英語の文法一覧!中学で習う文法をまとめて一覧で紹介します
英語を学ぶ時には、英文法を理解することが大切ですよね。
特に社会人になって英語を学び直すときに、「まずは中学英語の文法から学び直そう!」と思い立つ大人の学習者は多いです。
そんな中学の英文法ですが、どこからどこまでが中学で習う英文法か、意外と覚えていないものですよね。
さらに、2020年度から学習指導要領が改訂されて、中学校卒業までに習う英語の範囲が広くなりました。
そこでこの記事では、中学校で習う英語の文法を一覧で紹介して総ざらいし、あなたの英語学習を手助けします。
目次
中学で習う英語の文法事項一覧!
文部科学省が公開している学習指導要領によると、中学校で習う英文法を一覧にすると以下の通りになります。
a 代名詞
(a) 人称や指示,疑問,数量を表すもの
(b) 関係代名詞のうち,主格のthat,which,
who,目的格のthat,whichの制限的用法
b 接続詞
c 助動詞
d 前置詞
e 動詞の時制及び相など
現在形や過去形,現在進行形,過去進行形,現在完了形,
現在完了進行形,助動詞などを用いた未来表現
f 形容詞や副詞を用いた比較表現
g to 不定詞
h 動名詞
i 現在分詞や過去分詞の形容詞としての用法
j 受け身
k 仮定法のうち基本的なもの
学習指導要領は「学校での英語教育の方針」や「これまでの英語教育の成果」をまとめたものなので、具体的なことには言及がありませんね。
それでは、次の項で簡単に中学で習った英語の文法をおさらいしていきましょう。
中学でならう英語文法の一覧総ざらい!
前項では文部科学省による学習指導要領から、中学で習う英語の文法一覧を見ましたね。
ここからは、学習指導要領に基づいて、中学英語の文法項目をそれぞれ簡単に総ざらいしましょう。
代名詞
代名詞は、名詞の代わりに使われる言葉です。
名詞とひと口に言っても、人称代名詞や指示、疑問、数量代名詞などがあります。
中学で習う代名詞には、主に以下のタイプがあります。
- 人称代名詞: I, you, he, she, it, we, they など「人」を表すもの 例: She is my friend.
- 指示代名詞: this, that, these, those など「あれ」や「それ」を表すもの 例: This is my book.
- 疑問代名詞: who, what, which など「何が?」や「誰が?」などを表すもの 例: Who is that person?
- 数量代名詞: some, any, few, many など 例: Many people like pizza.
また、中学校では関係代名詞も習います。
主格(主語の働きをする形)の “who”, “that”, “which” や、目的格(目的語の働きをする形)の “whom”, “that” がそうですね。
こうした関係代名詞は、先行詞(名詞)を修飾し、文を詳しく説明するために使われます。
- 関係代名詞: The book that I bought is interesting.
接続詞
接続詞は、2つ以上の文や語句をつなげる文法要素です。
中学英語の文法では、以下のような接続詞がよく使われます。
- 等位接続詞: and, but, or, so, for など、2つの文章を1つに繋げるもの 例: I like coffee, but I don’t like tea.
- 従属接続詞: because, if, when, although など、メインの文章(主節)に伴(ともな)った文章(従属節)を繋げるもの 例: I stayed at home because it was raining.
関連記事:英語の接続詞を一覧でチェック!接続詞の種類や使い方も詳しく解説
助動詞
助動詞は、動詞を補助して、能力、義務、可能性、許可などを表現する重要な文法要素です。
「助動詞+動詞の原形」の形で以下の意味を持たせます。
- can: できる 例: I can swim.
- must: 必要がある 例: You must do your homework.
- will: 未来 例: I will go to the store tomorrow.
前置詞
前置詞は、名詞や代名詞の前に置かれ、その名詞との関係を表現します。
前置詞を使って、場所時間、方向などを表すわけですね。
- 場所の前置詞: in, on, at など 例: I am in the room.
