IELTS5.5のレベル・難易度・勉強方法まとめ
「海外留学のためにIELTSを受験したい」「でもどのくらいのスコアを目指せばいいのか分からない」
上記の様に悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
そこで本記事では、IELTS5.5のスコアに焦点を当ててレベルや取得難易度、勉強方法についてまとめました。
結論からお伝えすると、IELTS5.5は海外への短期留学や語学学校への留学のためには十分なスコアです。しかし英語圏の大学に留学するのであれば、最低でもIELTS6.0以上のスコアは取っておきたいところ。
よって場合によっては、IELTS5.5ではなくIELTS6.0を目指すというのも1つの考えです。もしくは期間があるのであれば、先にIELTS5.5を目指し、その後IELTS6.0という様にステップアップしてもいいでしょう。
IELTS5.5を取得したい方やIELTS5.5のレベル感について気になる方はぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
IELTS5.5の難易度
IELTS5.5の取得難易度について、他の英語資格試験と比較しつつ考えてみましょう。
IELTS | TOEIC | 英検 | TOEFL iBT |
---|---|---|---|
7.5 | 970~990 | – | 102~109 |
7.0 | 870~970 | 1級 | 94~101 |
6.5 | 820~870 | – | 79~93 |
6.0 | 740~820 | 準1級 | 60~78 |
5.5 | 600~740 | – | 46~59 |
5.0 | 550~600 | 2級 | 35~45 |
上記の表を見るとIELTS5.5は…
- TOEIC600〜740点レベル
- 英検2級〜準1級レベル
- TOEFL 46〜59点レベル
となります。
これまでにTOEIC・英検・TOEFLのいずれかを受験したことがある方は、自身が持っているスコアや級と比べてみることで、あなたにとってIELTS5.5がどのくらいの難易度であるのかを推測できます。
上記の表では、IELTS5.5を英検2級〜準1級レベルと記載しています。英検2級は高校卒業レベルで、英検準1級は大学中級レベルです。
よってIELTS5.5を取得するには高校卒業レベル以上大学中級レベル未満の英語力が求められます。中学高校レベルの英語が怪しい方にとっては大変ですが、中学高校レベルの英語さえ身についていれば1ヶ月や2ヶ月といった短期間の対策でIELTS5.5を取得することも十分可能です。
IELTS5.5のレベル
IELTS5.5のレベルについて、以下2つの観点から解説します。
- IELTS5.5を取得するのに必要な勉強時間
- IELTS5.5を取得すればできること
それぞれ詳しく見ていきましょう。
IELTS5.5を取得するのに必要な勉強時間
IELTS5.5を取得するのに必要な勉強時間は、勉強の効率やあなたの現在の英語力によって異なります。
一般的に言われている、日本人がIELTS5.5を取得するために必要な勉強時間は以下の通りです。
- IELTS4.0レベルの方:500時間程度
- IELTS5.0レベルの方:200時間程度
まずは上記の勉強時間を目安にして「自分だったら1日に何時間勉強できる」「だからこれくらいの学習期間が必要になる」と考えてみてください。
※上記の値はあくまで参考程度に考えてください。
IELTS5.5を取得すればできること
海外への大学への留学条件はIELTS6.0〜とされていることが多いです。よってIELTS5.5を取得しても、好きな大学に留学する権利を得られるわけではありません。
IELTS5.5を取得すれば、英語圏の大学への留学条件はクリアできなくても、以下のことができるようになります。
- 非英語圏の大学への留学
- 英語圏の短大や語学学校への留学
また英語圏の大学であっても、準備コースを設けている大学であれば留学できるケースがあります。以下は、IELTS5.5で準備コースに留学できる大学の中で学力が世界ランキング100位以内の大学の一覧です。
- オーストラリア国立大学
- シドニー大学
- クイーンズランド大学
- ブリティッシュコロンビア大学
- オークランド大学
上記の大学に留学できるのはあくまで準備コースのみで直接正式に留学する場合にはIELTS6.5以上のスコアが求められます。
よってIELTS5.5を取得して満足するのではなく、IELTS6.0・IELTS6.5と常に上を目指していく必要があります。
IELTS6.0・IELTS6.5を取得するための勉強方法やレベル感については、以下の記事で詳しく解説しています。
IELTS5.5を取得するための勉強方法
IELTS5.5を取得するためには、以下のスコア配分を目指すのが一般的です。
- リーディング:5.5
- リスニング:5.5
- ライティング:5.0
- スピーキング:5.0
リーディングとリスニングで5.5を取得するためには、半分程度の問題に正解する必要があります。
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング、それぞれに必要な勉強方法について見てみましょう。
リーディング
リーディングでは、英検準1級で出題されるレベルの単語は全て分かる状態を目指しましょう。リーディング対策として英検準1級を受験してみるのも1つの手です。
語彙力は、リーディングのみならず他の技能でも役立ちます。
またリーディングで5.5を取得するためには、半分程度の問題に正解する必要があります。これはつまり、半分程度の問題は間違えてもいいということになります。
難問に固執して時間を無駄にするのではなく、時には諦めるという決断も必要です。
リスニング
リスニングでは、話の流れを理解する能力が必要です。一言一句全て聞き取って理解できるのがベストですが、そこまでできなくてもIELTS5.5でしたら十分取得可能です。
普段リスニングの学習をする際に、音声を聴き終えた後にその内容を要約する癖をつけましょう。そうすることで話の流れを理解する力がついてリスニングスコアのアップにつながります。
ライティング
ライティングでは、時間内に指定の文字数を書ききれるように学習をする必要があります。普段英文を聞いたり読んだりはしても、書く機会がないという方は多いはずです。
そういった方は、まずは簡単な文章でいいので英文を書くことに慣れましょう。そしてできるだけ簡単な言い回しを多用できるようになりましょう。
まずは短い文章でも構いませんので、少しずつ文章量を増やしていくことがおすすめです。
スピーキング
スピーキングでは、どんな問いに対しても答えきる英語力が必要です。詰まってしまったり沈黙してしまったりしては、大きなマイナスになります。
ライティングと同様に難しい文章を作る必要はありません。ただし簡単な文章でも構わないので、2つ以上の文章を作成して回答することを心がけましょう。
そもそも英語を話す機会がなく、英語を話す相手もいないという方は、英語コーチングスクールを利用してみるのも1つの手です。
まとめ
IELTS5.5のスコアに焦点を当ててレベルや取得難易度、勉強方法についてまとめました。必要な情報が手に入ったら、あとは実際に学習を始めるだけです。
早速本日からIELTS5.5の取得に向けて動き出してみてください。また自力でIELTS5.5を取得することが難しそうだという場合には、英語コーチングスクールの受講も検討してみてください。
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。