「準備」は英語でなんて言う?ネイティブが使うナチュラルな表現を例文付きで紹介
「準備」は英語で言うと「Prepare」や「Preparing」です。
ビジネスシーンでも日常生活でも「準備」という言葉はよく使われますが、英語のネイティブスピーカーはPrepareやPreparing 以外にも色んな英語で「準備」を表現します。
この記事では、「準備」を表す英語表現を、細かい使い方の違いごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、英会話で「準備」を表す英語をスムーズにナチュラルな表現ができるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「準備」を意味する英語表現まとめ
「準備」を意味する英語は主に以下の表現があります。
Prepareを使った表現
「準備」の英語訳と聞くと、真っ先に浮かぶのが「Prepare(プリペア)」でしょう。
学校英語や英検、TOEICなどでもよく使われる表現だからですね。
ひと口に「Prepare」と言っても、以下のような表現に別れます。
- Prepare ~
- Prepare for ~ / Prepare to ~
- Preparing
1.Prepare ~
まずはPrepareの後に直接準備する対象を持ってくる表現です。
例文↓
- Mother prepared us lunch.
母は私たちに昼食を用意してくれた。 - I’ve prepared the minutes for what has been discussed so far.
これまでの討議について議事録を用意致しました。
後述する「Prepare for~、Prepare to ~」とよく似ていますが、Prepare ~の表現は「既に~(例文中の「昼食」「議事録」の部分)の準備が終わっている」というニュアンスが含まれているのが覚えておきたいポイントです。
2.Prepare for ~ / Prepare to ~
続いてPrepare for ~ / Prepare to ~の表現です。
例文↓
- I prepared for baking a cake.
ケーキを焼く準備をしました。 - Tom prepared to leave.
トムは出発する準備をした。
上述の「Prepare ~」との違いは、まだ~の部分が完了していない状態という点です。
例えば↑の例文だと、「I prepared for baking a cake.」で「ケーキを焼く準備が出来ました。(ケーキはまだ出来ていない。)」ですが、Prepare ~を使った場合「I prepared a cake.」で「ケーキを準備しました。(ケーキはもう出来ている。)」となります。
細かいことですが、この2つの違いが頭に入っていると、より適切で自然な英語を使えるようになるので覚えておきたいポイントです。
3.Preparing
Preparingの形になると、単に名詞で「準備」と言い表せます。
例文↓
- Preparation is important.
準備は大事だ。 - Call me when you are finished preparing.
準備が整ったら呼んでください。
上述の「Prepare ~」や「Prepare to ~ / Prepare for ~」と違い、「〜の準備をする」という動作ではなく、単に「準備」を表す名詞として使われます。
Readyを使った表現
「Ready(レディー)」も「準備」を表す英語表現です。
日本でも「アーユーレディ?」という形で聞くことがあるでしょう。
Readyは「準備が出来ている状態」を意味します。「準備している状態(まだ準備が出来ていない状態)」ではないのであわせて覚えておきたいですね。
Readyは主に以下の用法で使われます。
- Be ready to
- Get ready for
1.Be ready to
「Be ready to ~」で「〜する準備が出来ている」を意味します。
例文↓
- We’re ready to go to the airport.
空港に行く準備が出来ている。 - Let me know when you’re ready to leave.
帰る準備ができたら教えてね。
2.Get ready for
「Get ready for ~」では「~の準備をする」を意味します。
先述した通り「Ready」は「もう準備が出来た状態」を意味しますが、「Get ready for~」は「これから準備をする(まだ準備が出来ていない状態)」を表します。
これは「Get」を使うことで「Ready(準備ができた状態)に向かう」イメージで使われるからです。
例文↓
- Let’s get ready to go to class.
授業の準備をしましょう。 - I hurried to get ready for school.
私は急いで学校の支度をした。
Arrangeを使った表現
「Arrange(アレンジ)」も「準備」を表せる英語表現です。
「アレンジ」と言うと、「ヘアアレンジ」や「お部屋のアレンジ」のような「何かを少しだけ変化させる」イメージをするかもしれませんね。
しかし、この場合の「Arrange」は、「自分の思ったように何かを配置する」ようなイメージで使われ、予定にしていることに対して時間配分や物事を「配置して準備する」ようなイメージで「準備」の意味で使われます。
Arrangeを使った「準備」については、以下の使い方がされます。
- Arrange for
- Arrangement
1.Arrange for
Arrange for~で「~の準備をする」を意味します。
例文↓
- We arranged for the meeting.
私たちはミーティングの準備をした。 - In the afternoon I must arrange for the trip.
午後は旅行の準備をしなければいけない。
2.Arrangement
Arrangementで「準備」を意味する名詞になります。
- We must make arrangements for the meeting at 4PM.
4時の会議のため、準備しないといけません。 - John is seeing to the arrangements for the meeting.
ジョンは会合のための準備をいま整えています。
関連記事:スケジュールを英語で調整しよう!予定の聞き方、伝え方
まとめ
この記事では、「準備」を表す英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、英会話で「準備」や「準備をする」の表現を、適切に表現でき、色んな表現で表される英語の「準備」の英語表現を聞き逃すことがグッと減るだけの知識がついているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。