英検準1級二次試験(面接)で使える表現や落ちる人の特徴、過去問の入手方法まとめ
英検二次試験は一次試験と比べると情報が少なく、どのように対策をすれば良いか分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、英検準1級二次試験(面接)で使える表現や落ちる人の特徴、過去問の入手方法などについてまとめました。
記事を最後までチェックすれば、英検準1級二次試験(面接)に合格するまでの流れが明確になります。3分ほどで読み終わるのでぜひ最後まで読んでみてください。
一次試験も含めた英検準1級に関する情報は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【完全版】英検準1級のレベル・勉強方法・合格率・合格点まとめ
目次
英検準1級二次試験(面接)の概要
まずは英検準1級二次試験(面接)の概要について解説します。
英検準1級二次試験(面接)の試験時間は約8分です。そして面接の内容は以下のとおりです。
形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 解答形式 |
自由会話 | 面接委員と簡単な日常会話を行う。 | ‐ | 個人面接
面接委員1人 ( ナレーション、応答の内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価) |
ナレーション | 4コマのイラストの展開を説明する。(2分間) | 1 | |
受験者自身の意見を問う質問 | イラストに関連した質問に答える。 | 1 | |
受験者自身の意見を問う質問 | カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。 | 2 | |
受験者自身の意見を問う質問 | カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。 | 1 |
英検準1級二次試験(面接)は38点満点で、22点以上が合格ラインとされています。
英検準1級二次試験(面接)の採点基準は以下のとおりです。
- 受け答えの内容
- 発音
- アクセント
- 語彙力
- 情報理解能力
- コミュニケーション能力
- 態度
また英検準1級二次試験(面接)の試験の流れは以下のとおりです。
- 入室
- 面接カードを渡す
- 着席・氏名や受験級などの確認
- 問題カードを受け取る
- ナレーションの考慮時間(1分)
- ナレーション(2分)
- ナレーションQ&A
- Q&A No.1
- 問題カードを裏返す
- Q&A No.2~4
- 問題カードの返却
- 退室
上記の流れは、英検が公開している「英検バーチャル二次試験 準1級」でも確認できます。アニメーションで分かりやすく流れを理解できるので、ぜひチェックしてみてください。
英検準1級二次試験(面接)で使える表現
英検準1級二次試験(面接)で使える表現を、以下3つに分けて紹介します。
- 「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」かを説明する表現
- 「誰が何と言ったか」「誰がどう思ったか」を説明する表現
- 自分の意見を説明する表現
それぞれ詳しく解説します。
「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」かを説明する表現
「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」の表現は、ナレーションで4つのイラストを説明する際に役立ちます。
まず「いつ」を説明する表現としては、以下がおすすめです。
- A few weeks(days/months/years) ago
- The next week(day/month/year)
- A few weeks(days/months/years) later
続いて「どこで」を説明する表現としては、以下がおすすめです。
- in the meeting room
- on Osaka street.
- at the door
- from the station
最後に「誰が」を説明する表現としては、以下がおすすめです。
- the man/woman
- some people/kids
- her/his mother/father/sister/boyfriend
- a (the) pedestrian/passenger
- the police officer/driver
上記の表現に「何をしたか」を付け加えることで、4つのイラストを説明する表現を楽に作れるようになります。
「誰が何と言ったか」「誰がどう思ったか」を説明する表現
もしイラストの中で会話が行われている場合は、「誰が何と言ったか」の表現を使いましょう。また言葉にはしていないものの気持ちの変化があったと想定される場合には「誰がどう思ったか」の表現を使いましょう。
まず「誰が何と言ったか」を表す際におすすめの表現は以下のとおりです。
- S said to 人”絵の中の会話”
続いて「誰がどう思ったか」を表す際におすすめの表現は以下のとおりです。
- be shocked at
- be surprised to
- be relieved
- feel embarrassed at
- be glad to
- be angry with
- be concerned to
自分の意見を説明する表現
まずイラストに関連する質問では、試験管から以下の質問をされます。
- Please look at 〇th photo, if you were the 指定の人, what would you be thinking?
上記の質問に対して自分の意見を述べる際には、以下の表現を使いましょう。
- If I were the 指定の人, I would be thinking~
またその後は、自分の意見を述べることが多くなります。よってまずは自分の意見を述べて、「Because」を使ってその理由を述べるようにしましょう。
英検準1級二次試験(面接)で落ちる人の特徴
英検準1級二次試験(面接)で落ちる人の特徴は、以下の2つです。
- 無言になってしまう人
- 面接の対策を全くしていない人
それぞれ詳しく解説します。
無言になってしまう人
試験の中で、何と答えれば良いか分からないことがあるかもしれません。また何と答えるかを頭の中で考える必要があり、タイムラグが生じることもあるでしょう。
そういった時に無言になってしまうと、減点の対象となり、英検準1級二次試験(面接)で落ちてしまう原因となります。
英検準1級二次試験(面接)では、試験管の質問を聞き返しても問題ありません。また簡単な間違いであっても問題はありません。
よって「正しく言わないと」と無言になってしまうよりは、何かしらを発言することが大切です。
発言までに時間がかかってしまう場合には、以下の表現がおすすめです。
- well
- Let me see
面接の対策を全くしていない人
「英検準1級一次試験で対策は行ったから」と面接の対策の手を抜くと、落ちてしまいます。
一次試験と二次試験の面接は全くの別物です。模擬面接を何度も行い、面接に慣れておきましょう。
英検準1級二次試験(面接)の過去問入手方法
英検一次試験については、過去問が複数販売されていますし、英検の公式サイトでも過去3回分の過去問が無料で公開されています。
しかし英検二次試験については、どの級であっても過去問は公開されていません。
よって英検の公式サイトで公開されているサンプル問題を解くか、市販の予想問題集を購入するしかありません。
英検準1級二次試験(面接)の予想問題集としておすすめなのは、以下の2冊です。
まとめ
英検準1級二次試験(面接)で使える表現や落ちる人の特徴、過去問の入手方法などについて解説しました。
本記事で解説した内容を参考に、早速英検準1級二次試験(面接)の対策を始めましょう。
一次試験も含めた英検準1級に関する情報は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【完全版】英検準1級のレベル・勉強方法・合格率・合格点まとめ
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。