「担当者」は英語でなんて言う?ビジネスシーンでよく使われる表現を例文付きで紹介
「担当者」を英語に翻訳すると「Person in Charge」が真っ先に思い浮かびます。
ビジネスシーンでは「担当者」という言葉はよく使いますし、プライベートでも運送会社やショッピングサイトに問い合わせなどをする際に「担当者」に連絡を取る機会もありますよね。
この記事では、そんな「担当者」を表す英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「担当者」についてさまざまな表現が出来るようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「担当者」を表す英語表現
「担当者」を表す英語表現には主に以下が挙げられます。
メールで使える「担当者」を表す英語表現
まずはメールで使える「担当者」を表す英語表現です。
Person in Charge,
メールで「担当者さまへ」と言いたい時は、「Person in Charge」が使えます。
Personは「人」を表し、In chargeは「~に責任がある人=担当の人」を表すので「担当者」を表すわけですね。
例文↓
- The person in charge is out of town until tomorrow.
現在、担当者は外出中です。 - We will reply by return person in charge.
折り返し担当者より連絡させていただきます。 - Linking to the Website prior to receiving permission from the person in charge of the application is prohibited.
担当者からの回答があるまで、ウェブサイトへのリンクはご遠慮願います。
「~に責任がある人=担当の人」を表すIn chargeは、よく熟語で「In charge of」の形でTOEICなどの試験に出たり、英語のビジネスメールでもよく使われる表現なので合わせて覚えておくと良いですよ。
※PIC=Person in Chargeの略語表現について
Person in chargeを「PIC」という略語で表す時もあります。
PICとは「Person In Charge」の頭文字をとったものです。
To whom it may concern,
To whom it may concernも「担当者」を表す英語表現です。
Toは「~へ向けて」のニュアンス、Whomは「誰か」を表し、It may concernが「それに関わる」を表すので、直訳すると「それに関わる誰かへ」となり、「ご担当者さまへ」となるわけです。
例文↓
- To Whom It May Concern, I would like to know the current status of my visa processing.
ご担当者さまへ。Visaの申請状況を教えていただきたいのですが。 - To Whom It May Concern, I am writing this email to ask a question about a job opportunity that was mentioned on your website.
ご担当者さまへ。貴社ウェブサイトに載っていた求人について質問するため、このメールを書いています。 - To Whom It May Concern, The T-shirt I got is the wrong size. I would like to replace the correct one as soon as possible.
ご担当者さまへ。届いたTシャツのサイズが合っていません。できるだけ早く正しいサイズに交換していただきたいのですが。
関連記事:「状況」を英語で何という?細かい意味の違いも含めて例文付きで紹介
Dear Sir or Madam,
Dear Sir or Madam,でも「担当者」を表すことができます。
Sirは男性を、Madamは女性を丁寧に表す表現です。
直接の意味は「紳士、もしくはご婦人へ」といった感じになりますが、ビジネスメールで宛名として書かれる場合は「ご担当者さまへ」の意味で使われています。
例文↓
- Dear Sir or Madam, I would like to know the current status of my visa processing.
ご担当者さまへ。Visaの申請状況を教えていただきたいのですが。 - Dear Sir or Madam, I am writing this email to ask a question about a job opportunity that was mentioned on your website.
ご担当者さまへ。貴社ウェブサイトに載っていた求人について質問するため、このメールを書いています。 - Dear Sir or Madam, The T-shirt I got is the wrong size. I would like to replace the correct one as soon as possible.
ご担当者さまへ。届いたTシャツのサイズが合っていません。できるだけ早く正しいサイズに交換していただきたいのですが。
関連記事:英語のメールで問い合わせるには?今すぐ使える件名から書き出しまで紹介!
電話や口頭で伝える「担当者」の英語表現
メールの他にも、電話や対面など口頭で「担当者」を英語で言う表現もあります。
Someone in ○○(部署の名前)
Someone in ○○(部署の名前)で「担当者」を表せます。
例えば、Someone in Personnelなら「人事部の担当者」の意味で使われます。
例文↓
- Hello, I bought one of your products last week but it doesn’t work. May I speak to someone in customer service?
先週御社の製品を購入したのですが、壊れているようです。カスタマーサービスのご担当者さまをお願いします。 - I’d like to ask you some questions regarding your new products. May I speak to someone in PR?
新製品について、広報ご担当者さまにお話をうかがいたいのですが。
Right person
Right personでも「担当者」を表す場合があります。
直訳すると「正しい人」となるのですが、「わたし(あなた)が話すべき適切な人」というニュアンスで「担当者」の意味で使われるイメージです。
例文↓
- How do I contact the right person at the Embassy?
どのようにして担当者と連絡をとれば良いでしょうか? - If he doesn’t have the answer he will route you to the right person.
彼が対応できない場合は、質問を該当する担当者に転送します。
関連記事:ビジネス英語の電話はマニュアルで解決!今日から使える厳選フレーズ32選
まとめ
この記事では、「担当者」を意味する英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、ビジネスシーンで「担当者」を英語で適切に使いこなせるだけの知識を十分に持っているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。