英語のシャドーイングで口が回らない&ついていけない方必見!原因や速度を落とすべきか否かを解説
シャドーイングは数ある英語学習法の中でも、特に人気の高い勉強法です。しかし実践の難易度は高く「英語学習にシャドーイングを取り入れたいけれど、うまく口が回らずに悩んでいる」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は英語のシャドーイングで口が回らない・ついていけないと悩んでいる方に向けて、ついていけない原因や速度を落として実践すべきか、正しいシャドーイングのやり方についてまとめました。
記事を最後までチェックすれば、シャドーイングを正しく実践できるきっかけになりますよ。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:【初心者向け】シャドーイングとは?3つの効果と勉強方法(やり方)を解説
目次
英語のシャドーイングで口が回らない・ついていけない原因3つ
英語のシャドーイングで口が回らない・ついていけない主な原因は以下の3つです。
- 英語を発する経験が浅いから
- 教材の難易度が高すぎるから
- 前準備が不十分だから
それぞれ詳しく見てみましょう。
英語を発する経験が浅いから
最も多くの英語学習者に当てはまるシャドーイングで口が回らない原因は「経験の浅さ」です。
英語学習は日常的に行っているものの、英語を聞いたり読んだりばかりで、英語を話す機会が少ない方も多いのではないでしょうか。
話す機会どころか、英語を声に出す機会がそもそもない方も多いはずです。
そういった方がシャドーイングにチャレンジをしても、英語を発話することに慣れていないため、うまく口が回りません。
これまでほとんど英語を声に出さずに学習を続けてきた方は、とにかく英語を声に出す機会を増やしましょう。そうすれば次第に慣れてきて、スムーズにシャドーイングができるようになるはずです。
「これまで全然英語を発音して来なかったな…」という自覚がある方は、経験を積めていないだけですので、シャドーイングで口が回らない原因についてそれほど深く考える必要はありません。
教材の難易度が高すぎるから
シャドーイングでは、教材選びも大切です。
シャドーイングは新しい単語や文法事項を覚えるための勉強法ではありません。シャドーイングは、お手本と同じ速度、抑揚、イントネーションで英語を発音できるようになるための勉強法です。
よって8割程度内容を理解できる教材を選びましょう。教材の難易度が高すぎると、知らない単語ばかりだったり、文章をどこで区切って読めば良いのかが分からなかったりして、シャドーイングでうまく口が回りません。
確かに発音もイントネーションも単語も全て同時に学べた方が効率的だと感じる気持ちも分かります。しかしシャドーイングと単語や文法の学習は、分けて考えましょう。
関連記事:シャドーイングにおすすめのYouTube4選!他教材との比較や選び方、コツも解説
前準備が不十分だから
詳しくは本記事の後半で解説していますが、シャドーイングでは、前準備が大切です。なぜならシャドーイングは、それだけ難易度の高い勉強法だからです。
シャドーイングは元々、通訳を養成するための勉強法として広まりました。つまり英語初級者・中級者にとっては難しい勉強法です。
具体的な前準備の手順は以下のとおりです。
- 文章をチェックする
- オーバーラッピングを行う
- シャドーイングを行う
何も準備をせずにシャドーイングを始めてしまうと、うまく口が回らない可能性が高いです。シャドーイングを行う際は、上記のステップを踏んでから実践しましょう。
英語のシャドーイングで口が回らない場合は速度を落とすべき?
英語のシャドーイングで口が回らずに悩んでいる方の中には「速度を落としてシャドーイングを実践すべきなのかな?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論、序盤は速度を落としても良いですが、最終的にはお手本の音声と同じ速度でシャドーイングができるようになるべきです。
教材によっては、音声の再生速度を0.5倍、0.75倍のように調整できます。無理のない速度から始めて、徐々に速度を1.0倍速に近づけていきましょう。
また教材の速度が遅すぎる場合には、1.25倍速のようにスピードを早めてからシャドーイングを行うのも選択肢の1つです。
口が回らない人が実践すべき正しい英語のシャドーイングのやり方
口が回らないと悩んでいる方は、以下3つの手順でシャドーイングを実践してみてください。
- 文章をチェックする
- オーバーラッピングを行う
- シャドーイングを行う
それぞれ詳しく解説します。
文章をチェックする
最初からシャドーイングを行うのではなく、まずはシャドーイングを行う文章に目を通してみましょう。
知らない単語がある際は、事前に意味を調べておきます。読み方が分からない単語は、音声を聞いてみましょう。
またシャドーイングを行う文章が長い場合は、何度か頭の中で英文を読んでみて、どこで区切れば良いのかを確かめます。
その都度知らない単語の意味を調べたり、発音の仕方を調べたりするのは大変です。事前にこれらを調べておくことで、この後のステップをよりスムーズに実践できます。
オーバーラッピングを行う
シャドーイングを行う文章についてひと通りチェックをしたら、オーバーラッピングを行います。
オーバーラッピングとは、スクリプトを見ながら、放送される英語の音声と同時に英語を発音する勉強法です。
「スクリプトを見ても良い」という点でシャドーイングとは異なります。オーバーラッピングは、シャドーイングよりもワンランクレベルの低い勉強法です。
オーバーラッピングを実践することで、英文を覚えられ、シャドーイングがよりスムーズに行えます。
オーバーラッピングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:英語のオーバーラッピングとは?シャドーイングとの違いややり方を解説
ちなみにシャドーイングがどうしても難しいと感じるのでしたら、オーバーラッピングまでで止めておくのも選択肢の1つです。
オーバーラッピングだけでも十分効果はあります。具体的には、TOEIC600点レベル以下の英語初心者の方でしたら、無理にシャドーイングに挑戦するよりも、オーバーラッピングだけに留めておいた方がむしろ効果的です。
シャドーイングを行う
文章のチェックを行い、オーバーラッピングも完璧にこなせるようになったら、いよいよシャドーイングです。
前準備なしにシャドーイングを行う場合と比べると、スムーズにシャドーイングを行えるはずです。
シャドーイングでは、とにかく1つの文章を完璧に再現できる状態まで極めることが大切です。たくさんの文章にチャレンジしたくなる気持ちも分かります。しかしその気持ちは抑えてシャドーイングを実践しましょう。
シャドーイングの実践方法や効果については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:【初心者向け】シャドーイングとは?3つの効果と勉強方法(やり方)を解説
シャドーイングで英語力を上げるおすすめサービス2選
正しくシャドーイングを行うためには、正しいやり方でのトレーニングとシャドーイングが正確にできているかの確認が必要です。
そこで、正しいシャドーイング練習ができ、さらに添削まで可能なおすすめのサービスを2つご紹介します。
TORAbit(トラビット)
料金:10日間無料 以降:1,980円(税抜き)/月
「トラビット」は、1万人以上が受講した英語コーチングスクール「TORAIZ」によるAIシャドーイング・パターンプラクティスアプリです。
シャドーイングやパターンプラクティスは、主にスピーキング力とリスニング力の向上に役立つ勉強法です。
TORAbitでは、ビジネスから日常会話まで様々なオリジナル教材を使ってシャドーイングを効果的に練習することができます。そして自身が発話したシャドーイングの音声は、AIを通して自動で採点されます。
シャドーイングやパターンプラクティスを行う際、「とりあえずやってるけど本当にこれで正しいの?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
しかしTORAbitを使えば、そういった心配は不要です。まずは10日間の無料体験をお試しください。
プレスリリース:AI英語学習WEBアプリ「TORAbit(トラビット)」、シャドーイング採点回数が半年で1万回を突破~AIエンジンによるリアルタイム自動採点が好評~
TORAbit(トラビット)の口コミについて気になる方もいらっしゃると思いますが、シャドーイング採点1万回突破していることからも多くのお客様にご利用いただいております。一度ぜひお試しください。
Shadowing Buddy(シャドーイングバディ)
シャドーイングバディは、正しい英語のリスニング学習に特化し、英語学習サポート経験が豊富なコンサルタントによる英語のシャドーイング音声添削を毎日受けられるサブスクリプション型新サービスです。
コンサルタントのコーチングの下、毎日40分の徹底的なシャドーイング学習を実施。短期間で英語のスピーキング、リスニング両方を向上させることができます。
「シャドーイングバディ」では、AIを活用してレベル別の文法要素を網羅したスクリプトを生成。さらに、第二言語習得の第一人者である門田修平氏監修により、英語の意味に意識を向けるコンテンツシャドーイングと、役になりきり感情を乗せて音読するステップを組み込み、全7つのステップでリスニング力だけでなくスピーキング力向上に直結します。
シャドーイングバディを体験することで複雑で間違いやすいシャドーイング学習のステップを正しく実行できます。これにより、「正しいやり方がわからない」、「シャドーイングをしても効果がない」という声を解決し、迷うことなく毎日英語学習に取り組むことができます。
以下より、まずは無料体験を申し込まれてはいかがでしょうか?
まとめ
英語のシャドーイングについていけない・口が回らない原因や、速度を落として実践すべきか、正しいシャドーイングのやり方について解説しました。
なぜこれまでシャドーイングでうまく口が回らなかったのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。
また無理にシャドーイングを行う必要はありません。「自分には向いていない」と判断したのであれば、オーバーラッピングを実践してみてください。
本記事で紹介した内容を早速実践してみてください。また、今後も正しい方法で英語を学びたいのであれば、ぜひ英語コーチングスクールトライズの無料カウンセリングにも参加してみてください。
シャドーイングアプリのおすすめは「TORAbit」
英語が聞き取れない、シャドーイングが上手くできないというお悩みをお持ちの方は、スキマ時間で気軽にAIシャドーイング採点ができる英語学習アプリ「TORAbit」がおすすめです!
日常~ビジネスまで幅広く教材がそろっておりシャドーイングトレーニングをスマホ一つで気軽に始めることができます。
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短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
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「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。