東京のインターナショナルスクール10校!特徴をまとめてご紹介
「子どもをインターナショナルスクールに通わせたいけれど、どのスクールを選べばいいの?」「東京にはたくさんのスクールがあるけれど、どう違う?」インターナショナルスクールを検討されている方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか。
ほかにも、スクールを選ぶ上で、入学の条件や学費などは気になるところですよね。こちらでは、東京にあるインターナショナルスクールの情報をまとめています。各スクールの特徴などを詳しくご紹介していますので、ぜひいろいろとチェックにしてみてください。
インターナショナルスクールとは
はじめにインターナショナルスクールとは何かを簡単にご紹介します。
インターナショナルスクールとは、様々な国籍の子どもたちが通う学校です。両親の海外赴任などで在日しているため子どもが通う学校を言い、外国のカリキュラムを使った授業が英語で行われています。
インターナショナルスクールには「生きた英語が身につく」「国際的な視野を得られる」といったさまざまなメリットがあげられますが、一方で日本の義務教育校と認めらておらず、卒業後の国内進学が難しいという問題もあります。
しかし近年のグローバル化にともない、子どもを国際人に育てたいという理由から、それでも通わせたいというご家庭が増えているスクールです。
受験資格と入学条件は?
インターナショナルスクールの受験資格は、それぞれのスクールによって異なります。たとえば「英語環境で最低3年間学んだことがあること」や「キリスト教活動の参加の同意」などさまざまです。
ただほとんどのスクールで、高いの英語力が受験資格として求められます。また、子どもだけでなく「両親の一人が英語を話せること」という入学条件を設けているスクールも多いです。
また、入学を希望する学年によって受験資格が異なります。たとえば、入園時に2歳半以上であるとか、8月末までに満5歳になっているとか、そうした年齢制限が各スクールで設けられています。
選抜に関しては、基本的には、①面接、②書類審査、③前の学校の成績証明書もしくは推薦状の3つがあります。
英語力に関しては、インターナショナルスクールに入るのにほぼ必須といえますが、幼児期であればかならずしも必要というわけではありません。子どもの年齢が低ければ低いほど、入学できる可能性は高くなるとされています。
関連記事:インター英語面接対策と質問サンプルまとめ【受験前・準備編】
関連記事:インターナショナルスクールの学費はいくら?高いのはなぜ?理由を解説
日本人は入れない?
インターナショナルスクールは多国籍の子どもを受け入れる学校なので、日本人が入れないというわけではありません。しかし日本人の受け入れには消極的というスクールもあります。
その理由のひとつに、まずインターナショナルスクールは、日本に住む外国人の子どものための教育機関であり、入学志願者のなかでもそうした外国人の子供が最優先されるため、日本人は入りにくいというのがあります。
また、インターナショナルスクールは日本の学校教育法に定められた学校ではないため、義務教育の卒業資格が得られないという点をスクールが配慮しているという理由もあります。
しかし、インターナショナルスクールは日本国籍をまったく受け入れないというわけではありません。事実、文部科学省も一定の水準を満たしたスクールの卒業であれば国内への進学を認めるとの方向性を出しており、インターナショナルスクールにおける日本の子どもの受け入れは増えています。
インターナショナルスクールに通うメリット・デメリットについては以下の記事で解説しています。
東京のインターナショナルスクール10校
東京にはたくさんのインターナショナルスクールがあります。こちらでは、対象学年や学費といった情報をスクールごとにまとめてみました。ぜひいろいろとチェックしてみてください。
(こちらでご紹介している国際認定とは、スクールが認定校として認められていることを表します。たとえばWASCの認定スクールであれば、WASCに加盟している大学への入学資格が得られるというものです。)
※各記号は以下のことを表します。
・K – kindergarten(幼稚園)
・N – Nursery(保育園)
・G – Grade(アメリカの学年)
・Y – Year(イギリスの学年)
