「脱炭素」は英語で何と言う?関連表現とともに例文付きで紹介
「脱炭素」は英語で「decarbonization」と言います。
ここ数年、「脱炭素」以外にも、環境に関する新しい言葉をよく耳にするようになりました。
そこで今回は、「脱炭素」やそれに関連する英語表現を、例文とともに紹介します。
英語表現は、関連したものをまとめて覚えた方が、効率的に覚えられます。
記事を最後までチェックすれば、「脱炭素」やそれに関連する英語表現が分かり、環境問題について英語で話すための基礎知識が身につきますよ。
「脱炭素」は英語で何と言う?
記事冒頭でも述べたように、「脱炭素」は英語で「decarbonization」と言います。
「decarbonization」は、否定を表す「de」に「炭化」を表す「carbonization」が合わさってできた単語です。また「carbon」には「炭」という意味が、「〜nization」には「〜化」という意味があります。
こうやって単語をパーツごとに分解して理解すると、今後初見の単語が出てきたときに意味を推測できたりするので便利です。
例えば二酸化炭素は上記で紹介した「carbon」を使って「carbon dioxide」、植民地化は上記で紹介した「〜nization」を使って「colonization」と言います。
ここでは、「脱炭素(decarbonization)」を使った例文を、日本語訳付きでいくつか紹介します。
- Decarbonization is crucial for mitigating climate change and achieving a sustainable future. (脱炭素化は気候変動の緩和と持続可能な未来の実現に不可欠です。)
- The government has set a target of achieving net-zero emissions by 2050 through decarbonization measures. (政府は脱炭素化の施策を通じて2050年までにネットゼロ排出を達成する目標を設定しています。)
- Decarbonization of the transportation sector is a critical step towards reducing greenhouse gas emissions. (交通部門の脱炭素化は温室効果ガスの排出削減に向けた重要な一歩です。)
- Many countries have pledged to invest in clean energy technologies as part of their decarbonization efforts. (多くの国々が脱炭素化の取り組みの一環としてクリーンエネルギー技術への投資を約束しています。)
- Decarbonization requires a collaborative effort between governments, businesses, and individuals to achieve a low-carbon future. (脱炭素化には、政府、企業、個人の協力によって低炭素の未来を実現する必要があります。)
「脱炭素」に関連する英語表現と例文一覧
「脱炭素」に関連する、以下4つの表現を使った例文を紹介します。
- カーボンニュートラル
- 温室効果ガス
- 再生可能エネルギー
- 持続可能性
それぞれ詳しく見てみましょう。
カーボンニュートラル
カーボンニュートラルは英語で「Carbon neutral」と言います。「Carbon neutral」を使った例文は以下の通りです。
- The company has pledged to become carbon neutral by 2030, which means it will offset all of its greenhouse gas emissions. (その企業は2030年までにカーボンニュートラルになることを約束しており、つまりすべての温室効果ガス排出をなくす予定です。)
- Governments around the world are setting targets for carbon neutrality, and many companies are joining the movement by adopting sustainable practices and investing in renewable energy. (世界中の政府がカーボンニュートラルの目標を設定しており、多くの企業が持続可能な取り組みを採用し、再生可能エネルギーへの投資を行うことでこの取り組みに参加しています。)
温室効果ガス
温室効果ガスは英語で「Greenhouse gas」と言います。「Greenhouse gas」を使った例文は以下の通りです。
- The government has implemented policies to encourage greenhouse gas reduction, such as promoting energy efficiency and investing in public transportation. (政府は、エネルギー効率の向上や公共交通機関への投資など、温室効果ガス削減を促進する政策を実施しています。)
- Greenhouse gas reduction is essential for mitigating climate change and preventing the worst effects of global warming. (温室効果ガス削減は、気候変動の緩和や地球温暖化の最悪の影響を防止するために不可欠です。)
関連記事:地球温暖化は英語で何と言う?例文や類似表現とともに紹介
再生可能エネルギー
再生可能エネルギーは英語で「Renewable energy」と言います。「Renewable energy」を使った例文は以下の通りです。
- Renewable energy sources, such as solar and wind power, are becoming increasingly cost-competitive with traditional fossil fuels. (太陽光や風力などの再生可能エネルギー源は、従来の化石燃料と比較して、ますますコスト競争力が高まっています。)
持続可能性
持続可能性は英語で「Sustainability」と言います。「Sustainability」を使った例文は以下の通りです。
- Sustainable development requires a balance between economic growth, social well-being, and environmental protection. (持続可能な開発には、経済成長、社会的福祉、環境保護のバランスが必要です。)
関連記事:SDGs(持続可能な開発目標)17の目標は英語でどう説明する?概要と原文まとめ
まとめ
「脱炭素」やそれに関連する英語表現を、例文とともに紹介しました。
この記事の例文を参考に「脱炭素」やそれに関連する英語表現をまとめて覚えてみましょう。また覚えた単語は、頭の中に留めておくのではなく、アウトプットをしてみましょう。
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