「使い分ける」は英語でなんて言う?細かい意味や使い方ごとに紹介
「仕事とプライベートで服装を使い分ける」
「用途に応じてスマートフォンを使い分ける」
↑のように、状況や用途に応じて使うものを変えるときに「使い分ける」と言いますよね。
英語を話す外国人は、「使い分ける」を意味する英語を、細かい意味やニュアンス、使い方ごとに適切に使い分けます。
この記事では、そんな「使い分ける」を意味する英語表現を、細かい意味やニュアンス、使い方ごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、丸暗記に頼らない本質的な学びになることが期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、あなた自身も英語を話す外国人のように、「使い分ける」を意味する英語表現を、細かい意味やニュアンス、使い方ごとに適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「使い分ける」を意味する代表的な英語表現まとめ
「使い分ける」を意味する代表的な英語表現は、主に以下のとおりです。
distinguish
“distinguish”を使って「使い分ける」を英語で表現することができます。
“distinguish”は大学受験の共通テストや二次試験の英語でもよく出る英単語なので、高校英語や大学受験を頑張っていた方は見たことがある人も多いでしょう。
“distinguish”は「区別する」を意味する英語表現ですが、例えば「本音と建前を区別する」=「本音と建前を使い分ける」といった感じで、意味を連想して「使い分ける」の意味で使うことができます。
例文↓
- She can distinguish between different cooking utensils for various recipes.
彼女は色んなレシピに合わせて、違う調理器具を使い分けることができます。 - He distinguishes between formal and casual attire for different events.
彼は色んなイベントに合わせて、フォーマルな服とカジュアルな服を使い分けます。 - Diplomats distinguish between different languages depending on the people they are talking to.
外交官は話す相手に応じて、別の言語を使い分けます。
関連記事:炒める/煮る/焼くなど料理に使う英語表現を例文付きで紹介
divide
“divide”も「使い分ける」を英語で表現できます。
”divide”はもともと「分ける」を意味する表現ですね。
例えば、「服を季節ごとに分ける」→「服を季節ごとに使い分ける」といった感じで、「分ける」から意味を連想して「使い分ける」の意味でも使うイメージですね。
例文↓
- He divides his tasks by priority to manage his workload efficiently.
彼は優先順位をつけて業務をを使い分け、効率的に仕事を管理します。 - Accountants divide their budget into savings, expenses, and investments.
会計士は予算を貯蓄、支出、投資に使い分けます。 - She smoothly divides her time between work and her private life.
彼女は仕事とプライベートな生活の間で時間をスムーズに使い分けます。
tell apart
“tell apart”も「使い分ける」を英語で表現できます。
“tell apart”も、元々は「区別する」や「見分ける」の意味で使われる英語表現ですが、上述のdistinguishのように「区別する」の意味から連想して「使い分ける」という使い方をするイメージです。
例文↓
- IT specialists tell apart different software for specific business tasks.
IT技術者は指定された業務に合わせて異なるソフトウェアを使い分ける。 - Chefs tell apart knives for various culinary techniques.
シェフはナイフを色んな調理方法に合わせて使い分けます。 - Gardeners tell apart different tools for gardening tasks effortlessly.
庭師は園芸作業のために異なる道具を楽々と使い分けます。
differentiate
”differentiate”も「使い分ける」を表現できる英語表現です。
”differentiate”も、上述した”distinguish”や”tell apart”のように、「区別する」の意味から連想して「使い分ける」の意味でも使うことができる英語表現です。
”differentiate”は少しレベルの高い英単語ではありますが、形容詞の”different”(違う、異なる)や、名詞の”difference”(違い、差)は馴染が深いですよね。
”different”や”difference”が動詞の形になって、”differentiate”となり、「区別する」「使い分ける」の意味で使うイメージですね。
例文↓
- He differentiates his communication styles for colleagues and clients.
彼は同僚に対してと顧客に対してとでコミュニケーションスタイルを使い分ける。 - She differentiates her online presence between personal and professional profiles.
彼女はインターネット上で、個人用と職業用のプロフィールを使い分けます。
discriminate
”discriminate”も「使い分ける」を表現できる英語表現です。
”discriminate”は、大学受験英語や英検などで出る社会的な話題では「差別する」という意味でよく見かけますが、”distinguish”のように「区別する」の意味でも使える表現なんですね。
「区別する」の意味から連想して「使い分ける」の意味でも使われる英単語です。
例文↓
- Investors discriminate their investments based on market conditions.
投資家は市場の状況に応じて投資を使い分けます。 - She discriminates her painting techniques for various artistic styles.
彼女はさまざまな芸術スタイルに合わせて、絵を描くテクニックを使い分ける。
まとめ
この記事では、「使い分ける」を意味する英語表現を、細かい意味やニュアンス、使い方ごとに例文付きでお伝えしました。
この記事でお伝えしたことを活用して、ご自身の英語力の向上や、英会話の表現力の向上にお役立ていただければ幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。