「数字」を英語で表現できますか?日本人がつまずきやすい表現もわかりやすく紹介!
日常生活を送る上で、数字は欠かせない存在です。
「数字の上ではそれは可能だ。」
「会社の一員として、しっかりと数字を出したい。」
日常会話でも「数字」という日本語は様々なシチュエーションで使われますよね。
それでは、その「数字」について英語で表現出来るでしょうか?
多くの人が「Number」という英単語を思い浮かべたかと思います。
しかし、例えば「会社の一員として数字を出す」の「数字」は文字通りの数字を表すのではなく「業績」という意味で使われていて、「Number」で表現するのはあまり自然ではありません。
つまり、Numberだけで万能に「数字」を表せるわけではないということです。
そこでこの記事では、日本人がつまずきやすい様々な「数字」の英語表現についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わるころには、ややこしい「数字」の英語表現について適切な使い分け方を十分に理解しているのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
つまずきやすい「数字」の英語表現ポイントまとめ!
日本人にとってつまずきやすかったり、馴染みがない英語表現の特徴として、大きく以下の3点に分けることができます。
- 意味による表現の幅
- 大きな数字の位
- 4桁の西暦
順番に見ていきましょう。
1.意味による表現の幅
意味による表現の幅とは、「数字」が表す意味によって英語の表現が変化することを指します。
具体的に言えば…
「会社の一員として『数字』を出す。」
↑ちょうど冒頭でお伝えした例文です。この「数字」が「業績」を意味しているので、Numberとは別の英単語の方が自然だという話がそれに当たります。
それでは具体的に「数字」が持つ意味とそれに対応した英語表現について見ていきましょう。
Number
Numberは、そのままズバリ「数字」や「番号」を表すときに広く使われます。
Room number 303(部屋番号303)
Daily visitor numbers are restricted.(日々の訪問者数は制限されている。)
表現したい「数字」という言葉をストレートに表現したい時にはNumberが使えます。
Figure
Figureは、統計的な数字や営業成績などの数字を表す時に使われます。
冒頭の「会社の一員として数字を出したい。」を表す時は、Figureを使えば良かったわけですね。
Recent sales figures are very encouraging.
最近の営業成績はとても好調だ。
Our figures show that sales have increased over the past year.
この数値は売り上げが過去一年を通して増加していることを示している。
これらの例文に共通するイメージとして、Figureが持つ元々の意味「姿、形」にあります。
例えば…
統計的な数字であれば、目に見えない変化を観察したことによって数字という形として姿を見せた。
営業成績であれば、社員たちの目に見えない営業努力が営業成績という形として数字という形で現れた。
というイメージを持てば、適切なタイミングで数字を表す際に「Figure」を使うことが出来ますよね。
ぜひ意味と表現を暗記するのではなく、英単語のコアイメージを掴んでみてください。
Digit
Digitは「数字ひとつ」を表す表現です。
少しややこしいのですが、「WordとLetterの違い」をイメージしていただければわかりやすいです。
Wordは、DogやCatなどの「単語」を表すのに対して、Letterは「A, B, C…」などの文字を表します。
それと同じように、Numberには12、13、14などの連続した数字も含みますが、Digitは0~9までの単一の数字だけを表します。
The number 480 has three digits: 4, 8 and 0.(480という数字には三つの数が含まれている。4,8,そして0だ。)
2.大きな数字の位
「10はten、100はHundred、1,000はThousand、では1万は?」
こんなちょっと意地悪な聞かれ方をして、即答できる人は少ないです。
これには明確な理由があります。
それは日本語と英語では数字の位のとらえ方が少し違うからです。
日本語で数字の位を扱うときは、1から1万まで一、十、百、千、万と、位の名前が変わっていきます。
その後10万から1,000万まで万という位を使います。その後、億や兆も同じように1,000まで同じ位を使いますよね。
カンマの位置で判断すると簡単
対して、英語ではカンマの位置で位を区切ります。
千は1,000なのでOne thousand、1万は10,000なので 、カンマで区切ると10と000という数字が見えてきますよね。
よってTen thousandになるわけです。
同じように10万は100,000なのでA hundred thousandですし、100万は1,000,000なので、カンマが一つふえて位が変わり One millionとなるわけです。
この項で最初にした「10はten、100はHundred、1,000はThousand、では1万は?」という質問は、わざと1万だけカンマを隠すような聞き方をしたので「意地悪な聞かれ方」と言ったわけですね。
大きな位の読み方
英語ではカンマが一つ増えるごとに、Thousand→Million→Billion→Trillionと位の読み方が変わります。
カンマに準拠して位が変わるので、日本語との違いに注意する必要がありますね。
しかし裏を返して言えば、数字表記をした時にカンマの数を見ればその通りに発音していけるので、頭の中で法則化してしまえばとても楽なので覚えてしまうと楽ですよ。
3.4桁の西暦
「1980年って、英語でなんて言うの?」と聞かれたときに、即答できる日本人は少ないです。
英語圏では4桁の西暦を二桁の数字に分けることで表現します。
1980年であれば、19と80に分けて「Nineteen eighty」と表現します。
One thousand nine hundred eightyでも通じないことはありませんが、英語圏では2桁ずつに分ける方法の方が自然で通じやすいですし、なにより慣れてしまえば2桁ずつに分けた方が言い表しやすいです。
とっさに4桁の西暦をこの表現で言い表すことが出来たらとても格好いいので、ぜひ使えるようになりたいですね。
すぐに覚えられるその他の数字の英語表現
上述したポイントに加えて、「併せて覚えて損はない、すぐに覚えられる数字の英語表現」についてもお伝えしていきます。
- 小数点
- And表現
小数点
「3.14って、英語でなんて言うの?」
この質問も即答できる日本人は少ないです。
中学英語では習いはしますが、それを覚えていて即運用できる人は少ないということです。
英語で小数点を表す時は、整数を読み上げ、小数点を「Point」と発音した後に小数点以下をひとつずつ発音していきます。
日本語で「さんてんいちよん」と発音するように、英語では「Three point one four」と発音していくイメージです。
読み方さえ覚えてしまえば、日本語と同じ感覚で読んでいけるので覚えておいて損はありませんね。
And表現
日本語でも、少し端数が出た時「5,000と8円です」と言うことがありますよね。
この時の「と」と同じように、端数を区別して下一桁もしくは二桁の前に「and」を入れて読むこともあります。
Five thousand and eight yen.(5,000と8円)
こちらも日本語と同じ感覚で言い表すことが出来るので、ぜひ覚えておきたい表現ですね。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。