「適当」は英語でなんて言う?細かい意味や使い方ごとに例文付きで紹介
「適当な仕事で顧客に迷惑をかけてはいけないよ。」
↑のように、「適当」と言うと「ちょうどいい」とか「いい加減な」の意味で使われることが多いですよね。
英語で「適当な」を表現するときは、意味の違いから色んな英語を使って「適当」を言い表します。
そこでこの記事では、「適当」を意味する英語表現を、細かい意味やニュアンス、使い方の違いから、例文付きで紹介します。
例文を交えてお伝えすることで、丸暗記に頼らない、本質的な学びになることが期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、あなた自身も英語を話す外国人のように、「適当」を意味する英語表現を、細かい意味や使い方ごとに適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「適当」を意味する英語表現まとめ
日本語で「適当」と言うと、「適当な長さ」だったり、「適当に決めておいて」といった感じで、「適切」という意味と「いい加減」という意味の2パターンで使われることがほとんどですね。
「適切」の意味で使われる「適当」と、「いい加減」という意味で使われる「適当」の英語表現を順番に見ていきましょう。
「適切」や「ちょうどいい」の意味合いで使われる「適当」の英語表現
まずは「適切」や「ちょうどいい」の意味で使われる「適当」の英語表現を見ていきましょう。主に以下の表現が使われます。
right / just right
「適切」や「ちょうどいい」の意味合いで使われる「適当」の英語表現として、”right”や”just right”があります。シンプルでわかりやすい表現ですね。
rightには色んな意味がありますが、「正しい」とか「良い」といった、「肯定的なこと」を幅広く意味します。
ですから、肯定的な”right”を使って、「適切」「ちょうどいい」の意味合いで「適当」を表現するわけですね。
例文↓
- The temperature is just right for a walk in the park.
公園を散歩するのにちょうどいい(適当な)気温です。 - That outfit looks just right for a casual dinner.
あんな感じの服装は、カジュアルなディナーにちょうど良さそう(適当そう)です。 - This solution is the right one for the problem at hand.
直近の問題にこの解決案は適切(適当)だ。
suitable
「適切」や「ちょうどいい」の意味合いで使われる「適当」の英語表現として、”suitable”も適切な使い方です。
”suitable”は「適切な」や「適正な」を意味する英語表現で、もともとは「似合う」や「相応しい」を意味する”suit”から来ています。
場や状況に「相応しい」ことから「適切」「ちょうどいい」を意味して「適当な」を表現できるわけですね。
例文↓
- This outfit is suitable for both casual and formal occasions.
この服装はカジュアルな場面でもフォーマルな場面でも適切(適当)な格好です。 - The time you suggested is suitable for everyone in the group.
あなたが提案した時間はグループ全員にとって適切(適当)です。 - The weather today is suitable for a picnic in the park.
本日の天気は公園でピクニックをするのにちょうど良い(適当)です。
appropriate
「適切」や「ちょうどいい」の意味合いで使われる「適当」の英語表現として、”appropriate”も適切な使い方です。
”appropriate”も、上述した”suitable”と同じく「適切な」や「相応しい」を意味する英語表現です。
ですから、「相応しい」ことを表して「適切な」「ちょうどいい」を意味する「適当」を表現できるわけですね。
例文↓
- Your comments were appropriate for the situation during the meeting.
あなたはミーティング中の状況に適切な(適当な)コメントをされましたね。 - His behavior was appropriate for the occasion.
彼の振る舞いはその場にふさわしかったです。 - A short break is appropriate after working for several hours.
数時間働いた後の短い休憩は適切(適当)です。
関連記事:certainlyの意味や使い方、読み方まで例文付きで丁寧に紹介
「いい加減な」の意味で使われる「適当」の英語表現
続いて「いい加減な」の意味で使われる「適当」の英語表現を見ていきましょう。以下の表現がよく使われます。
random
「いい加減な」の意味で使われる「適当」の英語表現として”random”が使われます。
”random”はカタカナで「ランダム」と言われるように、「手当たり次第に」や「無作為(むさくい)に」の意味で使われますよね。
”random”には他にも「でたらめな」や「行き当たりばったりな」といったニュアンスでも使われます。
「行き当たりばったりに、雑に何かを提示する」といったニュアンスで「いい加減な」の意味の「適当」を意味するイメージですね。
例文↓
- He gave a random answer without thinking carefully.
彼は考えなしに適当に答えを言った。 - She made a random decision without considering the consequences.
彼女は結果を考慮せずに適当に決断した。 - The measurements were taken in a random manner, leading to errors.
測定はいい加減に行われたため、誤差が生じた。
関連記事:たまたまは英語で何と言う?4つの表現を例文付きで解説
careless
「いい加減な」の意味で使われる「適当」の英語表現として”careless”も使われます。
“careless”はカタカナでも「ケアレスミス」と言われるように、注意が足りないことを差しますよね。
注意の足りなさを意味して、「いい加減」さを表現し、「適当」の意味で使われるイメージですね。
例文↓
- She made a careless decision without considering the possible risks.
彼女はリスクを考慮せずに、いい加減な(適当な)決断を下した。 - His careless attitude towards the project caused many mistakes.
彼のプロジェクトに対するいい加減な(適当な)態度が、多くのミスを引き起こした。 - The careless handling of the equipment led to its damage.
機器の取り扱いがいい加減(適当)だったせいで、壊してしまった。
lax
「適当な」を意味する英語表現として”lax”も挙げられます。
”lax”は「手抜きな」や「(基準などが)ゆるい」のニュアンスで「適当」を意味します。
例文↓
- The security measures were lax, allowing unauthorized access to the building.
セキュリティ対策が適当で、未認可の人まで建物に入ってしまった。 - A lax standard for quality control led to defective products being shipped.
品質管理の基準がゆるいため、不良品が出荷される結果となった。
まとめ
この記事では、「適当」を意味する色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「適当」を意味する色んな英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように、適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語の表現力をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。