【独学OK】IELTSの勉強法・対策法を初心者向けに解説!最短1ヶ月でも実践可能
英語の資格試験には、それぞれ傾向があります。IELTSも例外ではありません。そして傾向を押さえつつ勉強をすることが、試験攻略の鍵です。
「IELTSを初めて受験するからどうやって対策をすれば良いか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、IELTSの勉強法・対策法を初心者向けに分かりやすく解説します。
独学でIELTS対策をしたいと考えている方、IELTSを初めて受験する方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
IELTSとは?
IELTS(アイエルツ)とは、International English Language Testing Systemの略で、日本国外への留学や移住の際に必要とされる英語の資格試験です。ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシルが運営を行っています(日本では、英検を運営する日本英語検定協会がIELTSの運営も行っています)。
IELTSは、全世界で毎年約140万人近い方が受験しています。受験形式は、ペーパーとコンピューターがあります。
受験料は25,380円です。他の英語資格試験と比べると、やや高額です。
IELTSの試験概要をもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:IELTSとは?概要や受験のメリット・デメリットを解説!
初心者がまず実践したいIELTSの勉強法・対策法まとめ
IELTSの勉強法・対策法は、以下の6つに分かれます。
- レベルチェック
- 単語学習
- ライティング対策
- リーディング対策
- リスニング対策
- スピーキング対策
それぞれ詳しく解説します。
レベルチェック
IELTSは、英検のように級分けされていません。つまり英語初心者の方も、英語中上級者の方も、同じ問題を解きます。
英語初心者の方が、英語中上級者向けのIELTS対策を行なっても、効果はほとんど得られないでしょう。なぜなら基礎ができていないのに応用を学ぶことになるからです。
よってまずは自身の英語力がIELTSスコアのどのくらいに相当するのかをチェックしましょう。そして自身の現在のIELTSスコアから、1レベル上のスコアを目指して対策を行います。
自身の英語力がIELTSスコアでどのくらいに位置するのかを確かめるには、以下の表を参考にしてください。
IELTS | TOEFL iBT | TOEIC | 英検 |
9.0 | 118〜120 | ||
8.5 | 115〜117 | ||
8.0 | 110〜114 | ||
7.5 | 102〜109 | 970〜990 | |
7.0 | 94〜101 | 870〜970 | 1級 |
6.5 | 79〜93 | 820〜870 | |
6.0 | 60〜78 | 740〜820 | 準1級 |
5.5 | 46〜59 | 600〜740 | |
5.0 | 35〜345 | 550〜600 | 2級 |
4.5 | 32〜34 | 500〜550 | |
4.0 | 〜31 | 450〜500 | 準2級 |
3.5 | 300〜440 | ||
3.0 | 290〜300 | 3級 | |
2.5 | 270〜290 | ||
2.0 | 260〜270 | 4級 | |
1.5 | 100〜260 | 5級 |
IELTSのレベルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
- 関連記事:IELTS5.0のレベル・勉強時間・勉強方法完全まとめ
- 関連記事:IELTS5.5のレベル・難易度・勉強方法まとめ
- 関連記事:IELTS6.0のレベル・勉強時間・勉強方法完全まとめ
- 関連記事:IELTS 6.5の難易度・レベルはどのくらい?勉強法やTOEICとの換算について解説
- 関連記事:IELTS7.0のレベルや取得するための勉強方法まとめ
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単語学習
どの英語資格試験においても、語彙力は最も重要と言っても過言ではない英語力の1つです。
特にIELTSのアカデミックモジュールにおいては、日常生活ではあまり使用しないアカデミックな単語が多く出題されます。
IELTS用の単語帳を1冊用意して、IELTS頻出単語を学びましょう。単語帳は1冊持っておけば、どのレベルになっても使い続けられます。
IELTS対策におすすめの単語帳については、以下の記事で3冊紹介しています。
関連記事:【初心者OK】IELTS対策におすすめの参考書10選【ジャンル・セクション別】
また英単語の覚え方については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【社会人向け】英単語の覚え方と覚えられない理由を3つずつ紹介
ライティング対策
IELTSのライティングでは、2つのエッセイを英語で書きます。
出題されるトピックは多岐に渡るため、まずは日頃からニュースをチェックしたり、社会問題について考えたりするようにしてください。その際、そのトピックに対する意見を頭の中で考えるようにしましょう。
- 結論
- 理由
- 具体例
- 結論
上記の構成で自身の意見を考え、余裕があればそれを英訳するようにしてください。
なおIELTSのライティングは、自分で採点をすることができません。よって短期間でも構いませんので、英語コーチングなどのサービスを利用して、ネイティブレベルの英語力を持つ方から採点を受けましょう。
またライティングのタスク1とタスク2の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:IELTSライティング タスク1の書き方やサンプル&解答例を紹介!
関連記事:IELTSライティング タスク2の書き方やサンプル&解答例を紹介!
リーディング対策
IELTSリーディングでは、以下2つの能力が求められます。
- 読解力
- 速読力
読解力を上げるために必要なのが、語彙力と文法力、文章の構造を掴む力です。
語彙力については、先ほども紹介したIELTS対策用の単語帳を使って伸ばしましょう。高校レベルの英文法に自信がない方は、文法書を1冊持っておいても良いでしょう。
文法書については、以下の記事で紹介しています。
関連記事:おすすめの英文法参考書3選と学習のコツを解説【社会人向け】
また速読については、日頃から英語で書かれたニュース記事などに目を通すようにしてください。速読については、以下の記事で詳しく解説しています。
リスニング対策
IELTSのリスニング対策では、学術的・専門的な英語を日常的に聞くことが大切です。そのためにおすすめなのが、TEDです。
TEDとは、世界中の専門家や著名人のスピーチを英語で聞けるサービスのことです。英語や日本語の字幕もついてるため、英語学習に役立ちます。
ディクテーションやシャドーイングといった勉強方法を実践しながら、TEDの音声が聞き取れるようになりましょう。TEDについては、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:英語学習には【TED】がおすすめ!効果的な勉強法とレベル別のTED10選!【初心者OK】
スピーキング対策
IELTSスピーキングでは、日常的なトピックや、渡されたトピックカードに記載のトピックに関する質問に答えます。採点基準は以下の4つです。
- 流暢さと一貫性
- 語彙力
- 文法
- 発音
ライティング対策で解説した内容と同じで、ニュース等を見た際に、英語で自分の意見をまとめる癖をつけましょう。スピーキングもライティングと同じく自己採点ができないので、誰かに見てもらうのが望ましいです。
IELTSスピーキングの対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【例題付き】IELTSスピーキングの対策・勉強法&コツまとめ
IELTSの勉強法は独学でも実践可能?
IELTSのリスニングとリーディングは、独学でも対策可能です。しかしスピーキングやライティングは、英語ネイティブに採点をしてもらう必要があります。
英語コーチングを短期間受講して、自分だけの学習スケジュールに沿って学習をしてみてはいかがでしょうか。
関連記事:2〜3ヶ月の短期英語コーチングを受講する際に大切な3つのこと
まとめ
IELTSの勉強法・対策法を初心者向けに分かりやすく解説しました。
早速本記事で解説した内容を、実践してみてください。
また「IELTS対策をしたいけど仕事や学校との両立が難しい」「独学が苦手なので不安」「目標とするIELTSスコアを達成したい」という方は、英語コーチングスクールのトライズがおすすめです。トライズでは、IELTSの対策コースを提供しておりします。
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。