「難しい」は英語で?「difficult」以外に使える英単語一覧と使い分け!【例文付き】
「難しい」を英語に翻訳すると「Difficult」になります。
中学校で習う英単語なので、馴染み深い英語だと感じる人も多いでしょう。
しかし「難しい」とひと口に言っても、「難しい問題ですね」や「即日の回答は難しい(無理)です。」など、場面によって色んな意味を含んで使われますよね。
英語では、「難しい」の意味合いによって別の言葉で表現します。
しかし、ご安心ください。
それらの表現を丸暗記しなくても、それぞれの英語の「イメージ」を掴むことができれば適切に使い分けられるようになります。
この記事では、「難しい」を表す色んな英語表現を例文付きで紹介していきます。
目次
「難しい」を表す英語表現
「難しい」を表す英語表現には、主に以下の表現が使えます。
Difficult
冒頭でもお伝えした「難しい」を表す基礎的な英単語の「Difficult」。
Difficultは文字通り、「頭を悩ませるような難しさ、難易度の高さ、困難なこと」を表す「難しさ」を表す形容詞です。
例文↓
- I found this book very difficult.
私はこの本がたいへん難しいとわかった。 - It is difficult to play the piano.
ピアノを弾くのは難しい。 - That’s a very difficult question to answer.
それは答えるのがとても難しい質問だね。
Challenging
ビジネスシーンでよく使われる、「無理です。できません。」のニュアンスを持った「難しい」は、英語で「Challenging」と表現できます。
カタカナ英語で「チャレンジ」と聞くと、「挑戦」という意味を真っ先に浮かべますが、英語の「Challenge」はとても広い意味を持った英単語で、「無理です。できそうにないです。」のニュアンスを含んだ「難しいです。」を表せます。
例えば先述の「Difficult」を使って、「難しいけど頑張ってみます。」と言うと、「ある程度は良い成果を期待できそうかな」という期待値をもたせますが、「Challenging」を使って「難しいけど頑張ってみます。」と言うと、「あぁ、期待しない方が良さそうだな。」という印象になるイメージです。
Challengingで表す「難しいけど頑張ってみます。」の方は、日本語で言う「善処します。」みたいなイメージだともいえますね。
例文↓
- This project might be challenging for you.
このプロジェクトはあなたにとって少し困難(難しい)かもしれない。 - This task is challenging.
このタスク(課題)は少し困難だ。 - It’s possible but highly challenging.
それは(理論上)可能だが大変むずかしい。
※Challengingには「やりがいがある」という意味もあるので、前後の文脈から判断する必要が出る場面もあります。
例↓
- This task is challenging.
このタスク(課題)は少し困難だ。 - This task is challenging.
これはやりがいがあるタスク(課題)だ。
関連記事:「I see」の意味は「わかった」でOK?日本人が意外と知らない本当のニュアンスとは
「難しい」に似た意味で使える英語表現
上述した2つの「難しい」を表す英語表現以外にも、英文の作り方次第で「難しい」を表せたり、「難しい」に似た意味の英文を作ることができる表現もあります。
Hard
Hardはもともと「大変な」という意味で使われますが、使い方によっては「難しい」の意味で使うこともできます。
例文↓
- That problem is a bit hard for me.
その問題は私には少し難しいです。 - It’s hard to stop smoking.
たばこをやめるのは難しい。 - It is hard for me to understand French.
僕がフランス語を理解するのは難しい(大変だ)。
↑例文のように、「大変だ」という意味が文脈によって「難しい」と訳しても自然になるわけですね。
Tough
Toughも上述の「Hard」と同じように、もともと「大変な」を意味しながらも、使い方によって「難しい」の意味になる英語表現です。
Hardと似た意味を持ちますし、同じ使い方ができるので合わせて覚えておくと役立ちますよ。
例文↓
- That problem is a bit tough for me.
その問題は私には少し難しいです。 - It’s tough to stop smoking.
たばこをやめるのは骨が折れる(難しい)。 - It is tough for me to understand French.
僕にとってフランス語を理解するのは骨が折れる(難しい)。
↑例文で少し触れたように、Toughには「骨が折れる」ような大変さ、難しさを連想させるニュアンスがあります。
スポーツなどで「あいつはタフなやつだ」と言うと、「体力がとても豊富で、倒したり疲れさせるのが難しい人」のことを指しますよね。
そんなイメージで、「解決するのに時間や労力がかかる」ニュアンスで「難しい」を表現できます。
日本語訳よりも少しだけ踏み込んだ「イメージ」を持っていると、英会話の間でもとっさに出て来やすいですよ。
Complicated
Complicatedは、直訳すると「複雑な」を表す表現です。
もともとはComplicateという「複雑にする。わかりにくくする。」という意味で、Complicateが過去分詞形になってComplicatedになっています。
直接「難しい」を表す言葉ではありませんが、単純に「複雑なもの、わかりにくいもの」って「難しいもの」ですよね。
なので、転じて「難しい」ものを表現するときにComplicatedは役に立つ表現だといえます。
例文↓
- The task is complicated.
タスク(作業)は一筋縄ではいかない(難しい)。 - He’s really complicated.
彼(の性格)は非常に分かりにくい(気難しい)。 - It was beyond him to deal with such complicated matters.
そんな複雑な(難しい)問題を処理するのは彼の能力を超えていた。
関連記事:「検討する」は英語で何て言う?ビジネスで使われる表現とフレーズ
まとめ
この記事では、「難しい」を表す英語表現を、各英語表現のニュアンスごとに例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、日本語訳での「難しい」だけでなく、ビジネスシーンで登場する「難しいです(無理です)」といった含みのあるニュアンスを含んだ言い回しも含めて適切に使い分けることができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
また、英語学習方法にお悩みの方や英会話スクールで英語力が思っていたより伸びなかったという人におすすめなのが、英語コーチングです。
英語コーチングのTORAIZでは、あらゆる英語学習の中から、あなたにとってベストな英語学習をカスタムして、飛躍的な英語力の向上を図ることが出来ます。
英語コーチングとは、ただ英語を教えるだけでなく科学的根拠に基づいて効果的な勉強法を無理なく継続させる事に注力した英会話サービスです。
TORAIZは、そんなコーチング英会話の中でも継続率が91%以上!
英語力だけでなくコーチングの技術も洗練されたコンサルタントが、あなただけのために作られたスケジュールを管理しながら、無理なく挫折しない方法であなたをサポートします。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。