「実際」って英語で何と言う?Actuallyだけじゃない?例文と一緒に紹介!
「彼は善人だと言われているが、実際には違う」
「実際の数字に表してみましょう」
↑のように、「実際に」というフレーズはよく耳にします。
そんな「実際に」ですが、英語では何と言うのでしょうか?
英語を勉強したことがある人の多くは「実際に」と聞いて「Actually」を真っ先に思い浮かべた方が多いかと思います。
しかし、「実際に」を表す英語表現はActuallyだけではありません。
この記事では、そんな「実際に」を表す英語表現について詳しくお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、Actually以外の「実際は」を表す英語表現について熟知していて、英会話や英作文で重複表現を避けて、豊かな表現を出来るようになっているので、ぜひ最後までお読みください。
目次
こんなにあるの?「実際に」を表す英語表現
「実際に」を表すものとして、以下の英語表現が挙げられます。
- Actually
- Indeed
- Virtually
- In reality
- In fact
- As a matter of fact
- Truth of the matter is
「こんなにもあるの!?」と感じたかもしれませんね。
順番に見ていきましょう。
Actually
「実際に」と聞いて真っ先に思い浮かぶのが「Actually」ですよね。
例↓
- He looks stern, but actually he’s very kind.
彼は厳格に見えるが、実際はとても親切だ。 - Actually, he didn’t see her do it.
実際のところ、彼は彼女がそれをするのを見ていない。
傍目に見た印象や、一般的な見解に対して、「実際はこうだ」という場合によく使われます。
Indeed
Actuallyのほかに、「実際に」を表す英語表現として「Indeed」が挙げられます。
IndeedもActuallyと同様に、英語を勉強してきた人が「実際に」と聞いて思い浮かぶ英語表現の筆頭ですね。
例↓
- I knew the project would take a long time, and indeed it took three months.
プロジェクトには時間がかかるとはわかっていた、そして実際に3か月かかった。
Virtually
Virtuallyも「実際に」を表す英語表現として挙げられます。
例↓
- They are now virtually cut off.
彼らは事実上やめさせられた。 - He was virtually a ruler.
彼は事実上の支配者だった。
Virtual(バーチャル)と聞くと「バーチャル空間」のように「仮想の」というイメージが先行しますよね。
確かに、Virtualには「虚像の」という意味も持っていますが、実際に英語で使われる時には「実際は」や「事実上、実質的には」という意味で広く使われます。
In reality
In realityも「実際に」を表す英語表現として挙げられます。
例↓
- She looks young, but in reality she is past forty.
彼女は若く見えるが実は 40 を超えている. - They thought they made the rules but in reality they were only puppets.
ルールを作ったのは彼らだったが、実際には操り人形にすぎなかった。
ActuallyやIndeedなどと似た使われ方がします。
In fact
In factも「実際に」を表す英語表現として挙げられます。
例↓
- It may sound straightforward to you, but in fact it’s all very complicated.
単純そうに聞こえるかもしれないが、実際はとても複雑だ。 - He is the president of the company in fact, if not in name.
名目上そうでなかったとしても、彼が社長です。(彼は事実上の社長だ)
Factは「事実」を表す名詞なので、その意味から連想しやすいかもしれませんね。
Actuallyの言い換え表現として一緒に覚えておくと、英作文や英会話の際に表現に幅を持たせることが出来ますね。
As a matter of fact
As a matter of factも「実際に」を表す英語表現として挙げられます。
例↓
- As a matter of fact, he is a man of faith.
実際、彼は信念を持った人だ。 - As a matter of fact, I did it.
実は、それをやったのは私です。
語数が多い分、以上に挙げたVirtuallyやIn factなどと比較して、覚えやすさを考慮すると英会話や英作文に使うのは気が引けるかもしれません。
ただ、英語で書かれた記事などではAs a matter of factを見かけることも多いので、覚えておいて損はないと言えます。
英検の上位級や大学受験などでも頻出の表現でもあります。
Truth of the matter is
Truth of the matterには、「事の真相」という意味がありますが、「truth of the matter is~」という形で用いられて「実際」という意味で使われることもあります。
例↓
- The truth of the matter is she is very lonely.
実際、彼女はとてもさみしがりやだ - The truth (of the matter) is, I want to be a writer.
実のところ、私は作家になりたいのです。
また、Truth is~という形で用いられることもあります。
例↓
- The truth (of the matter) is, Ellen liked you a whole lot.
実際は、エレンはあなたのことを大好きなんです。
まとめ
この記事では、「実際は」を表す英語表現として、学校英語で習った「Actually」以外の表現方法についてもお伝えしてきました。
学校で習った表現以外にも、様々な表現があることがわかったかもしれませんね。
こうした多岐にわたる表現が出来ることによって、英作文での表現の重複を避けて試験での減点を防いだり、また英会話において表現をより豊かにすることが可能です。
この記事でお伝えしたことを活用して、ご自身の英語力の向上や、英会話の表現力の向上にお役立ていただければ幸いです。
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プロキャディ杉澤伸章さん
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。