「予約」は英語で何と言う?Reservationだけじゃない!今日から使える例文まとめ
「今度あの店を予約出来ないかな?」
「次の海外出張のために、飛行機を予約しておかなきゃ!」
私たちがお仕事をする時、プライベートで過ごす時、「予約をする」という言葉は日常的によく使われます。
その「予約をする」や「予約」、英語で言うとどんな言葉を使うのでしょうか?
検索エンジンで検索すると「Reserve」や「Reservation」を筆頭に、様々な英単語が出てくるかと思います。
しかし、それらのニュアンスを理解せずに、当てずっぽうでそれらの英語表現を使ってしまうと、適切な使い方にならず相手を戸惑わせてしまうかもしれません。
そこでこの記事では、「予約」を意味する英語表現についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、「予約」を表す英語表現について、そのシチュエーションごとに適切な表現が使えるようになっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
Reservationだけじゃない?「予約」の英語
「予約」と検索エンジンで調べると「Reservation」が真っ先に出てくるかと思います。
しかし、レストランの席を予約するか、飛行機や新幹線の席を予約するか、または人と会うために予約するのかによって使われる英語表現は全く違います。
例えば、「お客さん」で考えるとイメージがつきやすいかと思います。
同じ「お客さん」を表すとしても、お店にいらっしゃるお客さんは「Customer(カスタマー)」ですし、大きな案件で相手をもてなす場合は「Client(クライアント)」と呼びますよね?
また、大局的に「消費者」としてお客さんを表す時には「Consumer(コンシューマー)」とも呼びます。
このように、ひと口に「お客さん」と言っても、立場によって3つも呼び方があります。
それと同じように、「予約」にも、どこを予約するかによって使う英語表現が変わるというわけです。
「お客さん」を例に挙げるとイメージがつきやすくなったかと思います。
それでは、具体的な「予約」を表す英語表現を見ていきましょう。
【基本編】例文あり!「予約」を表す英語表現
「予約」を表す英語表現として、主に以下が挙げられます。
- Reserve/Reservation
- Book/Booking
- Appointment
↑これらの表現は、どのような場で適切に使うことが出来るのでしょうか?
順番に見ていきましょう。
Reserve/Reservation
ReserveやReservationは、レストランやホテルの部屋などを予約する時に使われます。
Reserveが動詞で使われ、Reservationは名詞で使われます。
Reserve/Reservationのニュアンス
ReserveやReservationには、「利用用途のために場所を予約しておく」というニュアンスがあります。
例えばレストランの場合、食事をするための場所を予約するためReserveやReservationが好んで使われます。
また、他の「予約」を表す英単語よりも、しっかりと場所を確保しておけるニュアンスも持っています。
Reserve/Reservationの例文
動詞で使われる時の例:
- I’d like to reserve a table.
席を予約したいのですが。
名詞で使われる時の例:
- I would like to make a reservation for two people for tonight at 7pm.
今夜7時に2席予約したいのですが。
名詞で使われる時は「Make」と相性が良くほとんどの場合「Make a reservation.」というフレーズで使われます。
Book/Booking
BookやBookingは、飛行機のチケットやバスの席を予約する際に好んで使われます。
Bookは動詞として使われ、Bookingは名詞として使われます。
Book/Bookingのニュアンス
BookやBookingには、「ひとまず取っておく」というニュアンスがあります。
なので、「予約をされる側のやむを得ない事情で予約が無効になるかもしれません。」というニュアンスも少しだけ含まれています。
例えば、「オーバーブッキング」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは、航空会社などがチケットのキャンセルを見越して、実際の席の数よりも多く予約を取っておき、結果予測よりもキャンセル数が少なく全員分の席を用意できない状況を指します。
この「オーバーブッキング」はそう頻繁に起こることではありませんが、この「席の予約」の体質上、絶対の予約を担保するものではありません。
このことから、BookやBookingのニュアンスがイメージできたかと思います。
Book/Bookingの例文
動詞で使われる時の例:
- He booked us a room at this hotel.
彼は私たちのホテルの部屋を予約してくれた。
名詞で使われる時の例:
- All booking must be made by post.
