英語の前置詞一覧!使い分けやルールを中学生にもわかりやすく解説
英語学習の中でも特にややこしいのが「品詞」です。
そして瀕死の中でも前置詞に関しては「なんとなくの理解で放置している」「どれが前置詞なのか暗記できていない」という方も多いでしょう。
そこで今回は、英語の前置詞を意味とともに一覧でまとめました。また前置詞の定義や使い分けが難しい前置詞についても解説しています。
全ての前置詞を学び直す必要はありません。まずは知っている前置詞と知らない前置詞を把握して、知らない前置詞に絞って理解を深めましょう。
目次
英語の前置詞一覧
英語の前置詞一覧は以下のとおりです。
中学1年生で習う簡単なものから、高校でも習わないような難しいものまでを全て1つの表にまとめています。
「見たことも聞いたこともない前置詞」は除外して、見聞きしたことはあるが理解できていない前置詞がないか、チェックしてみてください。
前置詞 | 意味 |
About | 〜について、おおよそ |
Aboard | 〜に乗って |
Above | ~より上 |
Across | 横切って |
After | 〜の後で |
Against | 〜に反対して |
Along | 〜に沿って |
Alongside | 〜の横側に |
Amid | 〜の真っ最中に |
Among | 〜の間で |
Anti | 〜に反対で |
Around | 〜の周りに、おおよそ〜 |
As | 〜として、〜のような、 |
At | 〜に、〜を |
Bar | 〜を除いて |
Before | 〜の前に |
Behind | 〜のあとに |
Below | 〜より下で |
Beneath | 〜の下に |
Beside | 〜のそばで |
Besides | 〜の他にも |
Between | 〜の間に |
Beyond | 〜を超えて |
But | 〜の他に |
By | 〜によって、〜のそばに、〜までに |
Considering | 〜の割には、〜にしては |
Despite | 〜にもかかわらず |
Down | 〜を下って |
During | 〜の期間中ずっと |
Except | 〜以外は |
For | 〜のために、〜の期間 |
From | 〜から |
In | 〜の中に、〜の後に |
Inside | 〜の内側に |
Into | 〜の中へ |
Less | 〜を含まない |
Like | 〜のような |
Minus | 〜を引いている |
Near | 〜の近くに |
Notwithstanding | 〜にもかかわらず |
Of | 〜の |
Off | 〜から離れて、〜から降りて |
On | 〜の上に、〜に |
Onto | 〜の上へ |
Opposite | 〜の向う側に |
Out | 〜から |
Outside | 〜の外に |
Over | 〜の上に |
Pace | 〜には失礼ながら |
Past | 〜を過ぎて |
Pending | 〜を待つ間 |
Per | 〜毎に |
Plus | 〜を加えて |
Re | 〜に関して |
Regarding | 〜に関して |
Round | 〜くらい、〜の周り |
Save | 〜を除けば |
Saving | 〜を除いて |
Since | 〜以来 |
Than | 〜よりも |
Through | 〜を通って |
Throughout | 〜のいたるところで |
Till | 〜まで |
To | 〜へ、〜まで |
Touching | 〜に関して |
Toward | 〜の方へ |
Under | 〜の下に |
Underneath | 〜の下に |
Unless | 〜の他は |
Unlike | 〜と違った、〜らしくない |
Until | 〜まで |
Up | 〜の上の方に |
Versus | 〜対 |
Via | 〜を経由して |
Vice | 〜の代理として |
With | 〜と一緒に |
Within | 〜の範囲内で |
Without | 〜なしに |
きちんと理解できていない前置詞はいくつありましたでしょうか?理解できていない前置詞は、今のうちにメモをしておきましょう。
そして当サイトの他記事で前置詞について調べたり、文法書を確認したりしましょう。
前置詞とは?使用のルールを簡単に解説
前置詞(Preposition)は英語の文法の一部で、他の単語やフレーズとの関係を示す単語です。
前置詞は基本的に名詞や代名詞と一緒に使われ、場所、方向、時間、関係、方法などのさまざまな関係を表現するのに役立ちます。
位置や場所の関係
前置詞は物事がどこにあるか、どこから来るか、どこに向かっているかなどを示すのに使います。
例えば、”on”(上に)、「in」(中に)、「under」(下に)、「next to」(隣に)などがあります。例文は以下のとおりです。
-
- The book is on the table.(本はテーブルの上にあります。)
- The cat is in the box.(猫は箱の中にいます。)
時間の関係
前置詞は時間的な関係を表現するのにも使われます。
例えば、”at”(特定の時刻に)、「on」(特定の日に)、「in」(特定の期間内に)などがあります。例文は以下のとおりです。
-
- I have a meeting at 3 PM.(午後3時に会議があります。)
- We celebrate New Year’s Day on January 1st.(1月1日に新年を祝います。)
方向の関係
前置詞は物事がどの方向に向かっているかを示すのにも役立ちます。
例えば、”to”(~に向かって)、”from”(~から)、”through”(~を通って)などがあります。例文は以下のとおりです。
-
- She walked to the park.(彼女は公園に歩いて行きました。)
- I received a letter from my friend.(友達から手紙をもらいました。)
関係の表現
前置詞はもの同士の関係を示すのにも使えます。
例えば、”of”(の)、「with」(と)、「for」(のために)などがあります。例文は以下のとおりです。
-
- A book of poetry(詩の本)
- I made a card for my mom.(母のためにカードを作りました。)
以上が英語の前置詞の基本的なルールです。
ややこしい前置詞の使い分けを解説
前置詞は数が多く、中には似た意味を持った前置詞も存在します。似た意味を持った前置詞の場合、使い分けが難しいですよね。
ここでは、使い分けが難しいとよく言われる英語の前置詞の使い分け方について、簡単に解説します。
英語の前置詞「by」と「until」の使い分け
byとuntilは、どちらも「〜まで」という意味を持つ前置詞です。
“by” は特定の時間までに何かを終えることを示し、期限を強調します。例えば”I need to finish my homework by 6 PM.” では、6時までに宿題を終える必要があります。
一方”until” は特定の時間、日付、または条件が達成されるまで何かが続くことを示します。例えば、”I will study until I understand the lesson.” では、理解できるまで勉強し続けることを意味します。
“The park is open until 10 PM.” では、公園は夜10時まで開いており、その時間まで利用できます。
以上がbyとuntilの使い分けです。
関連記事:【もう迷わない】似ている英単語「by」「until」「till」の違いを徹底解説!
英語の前置詞「in」と「at」の使い分け
「In」は広い場所や空間内で何かが存在する場合に使い、例えばバックパックの中に本があるときなどに使用します。
一方、「at」は特定の場所や点を指す際に使用され、具体的な会合場所やテーブルの上に物がある場合などに使います。
つまり「in」は中に、広い場所内に、そして「at」は特定の場所での位置を示すということです。
以上がinとatの使い分けです。
関連記事:英語の形容詞一覧【日常会話向け】
まとめ
英語の前置詞を一覧で紹介しました。また前置詞のルールや使い分けについても解説しました。
前置詞に関する知識が深まったのではないでしょうか。
今回のように、英語で分からないことがあれば、その場ですぐに調べる癖をつけましょう。
当サイトでは、他にもあらゆる英語学習における疑問について解説をしています。ぜひ他の記事もチェックしてみてください。
関連記事:中学英語をやり直したい大人必見!おすすめ勉強法や参考書まとめ
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。