英検でる順パス単の概要や効率的な使い方を紹介【アプリも】
英検対策の中でも、級を問わず最重要と言っても過言ではないのが単語学習です。そして数ある英検対策用の単語帳の中で最も人気のあるシリーズが「パス単」です。
単語帳の特徴を理解したり、正しい使い方で学習を行ったりすることで、より効率的に単語を覚えられます。
そこで今回は、英検でる順パス単の概要や効率的な使い方についてまとめました。
「英検対策のためにパス単の購入を検討している」「パス単をすでに持っている」という方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
記事を最後までチェックすれば、パス単を使って英検対策をする上で知っておきたいことが一通り分かりますよ。
目次
英検でる順パス単の概要
でる順パス単シリーズは、1998年に刊行された、ロングセラーの英検対策用単語帳です。過去10年の過去問を分析し、出題頻度の高い英単語をでる順に収録しています。
英検には全部で7つの級があるのですが、パス単は7つ全ての級にて出版されています。以下、パス単各級のAmazonリンクです。
英検でる順パス単がおすすめである理由
英検でる順パス単がおすすめである理由は、以下の3つです。
- 英検に特化した単語帳だから
- スコアアップに繋がる単語から順に学べるから
- アプリを使って気軽に音声を聞けるから
それぞれ詳しく解説します。
英検に特化した単語帳だから
英検でる順パス単は、その名前の通り、英検に特化した単語帳です。
英語に関する単語帳は、数えきれないほど出版されています。どの単語帳を使って単語を学んでも英語学習にはなります。しかし英検対策を第一に考えるのであれば、英検対策用の単語帳を購入しましょう。
英検以外にも、TOEICやTOEFLなど、英語に関する資格試験はいくつもあります。そして各試験ごとに、傾向は異なります。出題される単語の傾向例は以下の通りです。
- 英検:アカデミックな単語
- TOEIC:ビジネス英単語
- TOEFL:アカデミックな単語
いくらTOEIC頻出単語を学んでも、英検合格には近づきません。
例えばすでに英検対策用以外の単語帳を持っていて、英検対策のために新しい単語帳を買うのは勿体無いと思っている方もいるでしょう。
しかし本気で英検合格を目指すのであれば、パス単のような英検に特化した単語帳を1冊購入しましょう。
スコアアップに繋がる単語から順に学べるから
パス単最大の特徴は、収録単語がでる順に並んでいる点です。前述の通り10年分の過去問を分析し、その中から出題率が高い英単語をピックアップして、でる順に並べています。
よってパス単を使えば、試験に出やすい単語から、効率的に学習できます。
もちろん単語帳に掲載されている全ての英単語を覚えられるに越したことはありません。しかしさまざまな事情から、単語帳を途中までしか覚えられていない状態で試験に臨まざるを得ない方もいるでしょう。
そういった方が少しでも英検に合格できる可能性を上げるには、試験に出る可能性の高い単語を多く学ぶことが大切です。
パス単を前から順番に学んでいけば、最も効率的な形で単語を覚えられます。
アプリを使って気軽に音声を聞けるから
パス単は、アプリ版も出版されています。アプリ版は、単語帳と同じ機能を備えつつ、ワンタップで音声も聞けるので便利です。
また気になる単語を検索できたり、学習状況が一目で分かるグラフが作成されたりします。書籍よりもアプリの方が向いていそうだという方は、パス単のアプリ版を購入してみましょう。
また書籍版を購入した方も、旺文社が無料で提供するリスニングアプリ「英語の友」を使えば、音声を聴くことができます。
普段は単語帳を使って学習をし、電車の中やウォーキングをしている時など手を使えない時間はイヤホンを使って音声を聞くのがおすすめです。
単語帳を使うにせよアプリを使うにせよ、単語を眺めて満足するのではなく、音声も活用するようにしましょう。そうすることでリスニング力も鍛えられます。
英検でる順パス単の効率的な使い方
英検でる順パス単の効率的な使い方は以下の通りです。、
- 1ページ分単語を覚える
- 単語が覚えられているかどうかをテストする
- 覚えられていない単語があったらページの最初からテストをやり直す
ただ単語帳を眺めるだけでなく、何度もテストを行うことが重要です。テストを行い記憶を思い出そうとする動作が、単語の暗記に役立ちます。
それぞれ詳しく解説します。
1ページ分単語を覚える
パス単には、1000〜2000語が収録されています。これらをまとめて覚えてしまうことは不可能ですので、まずは1ページずつ単語を覚えましょう。
パス単は、左に英語、右に日本語訳、その右に例文とその日本語訳といった構成になっています。まずは英語を見て日本語訳が浮かぶように覚えてみてください。
単語が覚えられているかどうかをテストする
1ページ分の単語を覚えられたと思ったら、実際に覚えられているかどうかをテストします。赤シートを使うなどして、1問ずつ日本語訳が言えるかどうかをテストしてください。
より負荷をかけた単語学習を行いたいのであれば、日本語訳ができるかをテストするのではなく、「例文の日本語訳を見て、例文に当てはまる英単語を答えるテスト」でも構いません。
その際、例文を声に出して読みながらテストをすると、より効果的に英語を学べます。
覚えられていない単語があったらページの最初からテストをやり直す
テストをしていて、途中で答えられない問題や覚えられていない問題があったとします。その場合は正しい答えを確認して、またページの最初からテストを始めましょう。
そのページの単語を間違えることなく一度で全て答えられるようになるまで、このテストを続けます。そうすることによって反復効果で、単語が記憶に定着しやすくなります。
1ページ分の単語を覚えられたら、次のページでまた同じことの繰り返しです。
最初は1日100単語ほど、慣れてきたらテストのスピードも上がるので、1日300〜400単語ほどテストをしましょう。そうして1冊のパス単を何十周もテストし続けることで、単語を全て覚えられます。
完璧に単語を覚えたいのであれば、20周くらいを目安にしてみてください。
まとめ
英検でる順パス単の概要や効率的な使い方について解説しました。
英検対策において単語学習は最も重要です。早速受験をする級の単語学習を始めてみてください。単語が覚えられれば、文章の大まかな意味が掴めるので「全く歯がたたない問題」が大幅に減りますよ。
英検各級のレベルについては、以下の記事で詳しくまとめています。ぜひチェックしてみてください。
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プロキャディ杉澤伸章さん
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Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。