英語での複数形のsの付け方やesとの違いを徹底解説
英語の複数形は、名詞を単数形から複数形に変えるための基本的なルールですが、その規則にはいくつかのバリエーションがあります。
-s を付けるだけでなく、-es を付ける場合や、不規則に変化する名詞もあります。
本記事では、英語の複数形の付け方を徹底解説し、-s や -es の使い方、さらに不規則名詞についても例文を交えて説明します。
英語の複数形のルールを正しく理解し、自然に使いこなせるようになるための参考にしてください。
目次
英語では複数形になる場合に「s」をつける
英語では、名詞を複数形にするために基本的に -s を付けます。このルールは、ほとんどの名詞に適用されます。
例えば、単数形の「book」が複数形になると「books」、単数形の「cat」が「cats」になります。-s を付けることで、物や人が複数であることを示します。
例文:
- I have two dogs.(私は犬を2匹飼っています。)
- She bought three books.(彼女は本を3冊買いました。)
英語の複数形「s」には特殊なルールがある
英語の複数形「s」には以下のような特殊ルールがあります。
- -esを付ける場合
- 子音+yで終わる名詞
- 母音+yで終わる名詞
- 不規則な複数形の名詞
それぞれ詳しく見てみましょう。
-esを付ける場合
英語では、-s を単純に付けるだけではなく、名詞の最後が特定の文字で終わる場合に -es を付ける必要があります。
これには、s, x, sh, ch, o で終わる名詞が該当します。これらの音で終わる名詞に -es を加えることで、発音しやすくなり、文法的にも正しい複数形になります。
例文:
- One bus → Two buses.
(1台のバス → 2台のバス) - One box → Two boxes.
(1箱 → 2箱) - One brush → Two brushes.
(1本のブラシ → 2本のブラシ) - One church → Two churches.
(1つの教会 → 2つの教会)
これらの例から分かるように、-es を付けることで、発音の問題を解決し、英語として自然な形になります。
例文は以下のとおりです。
- I have three boxes on my desk.
(私は机の上に箱を3つ持っています。) - She washed five dishes after dinner.
(彼女は夕食後に皿を5枚洗いました。)
子音+yで終わる名詞
子音で終わる名詞に- y が付いている場合、複数形を作る際には -y を -ies に変える必要があります。
このルールは、名詞の最後が子音+yの場合に適用されます。一般的に、子音+y の場合には -y を変えて -ies を追加します。
例文:
- One city → Two cities.
(1つの都市 → 2つの都市) - One baby → Two babies.
(1人の赤ちゃん → 2人の赤ちゃん) - One party → Two parties.
(1つのパーティー → 2つのパーティー) - One story → Two stories.
(1つの話 → 2つの話) - One country → Two countries.
(1つの国 → 2つの国)
注意点として、母音+yで終わる名詞にはこのルールは適用されません。
例文は以下のとおりです。
- There are many parties this weekend.
(今週末はたくさんのパーティーがあります。) - The city is known for its history.
(その都市は歴史で有名です。)
母音+yで終わる名詞
母音で終わる名詞、特に -y の場合、複数形にする際には -s をそのまま加えます。つまり、母音+y で終わる名詞は -ies ではなく、単純に -s を追加して複数形を作ります。
例文:
- One boy → Two boys.
(1人の男の子 → 2人の男の子) - One key → Two keys.
(1本の鍵 → 2本の鍵) - One toy → Two toys.
(1つのおもちゃ → 2つのおもちゃ) - One day → Two days.
(1日 → 2日) - One way → Two ways.
(1つの方法 → 2つの方法)
このように、母音+yで終わる名詞では、複数形のルールは簡単で、単純に -s を加えるだけです。
例文は以下のとおりです。
- I bought two keys for the new apartment.
(新しいアパートのために鍵を2本買いました。) - There are many boys in my class.
(私のクラスには男の子がたくさんいます。)
不規則な複数形の名詞
英語には、不規則に複数形を作る名詞がいくつかあります。
これらの名詞は、-s や -es の規則に従わず、完全に異なる形に変化するため、個別に覚える必要があります。
例えば、man が men に、child が children になるなど、複数形が不規則です。
例文:
- One man → Two men.
(1人の男性 → 2人の男性) - One child → Two children.
(1人の子供 → 2人の子供) - One tooth → Two teeth.
(1本の歯 → 2本の歯) - One foot → Two feet.
(1つの足 → 2つの足) - One goose → Two geese.
(1羽のガチョウ → 2羽のガチョウ)
これらの不規則名詞は、規則的な変化がないため、暗記することが重要です。英語の不規則複数形に慣れることで、自然に正しい表現ができるようになります。
例文は以下のとおりです。
- The child is playing in the yard. → The children are playing in the yard.
(その子供は庭で遊んでいます。 → その子供たちは庭で遊んでいます。) - I saw one goose at the lake. → I saw five geese.
(湖で1羽のガチョウを見ました。 → 5羽のガチョウを見ました。)
【例外】英語には複数形が変化しない名詞もある
英語には複数形が変化しない名詞がいくつかあります。
これらは不可算名詞や単複同形の名詞で、sheep や deer などがその例です。
例:
- One sheep → Two sheep
(1匹の羊 → 2匹の羊) - One deer → Two deer
(1頭の鹿 → 2頭の鹿)
例文は以下のとおりです。
- One sheep is grazing in the field.
(1匹の羊が野原で草を食べています。) - There are many sheep on the farm.
(その農場には多くの羊がいます。) - I saw a deer in the forest.
(私は森で1頭の鹿を見ました。) - The deer are often seen near the river.
(鹿は川の近くでよく見かけます。)
関連記事:英語の形容詞一覧【日常会話向け】
関連記事:英語の自動詞と他動詞の違いって?知らない人はこんなにも損をしていた!
まとめ
英語の複数形には、基本的な -s の付け方から、-es や不規則名詞の変化まで様々なルールがあります。
これらのルールを理解し、例文を通じて練習することで、複数形を使いこなせるようになります。
特に、-es を付ける場合や不規則な変化を覚えることで、英語の表現力が大きく向上します。この記事で紹介したルールを参考に、英語をより正確に使えるようにしましょう。
関連記事:【基礎英文法を学ぶ参考書】「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の使い方・口コミ!
関連記事:中学英語をやり直したい大人必見!おすすめ勉強法や参考書まとめ
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。