全ての予約は郵送で行われる必要があります。
Reservationと同様、名詞で使われる場合は「Have a booking(予約を取っている)」や「Make a booking(予約を取る)」のように、HaveやMakeと一緒にフレーズとして使われることが多いです。
Appointment
Appointmentは、「人と会う約束」が転じて「予約」を表す時に使われます。
Appointmentのニュアンス
Appointmentは名詞で使われ、「Make an appointment」で「人と会う約束をする」というフレーズで使われます。
ビジネス会話で人と会う約束をする際「アポを取る」と言いますよね。
その「アポ」とはAppointmentを指します。
Make an appointmentは、その「アポを取る」というニュアンスでそのままイメージすることが出来ますね。
Appointmentの例文
- I would like to make an appointment with you at 2pm.
午後2時にお会いしたいのですが。 - I have an appointment at the doctor’s this morning.
私は今日の朝にお医者さんと会う予定があります。
Appointmentの次の前置詞に注目してみてください。
前者はWith、後者はAtになっていることがわかるかと思います。
約束した相手が明確な場合には前者のWithを、そして約束した相手が不特定多数のうちの誰かの場合は後者のAtを使います。
この前置詞の違いは上級者でも明確に説明できる人は少ないので、適切に使い分けることが出来たらとても格好いいですね。
【実践編】例文あり!色んな種類の「予約」を表す英語表現
「予約をしたい」を表す基本のフレーズをお伝えしたところで、次はシチュエーションごとに役に立つ、実践的なフレーズをお伝えします。
ホテルを予約したい時
ホテルで空きの部屋を予約したい時は、以下の英文が使えます。
- Do you have any room available for tomorrow?
明日、お部屋空いてますか?
↑の例文は「Do you have〜?」と「Available」がキーになります。
Do you have〜?
例えば、服屋さんでジャケットを探している時に、日本語では店員さんに「この店にジャケットはありますか?」と聞きますよね?
対して、英語では同じシチュエーションでも「Are there 〇〇 in this shop?(このお店に〇〇はありますか?」ではなく「Do you have~?(~をお持ちですか?)」を使うのが自然です。
ホテルのお部屋を予約する時も同じ発想で考えられます。
↑の例文では、Do you have any room?で「お部屋はありますか?」を意味していたんですね。
Available
Availableは「利用可能な」を表す形容詞です。
日本語では「空いている部屋」と表現しますが、英語では「利用可能な部屋」と表現するんですね。
Availableは形容詞なので、直前の名詞である「Room」を修飾して「利用可能な部屋」を意味しています。
予約の席を希望したい時
予約をする時、「ここの席を希望したい!」というシチュエーションがありますよね。
例えば、飛行機の席を予約する時に「窓側の席が良い!」と希望することはありませんか?
その際は、「Would like to…」を用いて以下のように表現します。
- I’d like to book a seat by the window.
窓側の席を予約したいのですが。
この表現は、例えばレストランで禁煙の席を予約したい時にも応用できます。
- I’d like to reserve a non-smoking table.
禁煙席を予約したいのですが。
商品を予約したい時
商品の予約をしたい時は、以下の表現を使うことができます。
- Layaway
- Put ~ on hold
- Place an order on/for ~
Lay awayとPut〜 on holdは元々「商品の取り置き」を意味します。
今は在庫にない商品を「取り置きしてもらう」=商品を「予約しておく」という発想です。
- a way of buying something called layaway plan
レイ アウェイ プランという商品の購入方法 - Can you put it on hold? I will come and pick it up today.
取り置きしておいてもらえますか?今日取りに伺います。
また、「取り置き」の他にも「取寄せ」を使って「予約」を表現する「Place an order on/for ~」もあります。
- Can I place an order on this item?
この商品を取り寄せて頂けますか?
また、店員さんが既にどの商品か分かっている時は、シンプルに「Can I place an order?」だけ伝えてもOKです。
- A: I’m sorry we are all out of stock at the moment.
申し訳ありません。只今、在庫を切らしております。 - B: Can I place an order?
取り寄せてもらえますか?
予約の時間を変更したい時
予約をしたい時だけでなく、急な予定などですでに取った予約の時間を変更したい場合もありますよね。
その際は、「Would like to」と「Change the time of」を使って表現できます。
- I would like to change the time of reservation.
予約の時間を変更したいのですが。
まとめ
この記事では、以下の点から「予約」についての英語表現についてお伝えしてきました。
- 「予約」する対象によって、使う英語表現が違う
- 代表的な3つの表現には、細かなニュアンスの違いがある
- 具体的な使い方を例文に触れて知る
日本語でひと口に言い表せる言葉でも、英語では使われ方によって様々な表現をすることがあります。
ぜひ、シチュエーションに応じて適切な表現が出来るようになりたいですね。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。