英語で時間はどう表記する?4つの書き方・言い方
みなさんは、時間の連絡をするとき、「英語ではどう言えばいいのだろう」とお困りになったことはありませんか。
「10時30分から会議をはじめたいと思います」「明日の正午までにご連絡いただけませんか」というように仕事では時間の連絡をすることはよくありますよね。
こちらは、そんな英語での時間の書き方、言い方をご紹介している記事です。英語での時間の表記にはいくつかルールがありますので、ぜひこちらで確認してください。
本記事でわかること
- 時間の書き方と言い方
- 時間のたずね方
- 時間に関するフレーズ
目次
「時間」の4つの英語表記
それでは早速ですが、英語における時間表記のルールをご紹介していきます。英語では、4つの時刻の表し方があります。ひとつずつ見ていきましょう。
a.m. / p.m.(午前/午後)
1つ目は、am / pmです。日本語にすると、amが午前、pmが午後を表します。日本語では15時や20時といったりしますが、これは24時制といって、英語圏では一般的ではありません。英語圏では12時制を使っており、午前3時、午後3時という言い方をします。
書き方としては、3 a.m. / p.m.とするか、分まで書くなら3:00 a.m. / p.m.とします。また、amとpmの表記にも、小文字や大文字(a.m. / p.m.、A.M. / P.M.)、ピリオドなし(am / pm、AM / PM)などがありますが、どれを使ってもかまいません。
- We are pleased to invite you to our house for dinner at 6:00 p.m. on Sunday, March 3.
(3月3日、日曜日、午後6時からの夕食に、よろこんでお招きいたします。) - The next meeting will be held on June 1 from 11:30 AM to 2:00 PM in the conference room 301.
(次の会議は、6月1日午前11時30分から午後2時まで301会議室で行います。) - I’m leaving the office at 7 pm.
(午後7時に会社から出ます。)
o’clock(○○時)
2つ目は、o’clockです。時間の後ろに置いてsix o’clock(6時)、nine o’clock(9時)といった言い方をします。ただし、o’clockは「何時ちょうど」という意味があり、分を指して使うことができません。
そのため、6時半をsix thirty o’clockとは言わないので注意が必要です。また、o’clockは午前と午後がはっきりしないので、午前、午後をきちんと伝えたいときはam / pmを使う、もしくは後ろにin the morning(朝に)、in the afternoon(お昼に)というようにしましょう。
- Would it be convenient for you to see me at six o’clock?
(6時にお会いいただけますでしょうか。) - We will be arriving at Narita Airport at seven o’clock in the morning.
(朝7時に、成田空港に到着いたします。) - The meeting starts at 2 pm, so we should leave here at one o’clock.
(会議が2時に始まるので、ここを1時に出ましょう。)
数字をそのまま言う
3つ目は、数字をそのまま言うというもの。たとえば2時45分というときは、後ろに何もつけず、two forty-five(2・45)とそのまま読みあげます。文書やEメールというよりは、口語的な表現です。
そのため、たとえば「会社を6時30分に出る」と言うときは、「I’ll leave the office at six thirty」、メールで書くときは「I’ll leave the office at 6:30 pm.」といった使い分けをしましょう。
ちなみに、5分や7分といった一桁の時間をいうときは、six five(6・5)ではなく、six oh five(6・05)というように、0をきちんと発音します。
- What time is it now?
(いま何時ですか?)
It’s six oh five.
(6時5分です。) - Please tell him to call me by two forty-five. I have to let them know by three.
2時45分までに電話をくれるようお伝えください。3時までに知らせなくてはいけないので。 - Our meeting is scheduled at three thirty this Friday.
(会議は、金曜日の3時半に予定されています。)
to、before、past、afterを使った表現
4つ目は、to、before、past、afterを使った表現です。「6時5分前」「7時10分過ぎ」といった言い方になります。toとbeforeは「何時まであと何分」と言うとき、past、afterは「何時から何分すぎた」と言うときに使います。
たとえば、4時50分を表すときは、5時まであと10分(= 5時10分前)ですので、ten to fiveもしくはten before fiveといいます。また、past、afterと使うときは、時刻が5時10分であれば、ten past five、ten after fiveという言い方になります。
- Now, it’s ten to(before)twelve. Where do you want to go for lunch?
(12時10分前だ。昼ごはんどこに行こうか?) - Let‘s take a ten-minutes break, and come back at fifteen past(after)five.
