英語の不可算名詞一覧!定義や覚え方とともに紹介
今回は英語の不可算名詞一覧や、そもそも不可算名詞とは何なのか、不可算名詞の効率的な覚え方について解説します。
本記事を読んでも、不可算名詞を全て覚えることはできません。しかし主な不可算名詞や、不可算名詞の覚え方については理解できるはずです。
不可算名詞について詳しく知りたい方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
不可算名詞とは?
不可算名詞とは、数えられない名詞のことです。
名詞には、「desk」「shop」「water」「love」などがあります。このうち「desk」「shop」については、数えられます。
一方で「water」「love」は数えられませんよね。日本語で「愛が1つ、2つ」と数えられないのと同じです。
抽象的な概念や質の名前、小さすぎたり、形がないので数えられないものは、一般的に不可算名詞となります。
英語の不可算名詞一覧
本記事で、不可算名詞を全て紹介することはできません。なぜなら数が膨大だからです。そこで今回は、不可算名詞の中でも特に頻繁に使われるものを27単語ピックアップして、一覧にまとめました。
「なぜ数えられないのか」を意識しながら、1つ1つチェックしてみてください。
- water 水
- money お金
- information 情報
- shopping 買い物
- music 音楽
- business ビジネス
- travel 旅行
- paper 紙
- time 時間
- work 仕事
- homework 宿題
- art 芸術
- happiness 幸せ
- air 空気
- help 助け
- knowledge 知識
- luck 運
- nature 自然
- salt 塩
- food 食べ物
- weather 天気
- rain 雨
- news ニュース
- advice 忠告
- love 愛
- happiness 幸せ
- advice 助言
上記から3つほど単語をピックアップして、なぜ不可算名詞なのかを解説します。
「money」は100円200円と数えられるのではと疑問に感じる方もいるでしょう。しかし実は数えられるのは硬貨やお札で、硬貨やお札をまとめた概念である「お金」は数えることができません。よって不可算名詞となっています。
続いて「water」です。水はコップやボトルに入っていれば数えることができます。例えば1本の水は「a bottle of water」と言います。しかし何にも入っていない水は、数えることができません。よって不可算名詞となっています。
最後に「advice」です。アドバイスは目には見えない概念です。よってどこからどこまでが1つか分からないので、不可算名詞となっています。「アドバイスを1つあげる」と言う際は「an advice」ではなく「a piece of advice」と言います。
「a bottle of water」と同じように、不可算名詞を数える際は特殊な数え方をするので、その都度覚えなければなりません。
英語の不可算名詞の覚え方やルール
続いて、不可算名詞を覚える際に役立つ情報や、不可算名詞を使う際のルールについて解説します。
それぞれ詳しく見てみましょう。
不可算名詞を見分ける方法
冒頭で紹介したような一覧を丸暗記してしまえば、不可算名詞かどうかを判断できます。しかし「丸暗記をするのではなく、理屈で覚えたい」という方もいるでしょう。不可算名詞は上記の一覧だけではないので、丸暗記をするにも限界があります。
不可算名詞を見分けるには、人間がその名詞を形として認識しているのか、材質として認識しているのかを意識しましょう。形として認識できる名詞は可算名詞、材質として認識している名詞は、不可算名詞です。
もう少し分かりやすくすると、可算名詞はこれ以上バラバラにしたらそれと呼べなくなる形を持つものです。一方で不可算名詞はいくらバラバラにしてもそれと呼べます。
例えば空気はいくら細かくしても空気なので、不可算名詞です。一方で机はバラバラにすると木材になってしまうので可算名詞です。
不可算名詞にも「the」は付けられる
不可算名詞は数えられません。よって「a」や「an」のような冠詞をつけることはできません。一方で冠詞の「the」は以下のように不可算名詞にも付けることができます。
- I forgot, but the information is on this website.「私は忘れたけど、その情報ならこのサイトに載っているよ」
上記「information」は数えることができません。しかし「その情報」という形でお互いに特定できる場合は、冠詞の「the」を付けることができます。
「不可算名詞=冠詞を付けられない」というわけではないので要注意です。
「many」と「much」の使い分け
「たくさんの」を表す単語として、「many」と「much」があります。どちらも意味は同じなのですが、「many」は可算名詞に、「much」は不可算名詞にしか使えないという点を覚えておきましょう。
例えば「いくらですか?」と尋ねる際の「How much?」という表現を知っている方は多いと思います。「How much?」が「How many?」ではないのは、お金が不可算名詞だからです。
ただし「a lot of」という表現は、可算名詞にも不可算名詞にも使えます。「a lot of」は肯定文に、「many」と「much」は疑問文や否定文に使われることが多いという点を覚えておきましょう。
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可算名詞を使った英文と不可算名詞を使った英文の例
可算名詞を使った英文と、不可算名詞を使った英文を5つずつ紹介します。不可算名詞については、一覧で紹介したものを使用しています。
可算名詞を使った英文
- I have three cats. – 私は猫を3匹飼っています。
- She bought two books at the bookstore. – 彼女は本屋で本を2冊買いました。
- There are several cars parked outside. – 外にはいくつかの車が駐車しています。
- Can you pass me the pen, please? – ペンを取ってくれますか?
- He ate five apples for breakfast. – 彼は朝食にリンゴを5個食べました。
不可算名詞を使った英文
- Water is essential for life. – 水は生命に不可欠です。
- I need some advice. – アドバイスが必要です。
- Would you like some information about the event? – イベントについての情報はいかがですか?
- Can you give me a little help? – 少しの助けをしてもらえますか?
- I enjoy listening to music. – 音楽を聴くことが好きです。
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まとめ
英語の不可算名詞一覧や、そもそも不可算名詞とは何なのか、不可算名詞の効率的な覚え方について解説しました。
不可算名詞に関することが、一通り分かったのではないでしょうか。
今回のように、英語について分からないことがあれば、その場ですぐに調べる癖をつけましょう。そうやって分からないことを1つずつ解決していくことが、英語上達への1番の近道です。
ぜひ当サイトの他の記事も一緒にチェックしてみてください。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。