「さらに」って英語でなんて言う?話し言葉と書き言葉で使い分けが必要?それぞれ例文付きで解説!
「彼は英語が話せます。さらには、フランス語も話せますよ。」
「昨日は忙しかったし、それに眠たかったんだよね。」
日常会話やビジネスシーンを問わず、「さらに」という言葉はよく使います。
「さらに」という表現は、英語では「カジュアルなシーンや話し言葉」と「オフィシャルなシーンや書き言葉」とで表現を使い分けます。
この記事では、そんな「さらに」を表す英語表現を、「話し言葉・カジュアルなシーン」と「書き言葉・オフィシャルなシーン」をお伝えします。
この記事を読み終わる頃には、話し言葉と書き言葉、それぞれ適切な表現を区別して使いこなせるようになっているので、ぜひ最後まで読んでください。
目次
「さらに」を表す英語(口語・カジュアル)
まずは口語(話し言葉)で使われる、カジュアルな表現から紹介します。
besides
besidesは「それに、さらに」を意味する英単語です。
besidesの直前に言ったことに加えて、情報を付け足すことが出来ます。
例文↓
- I don’t wanna go out. Besides, I’m so tired today.
出かけたくないわ。それに、今日はすごく疲れてるの。 - I don’t like him. Besides, I hear bad rumors around him.
彼のことはあまり好きじゃないな。それに、彼の周りには悪い噂をよく聞くよ。 - Besides the rain, we experienced heavy winds.
雨に加えて、激しい風にも見舞われた。
【※注意点】
besidesと似た英単語に「beside」があります。
とても混同しやすく、さらにbesideは「~のそばに、~と比較して」の意味になり、大きく異なるので注意が必要です。
例文↓
- He sat beside me.
彼は私のそばに座った。 - The children seemed quite tiny beside him.
子どもたちは彼と比べるとずいぶん小さく見えた
what’s more
what’s moreは「さらに、おまけに、そのうえ」の意味で使われる英語表現です。
例文↓
- He is very experienced. What’s more, he is young enough.
彼は経験豊富だ。そのうえ十分に若い。 - She is smart, and what is more, she is polite.
彼女は頭がキレるし、そのうえ礼儀正しい。 - That restaurant serves delicious foods. What’s more, interior is refined.
あのレストランが出す料理は美味しいし、そのうえ内装も洗練されている。
また、what’s moreはネガティブな追加情報にも使うことが出来ます。
例文↓
- I missed my train yesterday, and what’s more, I slipped and fell on ice.
昨日は電車に乗り遅れたし、そのうえ雪で足を滑らせた。
also
「~もまた…」の意味で知られるAlsoですが、カンマと一緒に文頭に置くことで「さらに、また」の意味でも使われます。
例文↓
- She got a 10,000,000 subscribers on YouTube last year. also, there are 15,000,000 subscribers now.
彼女は昨年YouTubeで10万人のチャンネル登録者を獲得し、さらに、今や15万人の登録者がいる。 - Today, we would like to talking about new product. We would also like to discussing about the schedule.
本日は新商品についてお話したいと思います。さらに、スケジュールについてもお話出来ればと思います。
on top of that
on top of thatは上述した表現よりもさらにカジュアルに「さらに」を表す英語表現です。
例文↓
- A : How come you didn’t come to meetup yesterday?
どうして昨日の集会に来なかったの?
B : I had many things to do. I had to fix my bicycle, On top of that, I had tons of homework.
やることがいっぱいあったんだ。自転車を直さないといけなかったし、それに宿題も大量にあったんだ。
「さらに」を表す英語 書き言葉・オフィシャル
続いて、書き言葉やオフィシャルな場で使われる表現を紹介します。
in addition
in additionは「それに加えて、さらに」を表す英語表現です。
口語でも使われますし、レポートや新聞、論文などのオフィシャルな書き言葉でも使われます。
例文↓
- She can speak English and Portuguese. In addition, she says she can understand a little Japanese.
彼女は英語のほかにポルトガル語が話せます。さらに日本語も少し理解できるそうです
また「In addition to〇〇」の形にすることで、「〇〇に加えて」という意味になります。
例文↓
- He can speak French in addition to English.
彼は英語に加えフランス語も話すことができます。 - To take an express train, we have to get an express ticket in addition to an ordinary ticket.
急行に乗るには、普通券に加えて急行券を買う必要がある。
furthermore
furthermoreもin additionと同じく話し言葉でも書き言葉でも使われる英語表現です。
例文↓
- I am not good at keeping things tidy. Furthermore, I cannot throw things away.
私は整理整頓が苦手だ。それに加えて、物を捨てることも出来ない。 - I have never been to abroad. Furthermore, I can’t speak English so much.
私には海外に渡航した経験がありません。さらに英語もあまり話せません。
moreover
moreoverは、話し言葉ではあまり使われませんが、書き言葉でよく使われる表現です。
例文↓
- They are well known as a best baseball players. Moreover, they are also good at soccer.
彼らは最も優れた野球チームとして知られ、さらにはサッカーも上手だ。 - He is rich and, moreover, well-born.
彼はお金持ちで、その上家柄が良い。
まとめ
この記事では、「さらに」を表す英語表現を、話し言葉と書き言葉に分けてお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、もう「さらに」を英語で言う時に、「カジュアル・話し言葉」と「書き言葉・オフィシャル」で使い分けることができます。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現の一助になれば幸いです。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。