・IB – 国際バカロレア認定校
・WASC – Western Association of School and Colleges認定校
・CIS – Council of International Schools認定校
・ACSI – Association of Christian Schools International認定校
・NEASC – New England Association of Schools and Colleges認定校
・ISI – Independent Schools Inspectorate認定校
アオバジャパン・インターナショナルスクール
アオバジャパン・インターナショナルスクールは、1976年に設立された、練馬区光が丘と目黒区にキャンパスを持つ幼稚園、小学校、中学校、高校までの一貫校です。
35%の生徒の両親は日本人という、日本人の受け入れも多いスクールになります。英語力は必須というわけではなく、必要な場合はサポートプログラムを利用できるという特徴があります。
所在地 | 光が丘キャンパス:東京都練馬区光が丘7-5-1
文京キャンパス:東京都文京区本駒込6-18-23 目黒キャンパス:東京都目黒区青葉台2-11-5 |
対象学年 | 光が丘キャンパス:幼稚園・初学校・中学校(3歳~15歳)
文京キャンパス:高校(15~18歳) 目黒キャンパス:幼稚園(1.5~6歳) |
学費 | 入学納入金:320,000円 年間授業料: (K2)1,800,000円 (K3–K5)2,000,000円 (G1–5)2,200,000円 (G6–12)2,500,000円 施設設備維持費:154,000円 |
生徒数/国籍 | 460名、45カ国以上 (日本:35%、外国/日本国籍:35%、その他:30%) |
国際認定 | IB、CIS、NEASC |
URL | https://www.japaninternationalschool.com/ja/ |
アメリカンスクール・イン・ジャパン
アメリカンスクール・イン・ジャパンは、1902年に創立された都内で老舗のインターナショナルスクールです。50カ国以上の国籍を持ち、生徒数が約1500名と規模の大きなスクールになります。
生徒はアメリカ国籍が約50%と多く、日本国籍の割合は約10%です。卒業生の多くが日本やアメリカの名門校に進学し、その後一流企業で活躍している実績の高いスクールとなります。
所在地 | 調布キャンパス:東京都調布市野水1-1-1
六本木キャンパス:東京都港区六本木6-16-5 |
対象学年 | 調布キャンパス:小学校・中学校・高校(6歳~18歳)
六本木キャンパス:幼稚園(3歳~5歳) |
学費 | 申込金:20,000円 登録料:300,000円 建築メンテナンス費:1,025,000円 キャピタルアセスメント費:250,000円/年 年間授業料: (K–G5)2,680,000円 (G6–8)2,783,000円 (G9–12)2,830,000円 |
生徒数/国籍 | 1500名、50カ国以上 (日本:約10%、アメリカ:約50%、アメリカ/日本国籍:約25%、そのほか:約15%) |
国際認定 | WASC |
URL | https://www.asij.ac.jp/ |
カナディアン・インターナショナルスクール
カナディアン・インターナショナルスクールは、1999年に創立されたインターナショナルスクールです。カナダの学校と同じカリキュラムのもと、同じ教材、メソッドを使って授業が行われます。
卒業生はカナダの正規高校卒業者としてカナダへの進学が可能となり、また文部科学省の認可を得ているので、日本の大学も受験することができます。フランス語のプログラムがある、制服があるという特徴もあります。
所在地 | 東京都品川区北品川5-8-20 |
対象学年 | 幼稚園・小学校・中学校・高校(3歳~18歳) |
学費 | 申込金:35,000円 登録料:(K3-5)150,000円、(G1-12)300,000円 教育開発費: (G1-5)200,000円 (G6-8)200,000円/年 (G9-12)250,000円/年 建築メンテナンス費:250,000円/年 年間授業料: (K3-5)1,600,000円 (G1-5)1,750,000円 (G6–8)1,900,000円 (G9–12)2,000,000円 |
