よく使う英語の副詞一覧!位置や形容詞との違いについても解説
英語は動詞や名詞のような品詞に分解できます。その中でも特にややこしく、多くの方がきちんと理解しないままにしてしまっているのが副詞です。
そこで今回は、よく使う英語の副詞44選を一覧でまとめました。また英文における副詞の位置や形容詞と副詞は何が違うのかについても解説しています。
記事を最後までチェックすれば、これまで放置してしまっていた副詞に関する疑問が解説されます。
目次
よく使う英語の副詞一覧
よく使う英語の副詞を、以下の順番で合計44個紹介します。
- 頻度を表す英語の副詞
- 時を表す英語の副詞
- 程度や量を表す英語の副詞
- 状態を表す英語の副詞
- 場所を表す英語の副詞
それぞれ詳しく見てみましょう。
頻度を表す英語の副詞
- always:いつも
- usually:普段
- often:しばしば
- sometimes:時々
- occasionally:時々
- seldom:めったに
- rarely:めったに
- almost:ほとんど
- annually:年に1度
- monthly:ひと月に1度
- weekly:1週間に1度
時を表す英語の副詞
- afterwards:あとで
- before:前に
- yet / still:まだ
- recently:最近
- then:それから
程度や量を表す英語の副詞
- absolutely:絶対に
- definitely:確実に
- certainly:全くもって
- nearly:ほとんど
- almost:ほとんど
- simply:単純に
- possibly:あるいは
- extremely:極端に
- exactly:正確に
- precisely:厳密に
- hardly:ほとんど〜ない
- actually:実際に
- quite:かなり
- rather:結構
- indeed:本当に
- seldom:めったに〜ない
状態を表す英語の副詞
- lovely:素敵な
- carefully:丁寧に
- well:よく
- quickly:急いで
- safely:安全に
- honestly:正直に
場所を表す英語の副詞
- outside:外に
- inside:内側に
- upstairs:上の階に
- downstairs:下の階に
- everywhere:どこでも
- somewhere:どこか
英文内における英語の副詞の位置は?
副詞は動詞・形容詞・副詞を修飾するために、動詞・形容詞・副詞の前後に置かれます。また語尾が「ly」となっている単語は副詞である可能性が高いので、覚えておくと便利ですよ。
ここでは、英文のどの位置に副詞が使われているかを例文を通して見てみましょう。副詞は太字にしています。
例えば以下は副詞が動詞の前に置かれているケースです。
- She quickly ran to catch the bus.:彼女は素早くバスに追いつくために走りました。
quicklyという副詞が動詞ranを修飾しています。日本語だと「走る」を「素早く」が修飾しています。
以下は副詞が形容詞の前に置かれているパターンです。
- He is very talented.:彼は非常に才能がある。
veryという副詞がtalentedという形容詞を修飾しています。日本語だと「才能がある」を「非常に」が修飾しています。
「なぜtalentedが形容詞だと分かるの?」と疑問に思う方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:英語の形容詞一覧【日常会話向け】
以下は副詞が他の副詞の前に置かれているパターンです。
- The car moved quite slowly.:車はかなりゆっくり動いた。
まずslowlyはmovedという動詞の後に置かれた副詞です。日本語だと「動いた」を「ゆっくり」が修飾しています。
そしてそのslowlyという副詞をquiteという副詞がさらに修飾しています。日本語だと「ゆっくり」を「かなり」が修飾しています。
英文はこのように複雑な修飾関係によって成り立っています。しかし時間をかけて1つずつ文章を分解していくと、英文がどのように作られているのかが分かりますよ。
以下は副詞が動詞の後ろに置かれているパターンです。
- She ran to catch the bus quickly.:彼女はバスに追いつくために速く走りました。
このように副詞は、修飾したい語句の前のみならず、後ろに置かれることもあります。上記の英文では、quicklyという副詞がranという動詞を修飾しています。
以下は副詞が文頭に置かれているパターンです。
- Fortunately, the weather improved.:幸運にも、天気は改善しました。
ここまで動詞・形容詞・副詞の前後に副詞が置かれるパターンについて解説をしてきましたが、上記のように文頭に置かれるパターンもあります。
「文頭の語句の品詞を前置詞・接続詞・副詞の中から選びなさい」のような問題が出題されることが多いです。
英語の副詞と形容詞の違い
英語の副詞と形容詞の違いが分からずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。一見ややこしい副詞と形容詞ですが、実は明確に違いがあります。
ここでは副詞と形容詞の違いと、見分け方について解説します。
まず副詞と形容詞それぞれの定義についてまとめました。
- 形容詞は名詞や代名詞を修飾する。例:beautiful flowers (美しい花), happy person (幸せな人)
- 副詞は動詞・形容詞・他の副詞を修飾する。例:She speaks fluently. (彼女は流暢に話す), He runs quickly. (彼は速く走る)
副詞と形容詞では何を修飾するかが異なることが分かります。
続いて副詞と形容詞の文中における位置についてまとめました。
- 形容詞は名詞の前やbe動詞の後に置かれるのが一般的。例:a big house (大きな家), an interesting book (面白い本)
- 副詞は動詞・形容詞・副詞の前後に置かれる。例:He speaks English fluently. (彼は英語を流暢に話す), She ran to catch the bus quickly. (彼女はバスに追いつくために速く走った)
慣れてくると、文中のどこにあるかから、形容詞か副詞かを判断できるようになります。
最後に副詞と形容詞を比較級や最上級として使用する場合の違いについてまとめました。
- 形容詞には比較級(-er, more)や最上級(-est, most)の形がある。例:bigger house (より大きな家), the most interesting book (最も面白い本)
- 副詞にも比較級や最上級の形はあるが、(-er,-est)は使用しない。例:She speaks English more fluently than her brother. (彼女は彼女の兄よりももっと流暢に英語を話す), He runs most quickly of all. (彼は全ての中で最も速く走る)
副詞に(-er,-est)を付けないように注意しましょう。
まとめ
よく使う英語の副詞44選を一覧でまとめました。また英文における副詞の位置や形容詞と副詞は何が違うのかについても解説しました。
英語の副詞に関することが一通りお分かりいただけたのではないでしょうか。これから英文を読む際は「副詞」を意識してみましょう。
副詞と区別がしづらい形容詞について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
関連記事:英語の形容詞一覧【日常会話向け】
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。