Requisiteに、「Before(前の)」の意味を持つ接頭辞「Pre」が付くことで、「前もって必要になる」のニュアンスになり、「前提条件」の意味で使われるイメージです。
例文↓
- The prerequisite was upheld.
条件は満たされました。 - Social stability is an indispensable prerequisite for economic development.
社会の安定を保つことは経済発展に必要不可欠な条件だ。
「条件」と一緒に使われる英語表現
ここからは「条件」の英語表現を使う時に便利な、一緒に使える表現をお伝えします。
Meet 〜
Meet〜は「〜に会う」の意味で習いますが、実は「(条件に)合う」の意味でも使われます。
例↓
- They met the preexisting insurance condition and medical criteria.
彼らは既存の保険条件と、医療基準を満たしていました。
ビジネスシーンでのMeetは、「Meet the deadline(締切に間に合う)」などの意味でも使われるので、ビジネス英語を使えるようになりたい方は覚えておくと便利です。
関連記事:「承認する」は英語で何て言う?Approveだけじゃない!自然でこなれた表現も例文付きで紹介
Satisfy 〜
Satisfy〜は「〜を満足させる」を意味する英単語ですが、「〜を」の部分に「条件」が来ると「条件を満たす」の意味として使えます。
例↓
- We have enough to satisfy our conditions.
私たちの条件を満たすには十分でした。
関連記事:「検討する」は英語で何て言う?ビジネスで使われる表現とフレーズ
Fall short of 〜
「条件を満たす」とは逆に、「条件を満たさない」を表す時は、「Fall short of 〜」が使えます。
「Fall short of 〜」は「〜に不足した、〜を満足させない」を表す英語フレーズで、〜の部分に「条件」が来ると「条件を満たさない、条件に届かない」の意味になります。
例↓
- The suggestion fell short of our condition.
その提案は、私たちの条件を満たしていませんでした。
まとめ
この記事では、ビジネスシーンでよく登場する「条件」を表す英語表現を紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「条件を満たす、条件に不足する」といった表現を、適切に、自然に表現することができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできたら幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。