asは意味も用法も多すぎ!実際に使われる表現を例文付きで解説
英語を学んでいると”as”を使った表現によく出会いますよね。
”as”は学校の教科書で学ぶ基本的な表現ですが、同時にたくさんの意味や用法を持つ英語でもあります。
たくさんの意味や用法がある分、英語の長文読解や英会話で出会うと、どの用法や意味で使われているのか混乱することも多いですよね。
そこでこの記事では、”as”の持つ用法や意味について例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「as」が持つ色んな用法や意味とを、あなた自身も英語を話す外国人のように使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
asが意味する代表的な用法と使い方まとめ
asが意味する代表的な用法と使い方は主に以下のとおりです。
1. 〜として
asの意味や使い方として、日本人英語学習者が真っ先に思い浮かべるのが「〜として」でしょう。
「〜として」の意味でasを使う場合、何かの役割や身分の立場からの行動や視点を表すことが多いです。
例文↓
- He was hired as a software engineer at the new tech company.
彼は新しいテクノロジー企業でソフトウェアエンジニアとして採用されました。 - She works as a translator, helping clients with Japanese-English documents.
彼女は翻訳者として働き、日本語と英語の書類を使ってクライアントを手伝っています。 - Using his experience as a chef, he started his own restaurant.
彼は料理人としての経験を活かして、自分のレストランを開業しました。
2. 同様に、〜のように
as単体ではないものの、as ~ asの形で「〜と同様に」や「〜のように」の意味での使われ方は、asの用法の中でも馴染みが深い表現でしょう。
as ~ asの表現は、学校の英語の教科書で「同格の比較級」の代表として習うからですね。
asとasの間に形容詞、もしくは副詞を挟むことによって、何かの程度を「同じくらい」と表現する用法です。
例文↓
- The new model is as expensive as the previous one but has more features.
新しいモデルは前のものと同じくらい高価ですが、より機能が増えています。 - She prepared for the exam as diligently as she had for her previous tests.
彼女は以前の試験と同様に熱心に試験の準備をしました。 - She is as talented as her older sister in playing the piano.
彼女には姉と同じくらいのピアノを弾く才能があります。
3. 〜の通りに
asを使って「〜の通りに」の意味を表現する場合もあります。
「〜の通りに」の用法は、実際の長文で出会っても、その場で上手に理解や解釈しやすい表現でしょう。
例えば”As you can see”(ご覧の通り)や”As you know”(ご存知の通り)など、意味を連想しやすい形で使われる場合が多いからです。
例文↓
- As mentioned earlier, the meeting will start at 10 AM sharp tomorrow.
前述の通り、会議は明日の午前10時に開始します。 - As demonstrated by the graph, our sales have significantly increased this quarter.
グラフが示す通り、当社の売上は今四半期で大幅に増加しました。 - As previously discussed, the deadline for the project is next Friday.
前に話した通り、プロジェクトの締め切りは来週の金曜日です。
4.〜のとき、〜しながら
asの用法として、長文で出会うと少し戸惑う使い方の一つに挙げられるのが、「〜のとき」や「〜しながら」の用法です。
「〜のとき」や「〜しながら」の用法で使われるasは、同じ意味で使われるwhenやwhileに置き換えてみるとわかりやすくなります。
例↓
- As I was walking home, it started to rain.
家に歩いて帰っているときに、雨が降り始めました。 - While I was walking home, it started to rain.
家に歩いて帰っている間に、雨が降り始めました。 - When I was walking home, it started to rain.
家に歩いて帰っているときに、雨が降り始めました。
例に挙げた通りwhenやwhileに置き換えてみると、意外にもすんなりと理解できることも多いです。
5. 〜なので(理由を示す)
asは「〜なので」という意味で、「理由」を表す表現としても使われます。
「理由」を表す英語と聞くと、”because”が思い浮かぶのではないでしょうか?
この「〜なので」を意味するasは、becauseに置き換えると大変わかりやすくなります。
例文↓
- As it was raining heavily, we decided to cancel the picnic.
雨が激しく降っていたので、ピクニックを中止することにしました。 - As she had a prior engagement, she couldn’t attend the meeting.
彼女は先約があったので、会議に出席できませんでした。 - As the train was delayed, we missed our connecting flight.
電車が遅れたせいで、乗り継ぎ便に間に合いませんでした。
以上のように、asには色んな用法や意味で使われるので、実際の長文読解で見かけた時に戸惑うことも多いです。
これだけ色んな用法と意味があるので、実際の長文読解で、全ての用法と意味を思い出して当てはめてみるのは現実的ではありませんよね。
そんなときは、「〜として」や「〜のように」といった、真っ先に思い浮かぶ意味で当てはまらなかった時に、whenやwhile、becauseのように他の代表的な表現に置き換えてみましょう。
置き換えてみると、当てはまる表現が見つかることも多いので、長文を読むのがグッと楽になりますよ。
関連記事:「so that」の意味や構文としての使い方や訳し方を例文付きで解説!
まとめ
この記事では、「as」が表す英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「as」が表す英語表現を、意味や使われ方の違いごとに、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
英文法や基礎英語の復習や勉強をしたいという方は、以下のおすすめ記事を読んで英語学習の参考にしてみてください。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。