共通テストの英語リスニングにおすすめの参考書と王道学習ルートまとめ
共通テスト英語リスニングの対策をしたいものの、何から始めたら良いか分からないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
英語リスニングの学習効率は、学習の順番によって大きく変動します。また自分に合った参考書を見つけられるかどうかによっても大きく変わってきます。
間違った順番や自分に合っていない参考書を使うと、せっかく時間を費やしたのにほとんどスコアアップに繋がらないことも。
そこで今回は、共通テストの英語リスニングにおすすめの参考書と王道学習ルートについてまとめました。
記事を最後までチェックすれば、どうやって共通テスト英語の学習を始めれば良いのかが明確になりますよ。
目次
共通テスト英語リスニングの参考書学習ルート
共通テストの英語リスニングは、以下のルートで学習しましょう。
- まずは最低限の単語力と文法力を身につける
- 問題集を1冊徹底的にやり込む
- 過去問を解く
それぞれ詳しく解説します。
まずは最低限の単語力と文法力を身につける
リスニングにせよリーディングにせよ、最初に学習すべきは単語や文法といった基礎です。
例えば語彙力がないと、リスニング対策をしようにも分からない単語だらけで学習が全く進みません。リスニングの学習をしたいのに、単語学習の時間になってしまいます。
文法についても同様で、音源を聞くたびに一歩一歩立ち止まって文法事項を確認しなければなりません。
よって語彙力や文法力に自信がないのであれば、まずはリスニングよりも先に単語や文法の勉強をしましょう。
単語学習や文法学習は、地味で大変です。しかしここを乗り越えれば、英語学習がグンと楽になります。また単語を知っているだけで解ける問題も多々あるので、そのままスコアアップにも繋がります。
本記事でも単語帳を1冊紹介していますが、新たに単語帳や文法書を購入する必要はありません。学校で使用しているものだけでも十分です。
問題集を1冊徹底的にやり込む
単語や文法の学習を最低限終えたら、いよいよ参考書を使った問題演習です。問題演習では、「問題を解くこと」以外の部分に注力することが大切です。
例えば参考書には、効率的な解き方が記載されているでしょう。最初は解く速度が遅くなっても良いので、その解き方を忠実に守ってみましょう。そうすることで、次第に効率的に問題を解けるようになります。
また問題演習後の復習も大切です。復習をしなければ、その問題は解けないままです。しかし復習をすることで、次同じような問題が出た時に確実に解けるようになります。
リスニングの復習は、ただ解説を読んで納得するだけでは不十分です。ディクテーションによって聞き取れない箇所を突き止めたり、シャドーイングによって音源を完璧に聞き取れるようになってから、次の問題の復習に進みましょう。
ディクテーションやシャドーイングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:英語のディクテーションとは?やり方や効果、シャドーイングとの違いを解説
関連記事:シャドーイングはやるべき?メリットとデメリットまとめ
過去問を解く
単語や文法の学習を終えて、問題集もひと通り解き終えたら、最後は過去問です。共通テスト英語の過去問を購入して、本番と同じような形で問題を解きましょう。
しかし学校によっては、高校の授業の中で過去問を解くこともあります。そういった場合はそちらに合わせて、復習を自宅学習で行うのがおすすめです。
過去問を解く際も、問題集を解く際と同じように、復習が大切です。知らない単語があればメモをして覚えましょう。
またどこが聞き取れないのかをディクテーションで絞り込んだり、シャドーイングで全文聞き取れる状態を目指しましょう。
過去問を解くと、共通テスト英語のスコアを出せます。しかし解いてスコアを見て満足をするのではなく、前回の復習によって今回のスコアがどのくらいアップしたのを見るようにしましょう。
また市販の過去問には、問題が11回分収録されています。しかしだからと言って必ずしも11回分全てを解こうとする必要はありません。仮に5回分しか解けなかったとしても、1回1回復習をしっかりできているのでしたら、ただ解くだけの11回よりも効果的です。
共通テスト英語リスニングにおすすめの参考書3選
共通テストの英語リスニングにおすすめの参考書は、以下の3冊です。
それぞれ詳しく解説します。
価格:1,210円
「」は、大学受験用の単語帳の中で最も人気と言っても過言ではない単語帳です。大学受験に必要な単語が、書籍名の通り1900語収録されています。
1900語は、100語ごとに区切られているので、リズムよく単語学習ができます、また例文の音声は無料でダウンロードできます。
スマホにダウンロードしておき、通学時間などに音声を聞くのも良いですね。
「
」は、学校の教材としても採用されているケースの多い単語帳です。もしかしたらすでに持っている方もいるかもしれません。また仮に本書を持っていなかったとしても、すでに学校で使用している大学受験対応の単語帳があれば、新たに「
」を購入する必要はありません。価格:1,320円
「」は、共通テスト英語リスニングの解き方に焦点を当てた参考書です。
共通テスト英語の傾向と対策から始まり、各問題をどのように解けば良いのかが解説されています。もちろん練習問題も載っています。
「
」を読んで解き方を頭に入れて、練習問題でその解き方を試してみる方法がおすすめです。また別冊として「間違いやすいカタカナ英語BEST100&重要会話表現BEST100」が収録されています。前述のとおりリスニングでは語彙力が大切です。語彙力を鍛える上でも本書は役に立ちます。
価格:1,210円
「」は、共通テスト英語リスニングの問題を11回分収録した参考書です。
リスニングのみならずリーディングも収録されているため、共通テスト英語の対策をする上で持っていおいて損はありません。
センター試験の過去問まで収録されていますが、共通テストとは内容が大きく異なるので、あえて得必要はないでしょう。それよりも10回分の問題を徹底的に仕上げる方がおすすめです。
共通テスト英語対策用の参考書については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:共通テスト英語参考書おすすめランキング5選と理想の学習ルートまとめ
まとめ
共通テストの英語リスニングにおすすめの参考書と王道学習ルートについて解説しました。
どの参考書を購入すれば良いか、どんな順番で共通テスト英語リスニングの対策をすれば良いか、お分かりいただけたのではないでしょうか。
早速本記事の内容を参考に、共通テスト英語対策を始めましょう。
共通テスト英語の勉強法については、以下の記事でも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:【分かりやすい】共通テスト英語で高得点を取得するための対策・勉強法まとめ
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
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「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。