英語「I got it」の意味は「手に入れた」ではなく「やったぜ」?意味や使い方を例文付きで解説
英語の会話で頻繁に耳にする「I got it」というフレーズ。直訳すると「手に入れた」ですが、実際には「やったぜ!」「分かった!」といった意味で使われることが多く、文脈によってニュアンスが大きく変わります。
この記事では、「I got it」の正確な意味と用法について詳しく解説し、関連するフレーズや「You got it」との違いも取り上げます。
例文を通して、この便利な表現を日常会話で自然に使いこなせるようにしてみましょう。
英語「I got it」の意味は直訳すると「手に入れた」
「I got it」は直訳すると「手に入れた」「得た」という意味を持ちます。
このフレーズは、何かを取得したり、目標を達成した際に使用され、物理的なものを手に入れる場合にも使われます。
「手に入れた」「得た」という意味で「I got it」を使った例文は以下のとおりです。
- After months of searching for the perfect apartment, I finally found one that meets all my needs, and I got it.
数か月間理想のアパートを探した後、ついに全ての条件を満たすものを見つけ、手に入れました。 - I was worried I wouldn’t receive the job offer, but today I got it, and I couldn’t be happier.
仕事のオファーをもらえないかもしれないと心配していましたが、今日ついに手に入れ、これ以上ないほど嬉しいです。 - During the concert ticket sale, I was lucky enough to get online early, and I got it before it sold out.
コンサートチケットの販売中、幸運にも早くオンラインに接続でき、売り切れる前に手に入れました。
英語「I got it」の一般的な意味は「やったぜ」
「I got it」は、直訳では「手に入れた」という意味ですが、日常会話では「やったぜ」「できた」という意味でよく使われます。
これは何かに成功したり、目標を達成したときの喜びや達成感を表現するカジュアルなフレーズです。
例えば、スポーツでゴールを決めた瞬間や、難しい問題を解決した時に「I got it!」と叫ぶことで、「やった!成功した!」という感情を強調します。このフレーズは、友人や同僚との会話でよく耳にするもので、達成感や喜びを分かち合う際に非常に便利です。
このフレーズは単なる成功の報告だけでなく、理解を示すためにも使われます。例えば、誰かが説明を終えた後に「I got it.」と言うことで、「理解しました」「わかりました」と返事をすることができます。このように、「I got it」は状況に応じて意味を持ち、単なる「やったぜ」以上に幅広い使い方ができるのが特徴です。
まず「やったぜ」「できた」という意味で「I got it」を使った例文は以下のとおりです。
続いて「理解しました」「わかりました」という意味で「I got it」を使った例文は以下のとおりです。
- Thank you for explaining the new project requirements so clearly. I got it, and I’ll start working on it right away.
新しいプロジェクトの要件を明確に説明してくれてありがとう。理解しましたので、すぐに作業を開始します。 - After listening to the detailed instructions, I can confidently say, “I got it.” I’ll make sure to follow them step by step.
詳細な指示を聞いた後、自信を持って「理解しました」と言えます。順を追ってしっかりと従います。 - Don’t worry about repeating the explanation; I got it the first time. I’ll proceed as you instructed.
説明を繰り返す心配はありません。一度で理解しましたので、指示通りに進めます。
「I got it」と「You got it」の違い
「I got it.」の意味については、これまで解説したとおりです。
そして「You got it」は相手に向けた表現で、依頼や要求に対して「任せてください」「その通りです」という意味合いで使われます。
例えば、誰かが何かを頼んできた時に「You got it!」と答えることで、「了解しました」「お任せください」といったポジティブな返事を示します。また、相手の成功や成し遂げたことに対して「その通り!」「やったね!」と励ましたり褒めたりする際にも使われます。
このフレーズは、軽い励ましや同意を示す場面でもよく使われ、相手に安心感を与える効果があります。
文脈によっては、「You got it」が「簡単ですよ」「お手の物です」という意味合いを持つこともあります。例えば、「Can you finish this task by tomorrow?(この仕事を明日までに終えられる?)」という質問に「You got it!」と答えることで、「もちろん、問題ありません」という意味になります。
これらの違いを理解することで、「I got it」と「You got it」を適切に使い分けることができます。
「You got it」を使った例文は以下のとおりです。
- When you asked if I could help you move your furniture this weekend, I immediately said, “You got it!” because I’m always happy to lend a hand.
今週末に家具の移動を手伝ってくれないかと尋ねられた時、すぐに「任せて!」と答えました。いつでも手を貸すのは喜びです。 - “Can you finish the report by tomorrow morning?” she asked, and I confidently replied, “You got it!” knowing that I could manage it within the deadline.
「明日の朝までにレポートを仕上げてくれますか?」と彼女が尋ねた時、私は自信を持って「もちろんです!」と答えました。締め切りまでに終わらせられるとわかっていたからです。 - The customer requested a quick update on their order status, and I assured them with a smile, “You got it! I’ll check right away and let you know.”
顧客が注文状況の迅速な更新を求めた際、私は笑顔で「了解しました!すぐに確認してお知らせします」と伝えました。
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まとめ
「I got it」は「手に入れた」だけでなく「やったぜ!」「分かった!」など、達成感や理解を表す多彩な意味で使われます。
また、「You got it」との使い分けも理解しておくと、より幅広い英語表現ができるようになります。
この記事を参考に、「I got it」とその関連表現を積極的に活用して、自然な英語表現を身につけてください。
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。