バスケで使える英語フレーズ・用語集【プレー・戦術・指示も紹介】
「パス、パス!」
そんな言葉が飛び交うバスケットボールの現場には、実はたくさんの英語表現があふれています。
もともとバスケットボールはアメリカで生まれ、発展してきたスポーツ。
そのため、日本でプレーしているときに耳にする用語や掛け声の多くは、英語が語源となっています。
たとえば「ドリブル」「リバウンド」「タイムアウト」など、自然と使っている言葉も、実は英語由来のものばかり。
英語を学ぶ方にとって、バスケは身近な言葉から英語に親しむ絶好の機会です。
この記事では、試合や練習、指導や観戦の現場で使えるバスケットボール英語を、ジャンル別にご紹介。
英語学習にも活かせる、実践的な表現を厳選してお届けします。
関連記事:英語でスポーツの話をしよう!スポーツ英単語・用語まとめ
バスケの試合・プレー中に使う表現
まずはバスケの試合でプレー中に使う英語の表現を見ていきましょう。
Shoot!
意味:シュートして!
言葉どおりの意味ですね。
プレー中に仲間に向けて「シュートして!」と指示する場面で使います。
- 使用例:”You’re open! Shoot!”(空いてるよ、打って!)
Nice D!
意味:ナイスディフェンス!
”Nice defense!”の略。”defense”を頭文字の”D”だけで表しているわけですね。
省略されている分テンポ良く使われる表現です。
- 使用例:”Nice D! Way to stay in front!”(ナイスディフェンス!前に出て守ったね!)
Box out!
意味:リバウンドのために相手をブロックして!
ゴール下でリバウンドのポジションを確保するためのテクニックです。
直訳すると「箱の外に出す」というイメージになりますが、バスケの場面ではゴール下のリバウンド位置を確保する動き」を指すわけですね。
- 使用例:”Box out and get the rebound!”(ボックスアウトしてリバウンド取って!)
Pass it!
意味:パスして!
こちらも言葉どおりの意味ですね。
ボールを持っている味方にパスを促す表現です。
- 使用例:”Pass it to the corner!”(コーナーにパスして!)
Fast break!
意味:速攻!
相手のディフェンスが整う前に速く攻めるプレーを指して”Fast break!”と言います。
「Fast」は“速く”、“Break”は“切る・割る”という意味から、”Fast break”は「守備体制が整う前に、速く相手陣地を突き破って攻める」というニュアンスで、「速攻を仕掛ける」という意味で使われるわけですね。
- 使用例:”Let’s go! Fast break!”(行け!速攻だ!)
コート上のポジション英語
続いて、バスケットボールのポジションを表す英語表現です。
Point guard (PG)
意味:ポイントガード(司令塔)
チームの攻撃を指揮するポジションで、ボール運びやパスの判断が求められます。
ゲームメイクの中心的存在として、視野の広さや判断力が重要なポジションです。
Shooting guard (SG)
意味:シューティングガード(得点役)
本来ガードポジションではありますが、シュートを決めることが期待されるポジションでもあります。
3ポイントシュートやジャンプシュートが得意な選手が多く、ドリブルからの一対一や、外からの正確なシュートが武器となるポジションです。
Small forward (SF)
意味:スモールフォワード(万能型)
状況に応じて柔軟なプレーが求められる、ガードとフォワードの中間的な役割がスモールフォワードです。
Power forward (PF)
意味:パワーフォワード(ゴール下の要)
体を張ったプレーで得点やリバウンドを狙うポジションです。
Center (C)
意味:センター(チームの柱)
主にゴール下での得点やブロックショットを担当。
リバウンドやブロック、ゴール下での得点など、守備と攻撃の要となります。
身長とパワーが求められる場面が多いポジションです。
バスケの戦術や戦略に関する用語
続いて、バスケの戦術や戦略に関する用語の英語表現を見ていきましょう。
Pick and roll
意味:ピック・アンド・ロール(スクリーンプレー)
”Pick”は「(進行を)遮る」、”Roll”は「転がる」や「回る」という意味。
バスケットボールのプレーで言うと、オフェンスの選手がディフェンダーの進行を妨げ(=スクリーン)、その後すばやくゴール方向へ“転がる”ように動いてパスを受ける、という連携プレーを指して”Pick and roll”というわけですね。
Isolation (Iso)
意味:アイソレーション(一対一の攻め)
”Isolation”のもともとの意味は「孤立」ですが、バスケットボールにおいては、エース選手などが一対一で攻める戦術を指して使います。
誰か狙った選手にボールを託して得点を狙う戦術ですね。
Alley-oop
意味:アリウープ(空中連携プレー)
味方が投げたボールを空中でキャッチしてシュートする華麗な連携技を”Alley-oop”と言います。
ジャンプのタイミングとパスの精度が求められる、チームの息が合ってこそ成功する華麗な連携技です。
観戦・実況でよく聞く英語表現
バスケの試合観戦をする時に、実況でよく聞く英語表現を見ていきましょう。
生きた英語を感じられる場面です。
He drains it!
意味:シュートが決まった!
”drain”は液体を流しきるイメージの言葉ですが、バスケではきれいに決まるシュートの表現として使われます。
What a block!
意味:すごいブロックショット!
相手の得点を阻止する素晴らしい守備に対して、賛辞として使われます。
”What a ~”は「感嘆文」と呼ばれる英語の構文で、「なんて〜なんだ!」を意味しますから、「なんてブロックショットだ!」の意味になって「すごいブロックショットだ!」を表現するわけですね。
And one!
意味:バスケットカウント+1!
ファウルされながらもシュートを決め、フリースローも得られる状況を”And one!”と英語で実況されます。
得点を決めた上に、相手のファールで「もう一本」チャンスがあることを指すイメージですね。
He’s on fire!
意味:絶好調だ!
得点を連発している選手の勢いに対して使われる、実況の定番フレーズです。
It’s a buzzer beater!
意味:ブザービーターだ!
日本でもカタカナで「ブザービート」や「ブザービーター」と言ったりしますよね。
試合終了のブザーと同時にシュートが決まる、劇的な場面を表現するフレーズです。
まとめ
バスケットボールと英語はとても相性の良い組み合わせです。
試合や練習の中で自然と使われる英語表現は、ただ覚えるだけでなく「使いながら身につける」ことができます。
英語を学ぶ方にとって、バスケは身近な言葉から英語に親しむ絶好の機会。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語の表現力をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。