- 時間の前置詞: at, on, in など 例: I will meet you at 5 o’clock.
関連記事:英語の前置詞一覧!使い分けやルールを中学生にもわかりやすく解説
動詞の時制
英語では、動詞を使って「いつ」何が起こったかを示す必要があります。
- 現在形: 人が行う習慣や、「日が昇る」など普遍(ふへん)的な動作が行われていることを表す。 例: I eat breakfast every morning.
- 過去形: 過去に起こった出来事を表す。 例: I visited London last year.
- 現在進行形: 現在進行中の動作を表す。 例: I am reading a book right now.
- 現在完了形: 過去のある時点から現在に至るまでの経験や状態を表す。 例: I have finished my homework.
- 未来表現: 未来に何かが起こることを表す。 例: I will go to the party tomorrow.
関連記事:英語でよく使う動詞一覧!中学で習うものやネイティブが使うものをを中心にランキング形式で紹介
比較表現
比較級と最上級は、何かを比較したり、何かの中で一番大きい、一番小さいなど「最大」であることを表現します。
- 比較級: 2つのものを比較する。 例: This book is better than that one.
- 最上級:最大であることを強調する 例: This is the best book.
関連記事:比較は英語で何と言う?3つの表現パターンと「比較級」「最上級」のルール・単語一覧
不定詞
不定詞は、「to + 動詞の原形」の形で、「~なこと」を意味します。
不定詞を使って、目的、意図、希望などを表現できます。
- 目的を表す: I study to improve my English.
- 意図を表す: She went to buy a gift.
- 希望を表す:I hope to visit Japan someday.
動名詞
動名詞は、動詞の原形に「-ing」を加えた形で、名詞の形で使われます。
「~する」という動詞から、「~すること」という名詞になるイメージですね。
- 動名詞の例: I enjoy reading books.
ここでは”reading”が名詞として使われています。
関連記事:不定詞とは?動名詞とは?一覧&中学生でも分かるように簡単に解説
現在分詞と過去分詞
現在分詞と過去分詞は、動詞から派生して、文をより詳しく表現するために使われます。特に形容詞として使われることが多いです。
- 現在分詞: The running water is cold.(動詞「run」の現在分詞)
- 過去分詞: The broken glass was on the floor.(動詞「break」の過去分詞)
現在分詞は、名詞のwaterを修飾して「流れている水」を意味していますし。
過去分詞は、名詞のglassを修飾して「割れたガラス」を意味しているのがわかりますね。
受け身(受動態)
受け身は、動作の受け手に焦点を当てる方法です。
「誰が行った」が普通の文(能動態)で、「誰によって行われた」を表すのが「受け身(受動態)」なわけですね。
受け身(受動態)は、「S(主語)+be動詞+過去分詞」の形で作られます。
- 能動態: The teacher teaches the lesson.
- 受動態: The lesson is taught by the teacher.
関連記事:受動態や受け身は中学英語だから簡単?答えはNo!上級者でもつまずくポイントを例文付きで徹底解説!
仮定法
仮定法は、現実には起こらない仮定の状況を表現する際に使われます。
仮定法には色んな表現がありますが、中学で習うのは仮定法のうち基本である「仮定法過去」を中心に学びます。
仮定法過去は、実際に起こっていないことを「動詞の過去形」と「助動詞の過去形」を使って表します。
- 基本的な仮定法: If I were you, I would study harder.
「私があなただったら」という「現実で起こらない仮定の話」をしているのがわかりますね。
関連記事:英語の仮定法とは?4つのタイプを例文付きで簡単解説【コツは日本語で考えること】
まとめ
この記事では、中学で習う英語の文法を一覧形式で紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、中学で習う英語の文法を見返して、より鮮明に、中学で習った英語の文法知識を、英語の勉強や英会話レッスンなどに役立てられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語学習をより充実したものにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。