「株の暴落」を英語で言えますか?外国人が使う色んな表現を紹介
「市場経済の変動で株価が暴落した。」
「供給過剰の状態になったので商品価値が暴落した。」
↑のように、何かの価値が急激に落ちることを「暴落」と言いますよね。
特に経済の話題で使われる言葉なので、ビジネスシーンでよく使う言葉だと言えるでしょう。
そんな「暴落」を、英語を使う外国人は色んな言い方で表現力豊かに言葉にします。
そこでこの記事では、ビジネスシーンで、特に経済の話題で使われる「暴落」を意味する英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「暴落」を意味する色んな英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使えるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「暴落」を意味する英語表現まとめ
「株の暴落」や「価格の暴落」など、「暴落」を英語で表現するには、以下の英語が役に立ちます。
Fall
「暴落」を表すときに、日本人にとって最も使いやすい英語の一つが”fall”でしょう。
なぜなら”fall”は「落ちる」を意味する英語で、学校英語の教科書で習う基本的な表現であり、「落ちる」の意味が「暴落」の意味と重なるからです。
「暴落」の意味で使われる時、例えば「株価の暴落」の意味で使われるときに、fallは大幅な株価の下落にも、比較的緩やかな下落にも使える幅広さを持っているので、そうした意味でも使いやすい表現ですよ。
例文↓
- There was a sudden fall in oil prices due to global economic uncertainties.
世界的な経済不安の影響で、石油価格が突然暴落しました。 - Investors were concerned about the fall in cryptocurrency values over the past few months.
投資家たちは、ここ数か月の暗号通貨の価値の暴落を懸念していました。
Drop
”Drop”も、日本人にとって最も使いやすい英語の一つだと言えるでしょう。
なぜなら”Drop”は「落ちる」や「落とす」、「落下」を意味する英語で、上述した”Fall”と同じく学校英語の教科書で習う基本的な表現だからです。
「暴落」の意味で使われるときも、上述の”Fall”のように幅広い意味で使うことができます。
”Drop”は”Fall”よりも少し話し言葉に近いカジュアルな聞こえ方がする表現なので、覚えておくと適切な使い分けができるようになりますよ。
例文↓
- A drastic drop in the tech sector led to widespread losses in the market.
テクノロジー部門の急激な暴落が市場全体に広範な損失をもたらしました。 - A sudden drop in oil prices affected the global economy, especially in oil-exporting countries.
石油価格の突然の暴落が、特に石油輸出国の経済に影響を与えました。
Crash
上述した2つの”Fall”や”Drop”に比べて、”Crash”を使って「暴落」を意味するのは少し意外に感じるかもしれませんね。
なぜなら、”Crash”もカタカナで「クラッシュする」と表現するくらいに日本人にも馴染みのある言葉ながら、その意味は「衝突する」や「大破する」の意味で使われるからです。
”Crash”は、上述した”Fall”や”Drop”で表す「暴落」に比べて、「急激で大規模な価格の下落」を意味して使われます。
これまで使っていた「クラッシュする」のイメージに、「価格がクラッシュする(大幅に暴落する)」を付け加えると覚えやすいですよ。
例文↓
- The tech bubble burst caused a crash in the stock prices of major tech companies.
テクノロジーバブルの崩壊が、大手ハイテク企業の株価の暴落を引き起こしました。 - The airline industry faced a severe crash in stock prices due to the global pandemic.
世界的なパンデミックにより、航空業界は深刻な株価の暴落に直面しました。
Tumble
”Tumble”を使って、株価や価格の「暴落」を少しカジュアルに英語で表現できます。
”Tumble”はもともと、「転ぶ」や「転倒する」という意味で使われる英語なので、転じて「価格が転げ落ちる」というニュアンスで「暴落」を意味していると言えます。
もともとの”Tumble”の意味から連想して「暴落」をイメージできると、実際の英語を読むときや英会話で登場した時に「生きた英語」として使いやすいですよ。
例文↓
- The market took a severe tumble after news of the unexpected economic downturn.
予想外の景気後退のニュースを受け、市場は深刻な暴落に見舞われました。 - The currency tumbled after the central bank unexpectedly cut interest rates.
中央銀行が予想外に金利を引き下げた後、通貨は暴落しました。
Decline
”Decline”を使うことで、上述した”Fall”や”Drop”、”Crash”に比べて、やや丁寧なニュアンスで、ビジネスシーンなどのオフィシャルなシーンで好ましい印象で「(価格などの)下落」を英語で表現することができます。
これまでお伝えしてきた”Fall”や”Drop”などの「暴落」の英語表現に比べて、”Decline”は「下降」や「下落」の意味合いで使われ、「暴落」とは違った「緩やかな下降、下落」のニュアンスで使われます。
「暴落」の日本語訳とはズレますが、株価や物の価格の「下落」を指すので、ここで紹介しました。
例文↓
- There has been a noticeable decline in housing prices in the suburban areas recently.
最近、郊外の住宅価格に顕著な下落が見られます。 - The market has been facing a gradual decline in value due to economic uncertainty.
経済的な不安定さから、市場価格は徐々に下落する状態に直面しています。
まとめ
この記事では、「暴落」を意味する英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「暴落」を意味する色んな意味の英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使えるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
また、英語学習方法にお悩みの方や英会話スクールで英語力が思っていたより伸びなかったという人におすすめなのが、英語コーチングです。
英語コーチングのTORAIZでは、あらゆる英語学習の中から、あなたにとってベストな英語学習をカスタムして、飛躍的な英語力の向上を図ることが出来ます。
英語コーチングとは、ただ英語を教えるだけでなく科学的根拠に基づいて効果的な勉強法を無理なく継続させる事に注力した英会話サービスです。
TORAIZは、そんなコーチング英会話の中でも継続率が91%以上!
英語力だけでなくコーチングの技術も洗練されたコンサルタントが、あなただけのために作られたスケジュールを管理しながら、無理なく挫折しない方法であなたをサポートします。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。