生徒数/国籍 | 300名、25カ国以上 |
国際認定 | IB、WASC、CIS |
URL | https://www.cisjapan.net/ |
ケイ・インターナショナルスクール東京
ケイ・インターナショナルスクール東京は、1997年に創立された江東区にあるインターナショナルスクールです。
50以上の国籍を持つ600人の生徒が在籍しており、英語圏や日本の生徒のほかに、ヨーロッパが15%、インドが15%、その他のアジア国が12%、アフリカ・中東・南アメリカが11%と国際色豊かなスクールになります。
2021年のIB校ランキングで世界7位になるなど、学力の高いスクールでもあります。
所在地 | 東京都江東区白河1-5-15 |
対象学年 | 幼稚園・小学校・中学校・高校(3歳~18歳) |
学費 | 申込金:35,000円 登録料:(K3-5)150,000円、(G1-12)300,000円 教育開発費: (G1-5)200,000円 (G6-8)200,000円/年 (G9-12)250,000円/年 建築メンテナンス費:250,000円/年 年間授業料: (K3-5)1,600,000円 (G1-5)1,750,000円 (G6–8)1,900,000円 (G9–12)2,000,000円 |
国籍 | 600名、50カ国以上 (英語圏:約25%、日本:約22%、イギリス・ヨーロッパ:約15%、インド:15%、その他のアジア国:約12%、アフリカ・中東・南アメリカ:11%) |
国際認定 | IB、WASC、CIS |
URL | https://www.kist.ed.jp/ja |
清泉インターナショナルスクール
清泉インターナショナルスクールは、1962年に創立されたカトリックの女子高です。幼稚園から高校まで欧米式の教育を行い、幼稚園ではモンテッソーリ教育、小学校から高校まではIB(国際バカロレア)教育を行っています。
卒業生の大学進学率は100%で、50%が北米、25%がアジアとヨーロッパの大学へ進学しています。
所在地 | 東京都世田谷区用賀1-12-15 |
対象学年 | 幼稚園・小学校・中学校・高校(3歳~18歳) |
学費 | 申込金:20,000円 登録料:300,000円 施設開発費:500,000円 施設メンテナンス費:100,000円/年 年間授業料: (K)2,030,000円 (G1-5)2,150,000円 (G6–12)2,170,000円 |
生徒数/国籍 | 650名、55カ国以上 (日本:約25%、アメリカ:約20%、韓国:15%、その他:40%) |
国際認定 | IB・CIS・NEASC |
URL | https://www.seisen.com/ |
聖心インターナショナルスクール
聖心インターナショナルスクールは、1908年に創立されたカトリック系の女子高です。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの教育をベースにカリキュラムがつくられています。
国際社会に貢献できる女性の育成を目標としており、100%の大学合格率があります。また学業だけでなく、スポーツや音楽、芸術といったクラブ活動も盛んに行われているスクールです。
所在地 | 東京都渋谷区広尾4-3-1 |
対象学年 | 幼稚園・小学校・中学校・高校(3歳~18歳) |
学費 | 申込金:20,000円 登録料:300,000円 教育・施設開発費:600,000円 施設メンテナンス費:220,000円/年 年間授業料: (K3-4)1,990,000円 (K5)2,090,000円 (G1-8)2,170,000円 (G9–11)2,190,000円 (G12)2,260,000円 |
生徒数/国籍 | 550名、45カ国以上 |
国際認定 | WASC・CIS |
URL | https://www.issh.ac.jp/ |
セントメリーズ・インターナショナルスクール
セントメリーズ・インターナショナルスクールは、1954年に創立されたカトリック系のスクールです。インターナショナルスクールでは珍しい男子校になります。
卒業生の多くが国内外の名門校へ進学するという進学校でありながらスポーツにも力を入れており、多くの国際的なスポーツ選手を輩出しています。
所在地 | 東京都世田谷区瀬田1-6-19 |
