“as long as”の意味が多すぎ!使い方ごとに適切な意味をまとめて紹介
“as long as~”は、特に大学受験の英語やTOEIC、英検などの英文でよく見る表現でしょう。
”as long as~”は直訳すれば「~と同じくらい長い」という意味になりますが、他にも文章での使われ方ごとに色んな意味になる重要な表現です。
”as long as~”を、文章での使われ方から意味を見抜くためには、英文法の理解や英文読解の技術や慣れが必要になるので、苦手意識を持っている方もいらっしゃるでしょう。(今これを書いている筆者も長い間苦手でした。)
そこでこの記事では、意味を見抜くのが難しい”as long as~”の意味と使い方を、例文を交えて詳しく解説します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「as long as~」を文法や読解の要素から読み解き、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に読んだり使えるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
as long asの意味と使い方まとめ
英文中の使われ方によって変わる”as long as~”の意味ですが、わかりやすいように代表的な使い方を以下にまとめました。
~と同じくらい長い
“as long as~”を含めて、”as 形容詞or副詞 as~”の形は「〜と同じくらい(形容詞or副詞)だ」を意味します。
なので”as long as~”を「比較」の意味として訳したら「〜と同じくらい長い」となるわけですね。
物の長さや時間の長さを指して使われます。
例文↓
- Her speech was as long as his, both lasting nearly thirty minutes.
彼女のスピーチは彼のしたスピーチと同じくらい長く、どちらも約30分続きました。 - The road is as long as the railway, each covering 300 kilometers.
道路は鉄道と同じくらい長く、それぞれ300キロメートルにわたっています。
関連記事:「かもしれない」は英語でmaybeだけじゃない?perhaps・possibily・mightとの違いも例文付きで紹介
~もの(長い)間
“as long as~”は「~もの(長い)間」という意味でも使われます。
読む上での意味合いは前述した「~と同じくらい長い」なのですが、意味を連想させて「~もの(長い)間」の意味で使われるイメージです。
例えば、”He has been missing for as long as five years.”(彼は5年間も行方不明でした。)という文章は、直訳すれば「彼はほぼ5年間(5年と同じくらい)行方不明だった。」と訳すことができます。
この「ほぼ5年」というのは、「5年」という時間を「長いもの」として伝える意図で書かれているので、「五年もの長い間」に意味を連想して使われるわけですね。
例文↓
- The project took as long as two years to complete.
プロジェクトは完了するのに2年もの間かかりました。 - The meeting lasted for as long as five hours.
会議は5時間もの間続きました。
関連記事:「so that」の意味や構文としての使い方や訳し方を例文付きで解説!
~する限り
“as long as~”は「~する限り」という意味でも使われます。
高校生の時に英文法が得意だったり、大学受験で英語を頑張った人は「英文法」の分野で見かけた方が多いでしょう。
「~する限り」の意味で使われる場合は、「時間」と「条件」を表す接続詞として使われます。条件が満たされている間、ある状況が続くことを示します。
例えば”I will wait here as long as it takes. ”(必要なだけここで待ちます。)という文章であれば、「必要な時間だけ」の意味で”as long as~”が使われていますね。
この「時間」のニュアンスの延長で、以下のような「条件」も表すイメージです。
例:”You can stay here as long as you want.” (あなたが望む限りここにいていいですよ。)
↑の例文は「あなたの望んでいる間は、ここにいても良い」という「時間」のニュアンスから「あなたの望んでいる限り」という条件のニュアンスに転じて、「条件」の意味で使われるイメージです。
例文↓
- As long as it doesn’t rain, we will have a picnic.
雨が降らない限り、ピクニックに行きます。 - As long as she is happy, I am happy too.
彼女が幸せであれば、私も幸せです。
関連記事:英語「as well」の意味は?使い方や関連表現を例文付きで紹介
【補足】”as far as~”との違い
補足ですが、「~する限り」を意味する”as long as~”と似た表現に”as far as~”が挙げられます。
”as long as~”も”as far as~”も翻訳してしまえば「~する限り」になる場合があるからですね。
”as long as~”と”as far as~”とでは、”long”と”far”の違いがあることから、longは「時間」を、farは「範囲」を表すことがわかりますよね。
ですから、例えば「私が知る限りでは、彼は独身です。」という文章を英語で表したい場合、「私が知る『範囲』では」という意味合いになるので、同じ「~する限り」でも、この場合は”far”を使うわけですね。
例文↓
-
As far as I can tell, this is the best option.
私が判断する限り、これが最良の選択です。
関連記事:wonderの意味や使い方は?関連表現と例文付きで詳しく解説
~するとすぐに
上述の「~する限り」と同じく、高校英文法や大学受験で英語を頑張った人にとっては「英文法」の分野でよく見る”as long as~”の意味が「~するとすぐに」ですね。
英文法が得意だった方は、「~するとすぐに」の意味以上に、「beforeとafterやuntilみたいに、後ろが未来のことを表しても現在形で表すんだな」というポイントが頭に残っているでしょう。
下の例文のように、「Aの動作をするとすぐに、Bをする」という時間の前後関係を表す表現として”as long as~”が使われます。
例文↓
- As long as he arrives, we can start the meeting.
彼が到着したら、すぐにでも会議を始められます。 - As long as she finishes her work, she leaves the office.
彼女は仕事を終えるとすぐに、オフィスを出ます。
関連記事:「すぐに」は英語でなんて言う?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
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まとめ
この記事では、”as long as~”が意味する色んな表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、”as long as~”を使った英語表現を色んな意味で、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使えるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
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