英会話の苦手意識をなくすには?自信を持って話せるようになる練習方法
オンライン英会話や独学で英語を勉強しているけど、いざ英語で話す!となるとやっぱり緊張する、できる事なら英語で話さなければいけない場面から逃げ出したい…と、英会話への苦手意識がなかなか抜けない方は多いのではないでしょうか。その苦手意識、実はちゃんと原因があるんです。今回は、その原因となっている問題をクリアにして、英会話への苦手意識を克服する勉強法をご紹介します。
目次
英語が苦手だと感じるのはなぜ?
なぜ英語が苦手だと感じるのでしょう?それは突き詰めて考えてみると実はちゃんと理由があるのです。
正しく発音できているかわからない
1つ目の苦手意識の原因は、「正しく発音できているかわからないから」です。
例えば日本人にとって苦手なRやLの発音など。まだいまいち正しく発音できているのかわからない、おおげさにやりすぎるのも恥ずかしい…という気持ちが心のどこかにあるのではないでしょうか。
私たち日本人は英語ネイティブではないので、日本人アクセントがあるのは当たり前。でもなぜか「英語ペラペラ=発音も完璧」という固定観念にとらわれて、それに比べ自分の発音は完璧かどうかわからない、という不安から苦手意識が発生しています。
文法が合ってるかわからない
2つ目の苦手意識の理由は、「正しい文法を使って英語で話せているかわからないから」です。
例えばよく話題に上がるのが「タクシーを呼んでください」を英語で言いたい時。”Please call me a taxi” だっけ?間違えて笑われたら嫌だなぁ。できるだけ話さないでおこう。と、文法が正しくわかっていないとつい消極的になってしまいがち。
ネイティブではないので、多少の文法間違いは仕方ないのですが、どうも「正しい英語」を求めてしまっている人が多いようです。
(ちなみに”Please call me a taxi. だと「私をタクシーと呼んでください」という意味になってしまいます。ここはPlease call a taxi for me.と言いましょう。)
周りからどう見られているか気になる
こういった「正しいかどうかわからない→間違えたら恥ずかしい、理解してもらえなかったら恥ずかしい」という気持ちはどこから来ているのでしょう。
例えば、赤ちゃんや子供が言葉を間違えるのは当たり前ですよね。それに対して怒る人はだれもいません。
ではあなたはなぜ、間違えたら恥ずかしいと思うのでしょうか。それはあなたが日本語の世界では大人で、日本語ならきちんと話すことができ、仕事もきちんとできるからです。そのプライドが、英語の世界でもうまくできないと恥ずかしい、という思いにつながっているのです。
もやもやを放置しておくといつまでも苦手意識は消えない
この「発音が下手だったら恥ずかしい」「文法を間違えたら恥ずかしい」という気持ちはだれにでも起きるものだと思います。でも、発音や文法をばっちり覚えて、完璧な英会話ができるようになるのを待っていたら数年はかかってしまいます。数年の間、あなたはその苦手意識から抜け出すことができません。そんなのは嫌ですよね。
ですが実は、ある練習をするだけで、この「恥ずかしい」という思いを捨てることができます。ではこれから、苦手意識を捨て、自信を持って英会話ができるようになる練習法をお伝えします。
自信を持てるようにする練習方法
①自分の音声を録音して聞いてみる
まずは自分が英語で話すところを録音してみます。これはどんな場面でもかまいません。英語の本を音読する、YouTube動画をシャドーイングする、オンライン英会話レッスンを録音する(この場合は必ず講師に許可を得てから録音しましょう)など、自分が英語を話している時であればいいです。まずは1分だけでもOK。そしてその音声を聞いてみましょう。
②自分の実力を知り、プライドを捨てる
自分の英語音声を聞いてみると、ショックを受ける方が多いと思います。「自分の英語ってこんないまいちだったの…!?」というショックです。それは例えば、自分が想像しているよりもすごく日本語アクセントの強い発音になっていたり、論理的に話しているつもりだったのに実は文章の構成がぐちゃぐちゃだったり、Doから始まる質問なのにbe動詞で返事していたり…全然だめじゃん!と思うことがほとんどです。でもそれがあなたの実力であり、周りの人はいつもその英語を聞いているのです。ここで重要なのは、自分の実力を知り、プライドを捨てることです。「英語を上手に話したいけど、自分の英語を聞くのが怖い」という方は、自分の本当の実力を知るのが怖いからではないでしょうか?でもそれではいつまでたっても苦手意識は消えません。実力を知り、現実と向き合い、プライドを捨てて始めて、自信を持って英会話ができるマインドへの準備ができるのです。
③自分の英語音声を分析して、弱点を知る
ひととおりショックを受けて恥ずかしさを感じたあとは、冷静になってもう一度聞き、自分の英語を分析してみましょう。Rの発音、自分では大げさにしているつもりだけど、聞いてみるとうまく発音できてないな、いつも定冠詞が抜けているな、I thinkばっかり言っているな..など、自分の癖や弱点が見つかるので、それを書き出していきましょう。
④弱点を強化
自分の弱点がわかったら、あとは強化するのみ。例えば発音が弱点ならYouTubeなどで発音の練習法の動画をたくさん見ることができます。同じ表現ばかり使ってしまうという人は、類義語を確認してストックを溜めておくのもいいですね。もちろん、オンライン英会話レッスンで講師に自分の弱点を伝えて、それを克服するためのアドバイスをもらったり、弱点に特化した集中レッスンを受講したりしてもよいでしょう。
①に戻り、サイクルを繰り返す
弱点がある程度克服できた!と思ったら、また自分の英語を録音して聞いてみましょう。今回は、前回よりだいぶましになったように感じると思います。良くなったところは自分を褒めて、自信に変えていきましょう。また、そこから再度音声を分析し、弱点を見つけ、対策をして弱点をつぶしていく…というサイクルを繰り替えしていきましょう。
自分の英語音声を定期的に聞いていれば自分の実力を常に把握することができるので、いい意味で開き直り、自分に期待しなくなります。ペラペラには話せなくても、伝わる英語であればいいのです。伝わる英語にする為には、弱点を1つ1つつぶしていくこと。これを繰り返すうちに、自然と堂々と話せるようになっています。
まとめ
苦手意識があるというのは、どこかにまだプライドが隠れているということです。自分の実力を知る事でプライドをなくせば、開き直って堂々と話せるようになります。私たちはネイティブではないので、ペラペラに話せなくて当たり前です。でもそのプライドを捨てきれていない人が多くいます。プライドを捨てて堂々と話せば多少の文法が間違っていてもビジネスでのコミュニケーションがうまくとれたり、プレゼンで想いがうまく伝わったり、いいことだらけです。
とにかく一度でいいので、まずは自分の英語を録音して聞いてみてください。きっと英語へのモチベーションが変わりますよ。
自分の弱点はわかったけど、この弱点をどう克服するのか、誰かにアドバイスをもらいたい、という方は、英語を聞く力、話す力に特化して学べるトライズで一度相談してみるのはいかがでしょうか。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。