「有給休暇」を英語でなんて言う?ネイティブが使う自然な表現も例文付きで紹介
「有給休暇」を英語で表現するには、Paid leaveやPaid holidayなどの表現を使うことができます。
会社に勤めていると、有給休暇を利用してスケジュールを調節する機会がありますよね。
日本でも有給休暇を使う時に、単に「休みを取る」と表現したりしますが、英語でも同じようにPaid leaveやPaid holiday以外にも、色んな言い方で「有給休暇を取る」ことを表現します。
この記事では英語で「有給休暇」を表現する色んな方法を、例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、外国人との英会話で「有給休暇」を表す英語表現を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、自分で「有給休暇を取る」の表現を状況やニュアンスに合わせて適切に使い分けができるようになっているので、ぜひ最後まで読んでください。
目次
有給休暇を表す英語表現
「有給休暇」を意味する英語表現には、主に以下の表現が使えます。
Paid leave
「有給休暇」は「Paid leave」を使って表すことができます。
Paidは「支払われた」を意味し、Leaveは「〜から離れる」を意味します。
有給休暇とは「給料が支払われる休暇」ですから、Paid(支払われた)とLeave(仕事から離れるイメージ)を組み合わせるイメージですね。
例文↓
- She is on paid leave this week.
彼女は今週有給休暇を取っています。 - I’m going to take some paid leave next month and visit my family in England.
来月に有給休暇を取って、イギリスの家族を訪ねます。 - A Japan Times article provides more details about paid leave rules.
ジャパンタイムズの記事は有給休暇の規則についての詳細を提供します。
【補足】
今この文字をタイピングしている筆者はTOEICの問題集で「Paid leave」の文字を見たとき、「支払われて去るから…退職金を貰って会社を去るのかな?」と間違えて推測したことがあります。
なので「支払われて去る」イメージから、しっかり「有給休暇」の意味へ連想できるように覚えておきたいですね。
Paid holiday
Paid holidayも「有給休暇」を表す英語表現の1つです。
Paidは「支払われた」を意味し、Holidayは「休暇」を意味します。
Paid holidayの方が先述の「Paid leave」よりも「有給休暇」の意味を連想しやすい利点がありますが、Paid holidayは主に「イギリス英語」で使われる傾向があります。
例文↓
- I’m on a paid holiday.
今日は有給休暇を取りました。 - He is on a paid holiday and will be back in the office next week.
彼は有給休暇中で、来週から出社する予定です。 - There is a system for paid holidays for workers.
労働者のための有給休暇というシステムがある。
Paid vacation
Paid vacationも「有給休暇」を意味します。
Paidは「支払われた」を意味し、Vacationは「休暇、余暇」を表します。
Paid leaveやPaid holidayと同じように感じますが、Vacationには「まとまった余白期間」のニュアンスがあります。
したがってPaid Vacationは有給休暇を使った「ある程度まとまったおやすみ期間」の意味を含むときに使われることが多いです。
例文↓
- Can I take a paid vacation for seven days?
7日間の有給休暇を取得してもいいですか? - She took advantage of her paid vacation and went skiing.
彼女は有給休暇を利用して、スキーに行った。 - They take a paid vacation for 3 weeks as summer vacation.
彼らは夏休みとして3週間ほど有給休暇を取る。
関連記事:「育休」を英語で表現できる?細かい意味や使い方の違いも例文付きで紹介
関連記事:「夏休み」や「夏季休暇」を英語で言えますか?外国人が使う表現を例文付きで紹介
有給休暇を表すことがある英語表現
上述した「有給休暇を表す英語表現」以外にも、有給休暇を表すことがある英語表現もあります。
Day off
Day offは「お休み」を意味する英語表現で、Take a day offという形で「休暇を取る」という表現をよく目にします。
Day offは広い意味で「お休み」を意味するので必ずしも有給休暇を表しているわけではありませんが、会社などに所属している社会人がDay offを使う場合は多くの場合有給休暇を使って休日にしています。
例文↓
- I will take a day off tomorrow.
明日休みを取る予定です。 - You look so tired. You should take a day off from work.
すごく疲れてそう。仕事休んだ方がいいんじゃないかな。 - I’m thinking to take some days off in the next month.
来月に何日か休みを取ろうと思ってるんだよね。
関連記事:「実家に帰る」や「帰省する」は英語で何と言う?英語ならではの感覚の違いも紹介!
Time off
Day offと似た表現にTime offという英語表現もあります。
Time offも「休暇」を表しますが、加えてTime off with payで有給休暇、Time off without payで給料を支払われない休暇を表すことができます。
例文↓
- He will take time off work.
彼は会社を休むだろう。 - She took some time off from work because she was sick.
彼女は体の具合が悪いので仕事を休んだ。 - He requested time off to attend his grandmother’s funeral.
彼は祖母の葬儀に出るため、休暇を願い出た。
関連記事:ゴールデンウィークを英語でなんと言う?GoldenWeekでは通じない?大型休暇について例文付きでわかりやすく紹介!
まとめ
この記事では、「有給休暇」を表す色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「有給休暇」を表す英語について、ニュアンスや細かい意味まで理解した上で適切に理解、使い分けができるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。