こども英会話教室の月謝額は平均するといくら?各レッスン形態ごとにわかりやすく紹介
こどもを英会話教室の月謝額の平均は、レッスンの形態によって大きく上下します。
英語を始めとする語学(第二言語習得)は、始めるのが早いほど有利なことが科学的にわかっていますから、こどものうちから英語教室に通わせたいと考える親御さんは多いです。(親世代がこどもにさせたい習い事ランキングは、プログラミングに次いで2位です。)
加えて学校英語も科目としての英語教育が2年間前倒しになる、大学受験の英語では4技能試験が導入されるなど、数年前から環境が大きく変わっています。
そこでこの記事では、こどもが英会話教室に通う場合、各レッスン形態でどれくらいの月謝額になるのかの平均値をお伝えします。
この記事を読み終わる頃には、レッスン形態ごとの月謝の平均額がわかるだけでなく、なぜそのレッスン形態では月謝がその平均価格に落ち着くのか、そして各レッスン形態がどんな特徴を持っているのかをしっかり理解しているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
こども英会話教室レッスン形態別月謝平均額まとめ
こども英会話教室の月謝平均額は、レッスンの形態によって大きく変わります。
こども英会話教室の月謝平均額は、価格が低い順番に大きく分けて以下の形態で決まります。
- オンラインレッスン
- グループレッスン
- 少人数レッスン
- マンツーマンレッスン
順番に見ていきましょう。
1.オンラインレッスン 1,500円〜7,000円程度
こども英会話教室の月謝平均額が最も安く抑えられる傾向にあるのがオンラインレッスン形式です。
約1,500円〜7,000円程度と振れ幅があるのは、レッスン頻度によって価格が変わるからです。
チケット制で月に2〜3回のレッスンで約1,000円程度に収まる場合もあれば、週2回(月8回)のコースで約7,000円程度になる場合もあります。
感染症対策でリモートワークやオンラインでの活動が広く普及し、オンライン英会話レッスンもさらに身近に感じるようになった人もいるでしょう。
「価格が安い分、レッスンの効果も薄いのでは…?」と心配される方もいらっしゃるかも知れませんが、そんなことはありません。
オンラインレッスンが他のレッスン形態よりも安価になる理由は、レッスンを開催する側のスクールが、教室や機材を用意する必要がないので、教室や機材の浮いた必要経費分を月謝の価格設定に還元できるからです。
つまり、講師やレッスンの質とは違う部分で価格を下げているわけですね。
また、レッスンがオンラインであることで時間や場所にとらわれずに受講しやすい点も大きなメリットです。
関連記事:英語はオンライン授業と対面授業どちらで学ぶべき?両者を徹底比較
2.グループレッスン 8,000円〜10,000円程度
こども英会話教室のレッスン形態の中で、ポピュラーで馴染みがあるのがこのグループレッスンでしょう。
他のお子さん達(受講生)と一緒にレッスンを受ける形態です。
月謝の価格は、受講するお子さんの年齢や学年によって変動します。
グループレッスンは、後述する少人数レッスンやマンツーマンレッスンに比べて、少人数の講師でたくさんのお子さん達(受講生)にレッスンを行うことができます。
一度にたくさんのお子さん達(受講生)を相手するレッスンを行える分だけ、レッスンの費用にも還元されるため月謝も安く抑えられる傾向にあるわけですね。
グループレッスンでは月謝額を低額に抑えられるだけでなく、同じ教室で学ぶ友だちができることで、お子さんの交友関係が広がるほか、お子さん(受講生)同士のグループワークもできるので「講師(先生)からお子さん(生徒さん)への一方通行な授業」になることも防げます。
対して、たくさんのお子さん(受講生)と一緒に受講する性質上、以下のような注意点もあります。
- 理解度の把握などの細やかな配慮は難しくなる
- お子さんが人見知り、注意力が低いなどの特徴を持つ場合、授業に参加しきれないなど、指導が行き届かない可能性もある
お子さんの性格や適正を考えて、レッスン形態を決める必要がありますね。
関連記事:小学校から英語教育が開始?具体的に何を学んでいるの?詳しく解説
3.少人数レッスン 15,000円程度
少人数レッスンになると少し平均の月謝額が上がり、15,000円程度となります。
多人数で行われるグループレッスンとは逆に、お子さん(受講生)ひとりあたりの講師(先生)と、教室の数が少なくなるので、その分が月謝額にも反映されるわけですね。
少人数レッスンでは多人数のグループレッスンに比べて、以下2点の利点があります。
- 発言の機会が多い
- 理解度の把握などの細やかな配慮が期待できる
多人数のグループレッスンに比べて、講師(先生)がお子さん(受講生)ひとりひとりにかける時間が増えますから、先生がお子さんに質問をする、発言を求める機会も増えます。
英語での発言の機会が増えれば、より濃密なレッスンになると言えます。
また同じくお子さんひとりひとりにかける時間が増えることで、お子さんひとりひとりに対する意識配りが濃密になります。
先生のお子さんに対する気配りが濃密になることで、細かいミスやその原因にも気がつくようになり、より的確なアドバイスや指導を期待できるわけですね。
ただし、多人数のグループレッスンに比べると、以下の注意点もあることを留意する必要もあります。
- 知り合えるレッスンメイトは数が限られる
- 大人数レッスンよりも「お塾感」が出る場合も
お子さんの性格や適正を考えて、レッスン形態を決める必要がありますね。
関連記事:インターナショナルスクールの学費はいくら?高いのはなぜ?理由を解説
4.マンツーマン(1対1)レッスン 25,000円程度
マンツーマン(1対1)レッスンでは、月謝の平均額がグッと上がって25,000円程度になります。
講師(先生)一人につき、生徒が一人なので、教室と先生を独り占めするために月謝額にも反映されるわけですね。
マンツーマン(1対1)レッスンでは、先生を独り占めできることで、「お子さん(受講生)に合わせたレッスンが可能」という大きな利点があります。
前述していた多人数レッスンはもちろん、少人数レッスンでは「個人に合わせたレッスンの最適化」は難しいです。他の生徒さんもいるからです。
対してマンツーマン(1対1)レッスンであれば、先生が生徒ひとりに集中できるので、生徒の理解度や覚え方の個性を考えて、レッスンの進めるスピードや教え方を調節することができます。
英語をしっかり学ぶ、英検や高校、大学受験などのハッキリとした目標、目的がある場合に絶大な効果を表します。
対して、「こどものうちは勉強感覚じゃなくて、お友だちと仲良くにぎやかに、英語に親しんでほしい」などの方針の場合は、グループレッスンの方が授業形態やコストパフォーマンス面でもマッチするでしょう。
関連記事:子供の英語教育はいつから始めるべきか?早期英語学習のメリット
まとめ
この記事では、こども英会話教室の平均月謝額について、安価な順からオンライン英会話、グループレッスン、少人数レッスン、マンツーマンレッスンに分けてお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、こども英会話教室について、レッスン形態ごとの平均月謝額だけではなく、それぞれの平均月謝額がなぜその平均月謝額で適正価格なのか、そしてレッスン形態ごとの特徴まで理解を深めているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語教育に対する理解をより深められたら幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。