(10分休憩を取って、5時15分に戻ってきてください。)
ちなみに、15分単位であればquarter、30分単位であればhalfが使えます。たとえば、4時45分ならquarter to five(= 5時15分まえ)、4時30分ならhalf past four(= 4時30分すぎ)という言い方もされますので、あわせて覚えてみてもいいかもです。
- It’s already half past eight, but I haven’t finished my work yet.
(もうすでに8時半だ。でもまだ仕事が終わってない。) - It’s already quarter before eight, but I haven’t finished my work yet.
(もうすでに7時45分だ。でもまだ仕事が終わってない。)
時間を尋ねる英語表現
これまで、時間の書き方と言い方をご紹介してきました。つづいては、時間の聞き方をご紹介したいと思います。一般的な聞き方や、丁寧な言い回しをいくつかご紹介したいと思います。
What time is it?(何時ですか)
最も一般的な時間の聞き方です。「何時ですか」といった表現になります。家族や友人、同僚といった近い関係にある人に対して使われます。同じような表現に、”What’s the time?” や “what time is it now?” があります。
- What time is it?
(いま何時?)
It’s almost 10 o’clock.
(もうすぐ10時だよ。) - What’s the time?
(いま何時?)
It’s ten thirty.
(10時30分だよ。)
Could you please tell me the time?(時間を教えていただけませんか?)
「時間を教えていただけませんか」という丁寧な表現です。見ず知らずの人に対してや、フォーマルな場面などで使われます。言いかえとして、Would you please tell me the timeということもできます。
- Could you please tell me the time?
(時間を教えていただけませんか。)
It’s half past six.
(6時30分です。)
Do you know what time it is?(いま何時か知っていますか?)
「いま何時か知っていますか」というような聞き方です。教えてと言うよりは、知っているかをきく間接的な訊ね方で、what time is itよりも丁寧な印象になります。語尾がis itにならないように注意しましょう。
- Excuse me, do you know what time it is now?
(すみません、いま何時かわかりますか。)
Sorry, I don’t know. Maybe it’s around 4:00.
(すみませんわかりません。4時ぐらいだと思います。)
時間に関する英語とフレーズ
最後になりますが、こちらでは時間に関するフレーズやイディオムをいくつかご紹介したいと思います。なかにはよく耳にするものもありますので、ぜひチェックしてみてください。
just in time(ギリギリ間に合う)
just in timeは、「ギリギリ間に合う、すんでのところで」といった意味のフレーズです。「ぎりぎりセーフで間にあってよかった」というようなポジティブな使い方がされます。
on time(時間通りに)
on timeには「時間通りに、約束の時間に」という意味があります。“The train arrived on time.”(時間通りに電車が着いた)というように、時間に遅れないさまを表します。
punctual(時間を良く守る)
こちらもon timeと同じような意味があります。どちらかというと人に対して使われ「時間をよく守る、時間を固く守る」という意味の形容詞です。
beat the clock(予定より早く仕事をすませる)
beat the clockは、「予定より早く仕事をすませる」という意味のフレーズです。直訳すると、「時間を打ち負かす」となり、急いで時間の前までに終わらせるという意味があります。
run out of time(時間がなくなる、オーバーする)
run out of timeは「時間がなくなる、オーバーする」という意味のフレーズです。進行形を使って、”The time is running out.” や ”We‘re running out of time.”というフレーズも「時間がもうない」という意味でよく使われます。
pressed for time(時間に追われている)
pressed for timeは、「時間がなくて困る」という意味があります。pressには圧迫という意味がありますが、時間に圧迫されている、すなわち「時間に追われている」ということを表します。” I am pressed for time.” といった使い方をします。
spare time(空いた時間)
spareには「余分な、手すきの」という意味があり、spare timeは「空いた時間」を表します。お願いしたいことがあるとき、「いま時間ある?」という言い方で、”Do you have some spare time?” と言ったりします。
take one’s time(ゆっくりやる、時間をかけてする)
take one’s timeとは、「ゆっくりやる、時間をかけてする」という意味のフレーズです。しばし相手をなだめるときなどに、”Take you time.” や ”Take all the time you need.”と言ったりします。
まとめ
こちらでは、英語における時間の表記と、時間にまつわるさまざまなフレーズをご紹介しました。基本的に時間を表すときは、am/pmやo’clockを使いますが、口語では数字をそのまま言うだけのことが多いです。
ただtoやpastといった表現もわりとよく聞きますので、あわせて覚えておくと役に立つと思います。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。