「塾」は英語で「cram school」は間違い?正しい表現を例文付きで解説
「塾は英語でcram schoolと言う」と習うことが多いですが、実は「cram school」だと外国人には通じないことが多いです。
そこで今回は、「塾」の英語表現について、例文付きで詳しく解説します。
記事を最後までチェックすれば、「塾」を英語でどう表現すれば良いのかが分かり、英会話の中で塾について説明できるようになりますよ。
「塾」は英語で何て言う?
今回紹介する「塾」を表す英語表現は、以下の2つです。
- cram school
- tutoring school
それぞれ例文付きで詳しく解説します。
cram school
英語で「塾」を表す表現として最も一般的なのは「cram school」です。「cram」には「無理やり詰め込む」という意味があります。
アメリカやイギリスなどの英語圏の国の多くでは、受験のシステムが日本とは異なります。よって日本ほど塾が一般的ではなく、そもそも会話の中で「塾」という単語が登場することは滅多にありません。
よって「cram school」という表現があっても、それが通じるとは限らないのです。
「cram school」を使った例文は以下のとおりです。
- I go to a cram school every evening to study for my exams. (私は毎晩塾に通って試験勉強をしています。)
- Many Japanese students attend cram schools to improve their academic performance. (多くの日本の学生が成績を向上させるために塾に通っています。)
- Cram schools in Japan offer specialized courses for various subjects. (日本の塾では、さまざまな科目の専門コースが提供されています。)
- My parents enrolled me in a cram school to help me prepare for the university entrance exams. (両親は私を大学入試の準備のために塾に入れてくれました。)
- Cram schools can be quite competitive, as students strive to get into top universities. (塾は競争が激しく、生徒たちは一流大学に進学するために努力しています。)
tutoring school
「cram school」よりも通じやすい表現が「tutoring school」です。日本語でも塾のことを「チューター」と言ったりしますよね。
しかし「tutoring school」には「勉強が苦手な子のための塾」というニュアンスが含まれます。つまり難関校への合格を目指して通う塾のことを「tutoring school」とは言いません。
「勉強が苦手な子のための塾」と言いたい場合には、この「tutoring school」を使いましょう。
「tutoring school」を使った例文は以下のとおりです。
- I’ve been attending a tutoring school to improve my math skills. (私は数学のスキルを向上させるために、塾に通っています。)
- Many students in Japan opt for tutoring schools to receive additional academic support. (日本の多くの学生が追加の学習サポートを受けるために、塾を選んでいます。)
- The tutoring school I go to offers personalized lessons tailored to each student’s needs. (私が通っている塾では、各生徒のニーズに合わせた個別の授業が提供されています。)
- My parents decided to enroll me in a tutoring school to enhance my English proficiency. (両親は私の英語力を向上させるために、塾に入れることを決めました。)
- Attending a tutoring school has helped me build confidence in my academic abilities. (塾に通うことで、私の学力に対する自信がつきました。)
関連記事:「留学」は英語で何て言う?例文や関連表現とともに紹介
「個別指導塾」は英語で何て言う?
塾は、集団塾と個別指導塾に分かれます。個別指導塾を表す英語表現は「a private-tutoring school」です。
「プライベートビーチ」のように「private」には「自分だけの」という意味があります。
「private」と「tutoring」の間にハイフンを入れないと、個別指導塾ではなく私立学校という意味になってしまうので注意してください。
「a private-tutoring school」を使った例文は以下のとおりです。
- My younger sister receives one-on-one tutoring at a private-tutoring school to improve her grades. (妹は成績向上のために個別指導塾で一対一の指導を受けています。)
- Many parents choose to enroll their children in a private-tutoring school for personalized academic support. (多くの親が個別指導塾に子供を入塾させ、個別の学習サポートを受けることを選んでいます。)
- The private-tutoring school I attended had highly qualified tutors who specialized in various subjects. (私が通った個別指導塾には、様々な科目の専門家である優秀な講師がいました。)
- The advantage of a private-tutoring school is that students receive individual attention and guidance. (個別指導塾の利点は、生徒が個別の注意と指導を受けることです。)
- I enrolled in a private-tutoring school to prepare for the entrance exams of prestigious universities. (一流大学の入試のために個別指導塾に入塾しました。)
- The private-tutoring school offers flexible scheduling options to accommodate students’ other commitments. (個別指導塾では、他の予定に合わせて柔軟なスケジュールを提供しています。)
関連記事:「入学式・入社式・入園式」を英語で何て言う?海外の人にも伝わる自然な英語表現を紹介!
まとめ
「塾」の英語表現について、例文付きで詳しく解説しました。
今回学んだ表現を、ぜひ英会話の中でも使ってみてください。また今回のように分からない表現があった場合は、その場で調べて悩みを解決する癖をつけましょう。
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。