「景色」は英語で何と言う?それぞれの表現をニュアンス別に例文付きで紹介!
「景色」を表す英単語には、主にViewを筆頭とした4つの表現ができます。
4つの「景色」を表す英単語が、それぞれ別のニュアンスを持っているので、自然な英語を話すためにはそれぞれ適切に使い分けるとGoodです。
「一つの日本語で4つも英単語を覚えないといけないの?大変!」と思ったあなた、ご安心ください。
それぞれの英単語が持つニュアンスをイメージ出来れば、丸暗記する必要はありません。
この記事では、そんな「景色」の意味を持つ英単語を4つ、例文と共にイメージしやすくニュアンスまで紹介します。
この記事を読み終わる頃には、「景色」について適切な英単語で自然にわかりやすく使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「景色」を表す主な4つの英語
「景色」を英語で表す際には、以下の4つの表現が使えます。
- View
- Scenery
- Sight
- Landscape
順番に見ていきましょう。
View
「景色」を表す英単語として真っ先に浮かぶのは「View」ですね。
「オーシャンビューを楽しめるホテル」などの表現でカタカナ英語でも使われるのでイメージもしやすいですね。
Viewには「景色、風景、眺め、見晴らし」といった意味がありますが、もっと抽象的で根本的な英単語のイメージ(コアイメージ)は「特定の位置、場所から見える眺め」です。
なので、「オーシャンビューが見えるホテルの一室」も、「ホテルのある一室から見える海の景色」なのでViewが適した「景色」の表現にあたるわけですね。
また「From my point of view」で「私の意見では」を表すのも、「私の視点からその問題を見たらこう見えますよ」というニュアンスが根底にあるからです。
例文↓
- The view from the top of the mountain was wonderful.
山頂からの景色は素晴らしかった。 - The hotel offers fine views of the lake and surrounding areas.
そのホテルから湖とその周辺の景色がよく見える。 - The view of the ocean from the top of the hill is magnificent.
丘の上から見た海の景色は壮大です。
Scenery
Sceneryは特に「美しい自然の風景」を表すときに使われる表現です。
またViewが特定の位置から見える景色を表していたのに対して、Sceneryは自然の風景全体を表しています。
Sceneryは景色を表す英単語の中で唯一数えられない名詞(不可算名詞)なのですが、これはViewなどと違い「目で見えている範囲」に限定されておらず、自然風景全体を意味していることからイメージしやすいですね。
例文↓
- The scenery was beyond description.
その景色は言葉では表現できないほどだった。 - This national park is full of beautiful scenery.
この国立公園には景色のいい所がたくさんある。 - The scenery along the river was impressive.
その川沿いの風景は印象的だった。
※Sceneとの違いは?
SceneryはSceneから派生した英単語ですが、元となるSceneは少し違う意味を持っているので混同しないように注意が必要です。
Sceneryは「自然風景」を表しますが、Sceneは「時間が限定されている光景」を表します。
具体的に言えば、映画やドラマなどの「あのシーンが面白かったよね!」や「今朝公園で見かけた、犬と猫が仲良くしている光景が微笑ましかった。」といったような、「ある部分の時間を切り取った光景」を指すわけですね。
例文↓
- A happy scene of a girl playing with her little sister
少女が妹と遊んでいるほほえましい光景 - There were angry scenes when the police broke up the demonstration.
警察がデモ隊を解散させたとき、怒鳴り合いの光景が展開された。 - Her paintings shows scenes of everyday life.
彼女の絵は日常生活の風景を映している。
Sight
Sightも「景色」を表せる英語表現です。
「観光」を表すフレーズの「Sight Seeing」も広く知られていて、「Sight(景色を) Seeing(見ること)」と分解して考えると非常にイメージがしやすいですね。
SightはViewと同じように「目に入る範囲の光景」がコアイメージです。
例文↓
- The cherry trees in full bloom in the park are a wonderful sight.
公園の満開の桜は素晴らしい光景だ。 - They were terrified at the sight of the plane crashing.
彼らは飛行機が墜落する光景に肝をつぶした。 - This is one of the most wonderful sights in the whole country.
ここは国内有数の絶景です。
Landscape
Landscapeは「自然が持つ雄大な景色」のニュアンスを持った英語表現です。「美しい自然風景」を表すSceneryと似た意味を持っていますね。
Landscapeにはもともと「その土地の地形の特色」というニュアンスを持っているので、「自然の光景」のニュアンスにつながるわけですね。
例文↓
- He mainly takes photos of rural landscapes.
彼は主に、田園風景の写真を撮っています。 - She liked to paint landscapes of mountains and valleys.
彼女は、山や渓谷の風景画を描くのが好きだった。 - The landscape of the Scottish Highlands is stunningly beautiful.
スコットランド高地の風景は息を飲むほど美しい。
関連記事:「秋」を英語で説明できますか?fallとautummの違いと「日本の秋」を説明できるよう徹底解説!
まとめ
この記事では、ニュアンスごとに4つの「景色」を表す英単語について例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたなら、4つの「景色」を表す英単語が、どんなコアイメージを持っていて、どんなシーンで使われるかを十分理解していることでしょう。
この記事でお伝えした内容が、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。