対象学年 | 幼稚園・小学校・中学校・高校(5歳~18歳) |
学費 | 申込金:20,000円 登録料:300,000円 教育開発費:600,000円 建築メンテナンス費:100,000円/年 年間授業料: (G1-5)2,380,000円 (G6–8)2,420,000円 (G9–12)2,450,000円 |
生徒数/国籍 | 800名、45カ国以上 (アジア:約35%) |
国際認定 | IB、CIS、WASC |
URL | https://www.smis.ac.jp/ |
東京インターナショナルスクール
東京インターナショナルスクールは、1994年に創立されたスクールです。
約360名の生徒の85%以上が外国籍を持ち、アメリカ、オーストラリアをはじめ、韓国、カナダ、オランダ、インド、イタリア、中国、フランスといった、かなり多国籍なスクールになります。
授業は英語で行われますが、幼稚園から9年生までは日本語のクラスもあります。
所在地 | 東京都港区南麻布2-13-6 |
対象学年 | 小学校・中学校(5歳~14歳) |
学費 | 申込金:20,000円 登録料:300,000円 開発費:600,000円 施設費:100,000円/年 年間授業料: (K-G5)2,630,000円 (G6-9)2,680,000円 |
生徒数/国籍 | 360名、63カ国以上 (日本:約15%、アメリカ:約17%、オーストラリア:10%、韓国:6%、スウェーデン:5%、イギリス:5%、その他:約42%) |
国際認定 | IB・CIS・NEASC |
URL | https://tokyois.com/ |
西町インターナショナルスクール
西町インターナショナルスクールは、1949年に港区で設立された老舗のインターナショナルスクールです。幼稚園から中学校までのスクールで、独自に作られた国際的なカリキュラムを採用しています。
授業は英語で行われますが、日本語学習が義務付けられており、第二言語としての日本語プログラムがあるのが特徴です。卒業後は、7割が国内のインターナショナルに進学し、3割が海外の高校へ進学しています。
所在地 | 東京都港区元麻布2-14-7 |
対象学年 | 幼稚園・小学校・中学校(5歳~15歳) |
学費 | 申込金:25,000円 登録料:300,000円 施設維持費:825,000円 教育拡充費:200,000円/年 学校成長基金:200,000円/年 授業料:2,510,000円/年 |
生徒数/国籍 | 460名、35カ国以上 (日本:約20%、アメリカ:約50%、その他:約30%) |
国際認定 | WASC・CIS |
URL | https://www.nishimachi.ac.jp/ |
ブリティッシュスクール・イン・東京
ブリティッシュスクール・イン・東京は、1985年に創立されたインターナショナルスクールです。イギリス式の教育を目的として、イギリスの標準カリキュラムに基づいた授業が行われています。
そのほか日本や他国のカリキュラムも部分的に採用しているとのこと。卒業生の20%が世界ランキング50位の、40%が世界ランキング300位の大学に合格している進学校です。
所在地 | 渋谷キャンパス:東京都渋谷区渋谷1-21-18
昭和キャンパス:東京都世田谷区太子堂1-7-57 |
対象学年 | 渋谷キャンパス:保育員~3年生(3歳~8歳)
昭和キャンパス:4年生~13年生(8~18歳) |
学費 | 申込金:40,000円 登録料:500,000円 教育資源費:580,000円 年間授業料: (N-Y6)2,525,000円 (Y7–9)2,570,000円 (Y10–13)2,660,000円 |
生徒数/国籍 | 1100名、65カ国以上 (1/3以上はイギリス人でも日本人でもない) |
国際認定 | ISI |
URL | https://www.bst.ac.jp/ |
まとめ
こちらでは、東京都内にあるインターナショナルスクールの特徴や学費などについてご紹介しました。インターナショナルスクールにはさまざまなメリットがありますが、進路や費用といった問題もあります。
お子さんをインターナショナルスクールに通わせたいとお考えの方は、ぜひこちらでご紹介した情報を参考にしてみてください。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。