英語の「heads up」ってどんな意味?関連表現とともに例文付きで紹介
「Heads up」は英語の会話やビジネスシーンでよく耳にする表現ですが、直訳の「頭を上げて」とは少し異なるニュアンスで使われます。
この表現には「注意して」「予告」「警告」などの意味があり、何かが起こることを事前に知らせたり、相手に気を付けてもらう意図で使われます。
例えば「Just a heads up」と前置きすることで、相手に大切な情報を伝える場面で自然に使える便利なフレーズです。
この記事では、「heads up」の意味や使い方を具体的な例文とともに解説し、関連表現についてもご紹介します。日常会話や仕事で使える表現力を一段と高めてみましょう。
英語の「heads up」ってどんな意味?
「Heads up」は、英語で「注意して」「警告」「予告」などの意味を持つ表現です。
直訳すると「頭を上げて」となりますが、実際には何かが起こることを事前に知らせたり、相手に気を付けるように促す意味合いで使われます。
例えば、同僚が仕事の予定変更や新しいプロジェクトに関する情報を教えてくれるときに「Just a heads up, we’re meeting earlier tomorrow.(一応お知らせしておくけど、明日は早めにミーティングがあるよ)」という風に使われます。
また、「heads up」は口語的でカジュアルな場面でよく使われ、ビジネスや友人間の会話で便利です。例えば「Thanks for the heads up!(知らせてくれてありがとう!)」と返すことで、相手の親切な予告に感謝を表すことができます。
さらに、スポーツの場面では「気を付けて!」という警告の意味で「Heads up!」が叫ばれることもあります。
例えば、野球やサッカーの試合中にボールが観客席に飛び込んできた際、「Heads up!」と叫んで観客に注意を促します。このように、状況に応じて柔軟に使える表現であり、日常のあらゆるシーンで便利に活用できるのが「heads up」の特徴です。
「heads up」を使った例文は以下のとおりです。
- Just a heads up, the client will be visiting the office tomorrow, so make sure everything is ready and organized.
お知らせしておくけど、明日クライアントがオフィスを訪問する予定だから、準備と整理をきちんとしておいてね。 - Heads up! There’s construction on the main road, so you might want to leave a bit earlier to avoid traffic.
注意して!主要道路で工事が行われているから、渋滞を避けるために少し早めに出発した方がいいかも。 - I wanted to give you a heads up that there might be some changes to the project timeline, so please be prepared for possible adjustments.
プロジェクトのスケジュールに変更があるかもしれないので、調整が必要になる可能性に備えておいてください。 - Just a quick heads up, the meeting has been rescheduled for 9:00 AM instead of 10:00 AM, so please adjust your calendar accordingly.
一言お知らせしておくけど、ミーティングが10時から9時に変更されたので、カレンダーを調整しておいてください。 - Thanks for the heads up about the software update; I’ll make sure to back up my files before starting the installation.
ソフトウェアの更新について知らせてくれてありがとう。インストールを始める前にファイルのバックアップを取っておくよ。
「heads up」に関連する英語表現
「heads up」に関連する以下2つの英語表現について解説します。
- Thanks for the heads up
- Just a heads up
それぞれ例文付きで詳しく見てみましょう。
Thanks for the heads up
「Thanks for the heads up」は「知らせてくれてありがとう」という意味の英語表現です。「Thanks for the heads up」を使った例文は以下のとおりです。
- Thanks for the heads up about the schedule change. I’ll make sure to adjust my plans accordingly.
スケジュール変更について知らせてくれてありがとう。それに合わせて予定を調整するね。 - Thanks for the heads up regarding the upcoming maintenance. I’ll save my work and log off before it begins.
もうすぐメンテナンスがあることを知らせてくれてありがとう。作業を保存してからログオフするね。 - Thanks for the heads up on the new client’s arrival. I’ll prepare everything they need in advance.
新しいクライアントが来ることを知らせてくれてありがとう。必要なものを前もって準備しておくよ。
Just a heads up
「Just a heads up」は「知らせておくと」という意味の英語表現です。「Just a heads up」を使った例文は以下のとおりです。
- Just a heads up, there might be some delays with the shipment due to the bad weather.
知らせておくと、悪天候のために出荷が遅れる可能性があります。 - Just a heads up, the meeting time has been moved to 10:00 AM instead of 9:00 AM.
知らせておくと、ミーティングの時間が9時から10時に変更になりました。 - Just a heads up, the boss might stop by your office later to discuss the new project.
知らせておくと、後で上司が新しいプロジェクトの話をするためにあなたのオフィスに立ち寄るかもしれません。
まとめ
「Heads up」は、英語で「注意して」「予告」「警告」といった意味で使われる便利な表現です。ビジネスや日常会話で、相手に何かを事前に知らせたり、注意を促す際に役立ちます。
また、「Just a heads up」や「Thanks for the heads up」など、少し工夫するだけで、さらに自然なニュアンスで使えるようになります。
この記事で学んだ表現を参考に、日常会話や職場で「heads up」を活用してみましょう。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。