おすすめの英文法参考書3選と学習のコツを解説【社会人向け】
文法を学ぶのには、参考書を使った学習がおすすめです。そこで本記事では、おすすめの英文法参考書3選を紹介します。
また英文法を学ぶ際のコツについても解説します。
記事を最後までチェックすれば、どの参考書で文法を学べばいいのか、どうやって文法を学べばいいのかが明確になりますよ。
目次
英会話に必要な文法知識は中学高校レベルだけ
実は中学高校で習う文法知識さえ身につけてしまえば、英会話において文法で困ることはほとんどありません。英会話どころか、TOEICや英検のような資格試験の文法問題も、中学高校の文法知識しか必要ありません。
日本の中学高校の英語教育では、英文法に関するほとんどのことを学び終えているのです。
中学高校の英文法を完璧に覚えられているのであれば、英文法について学び直す必要はありません。しかし中学高校で習った英文法を忘れてしまっているのであれば、学び直しをする必要があります。
しかし英文法は英単語とは異なり、学ぶ範囲が限定されています。よって計画的に学習をすれば、短い期間でも学習を終えることができます。
英文法の学習のコツ
英文法の学習のコツは、以下の3つです。
- まずは解説を読んで文法知識を学ぶ
- 問題演習で同じ文法問題をひたすら解く
- 英語を話したり読んだりする中で分からない文法事項を復習する
それぞれ詳しく解説していきます。
まずは解説を読んで文法知識を学ぶ
英文法は数に限りがあります。まずはどの文法事項が理解できていて、どの文法事項が理解できていないのかを仕分けしましょう。そして理解できていない文法事項のみ、解説を読んで理解します。
英文法は、英単語のように暗記でどうにかなるものではありません。よって、解説をしっかり読んで「なぜそうなるのか」を理解しなければなりません。
英文法の参考書を使う際は、左側に解説があり、右側に問題演習があるパターンが多いです。もしくは最初の数ページで解説があり、その後の数ページで問題演習があります。いずれにせよ、解説→問題演習の順番になっています。まずの解説→問題演習の「解説」部分を読み込むというイメージです。
この時、分からない文法知識全ての解説を一気に読んではいけません。「現在進行形が分からないのなら現在進行形だけを読む」のような形で、文法事項1つに絞って解説を読みます。
まとめて読んでも知識がごちゃごちゃになってしまうだけです。
問題演習で同じ文法問題をひたすら解く
解説を読んで文法について理解ができたら問題演習を行います。問題演習では、1つの文法事項に関する問題をひたすら解きましょう。なぜなら同じ文法問題を解くことで、その文法事項を体に染み込ませることができるからです。
間違っても、色々な文法問題が混ざった問題を解いてはいけません。まずは同じ文法事項の問題をひたすら解いて、基礎を固めます。色々な文法問題が混ざった問題を解くのは、そのあとです。
スポーツを練習する時も、まずは正しいフォームを習って、その後そのフォームを体になじませるために素振りを行うはずです。英文法もそれと同じです。「正しいフォームを習う=解説を読んで文法事項を理解する」です。そして「フォームをなじませるために素振りをする=問題演習で文法事項を定着させる」です。
英文法の参考書を使う際は、文法事項ごとに解説と問題がまとめられています。よって、問題が文法事項ごとにまとめらているので心配は不要です。
英語を話したり読んだりする中で分からない文法事項を復習する
英文法の解説を読み、英文法の問題演習を終えたら、あとは実際に英文法を使ってみるだけです。
英会話のために英文法を学んでいるのなら、実際の会話で、学んだ英文法を使ってみましょう。TOEICのような資格試験のために英文法を学んでいるのなら、資格試験の実践問題を解くなどして、文法問題を解いてみましょう。
この時、1つの文法事項に絞って会話をしたり、問題を解いたりする必要はありません。そもそも英会話で1つの文法事項だけを使って会話を成立させることは不可能です。またTOEICのような資格試験の実践問題でも、同じ文法事項の問題ばかりが連続で出題されることはあり得ません。
英語を話したり、読んだり、問題を解いたりする中で、一度学んだにもかかわらず、忘れてしまっている文法事項が見つかるはずです。そういった文法事項を見つけたら、復習をしましょう。
一度英文法については、解説を読んで理解しているはずです。よって、その文法事項が現在完了形なのか、仮定法なのかは判断できます。どの文法事項なのかが分かれば、参考書に戻って、その文法事項の解説を読み直すだけです。なぜ分からなかったのかを特定し、そのことについて参考書に書き加えておくことで、より理解が深まりますよ。
解説を読んだだけでは不安な場合は、問題演習を一緒に解いておきましょう。
おすすめの英文法参考書3選
英文法学習におすすめの参考書は以下の3冊です。
- Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル
- 一億人の英文法 すべての日本人に贈る「話すため」の英文法
- Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服
英文法を学ぶ際にネックになるのが、解説の難しさです。記事前半では、まず解説を読んでその後に問題演習をすると解説しました。しかし解説部分でつまずいてしまう方も多いんですよね。
解説でつまずいているにもかかわらず、問題演習に進んでも、問題は解けません。しかし解説を何度読んでも理解できません。こういう状況になってしまったら、どうしようもありませんよね。
そこで今回は、解説の分かりやすさから、おすすめできる英文法の参考書を3冊選びました。それぞれ詳しく見ていきましょう。
Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル
Mr. Evine の中学英文法を修了するドリルは、中学英文法を30日間で総復習できる参考書です。
英文法で必要な知識は、中学高校レベルに留まります。その中でも「中学英文法からやり直したい」という方にはおすすめの1冊です。
中学英文法は、復習せずとも覚えられている箇所も多いはずです。よって、分からない単元だけに絞って復習をするのがおすすめです。
一億人の英文法 すべての日本人に贈る「話すため」の英文法
一億人の英文法 すべての日本人に贈る「話すため」の英文法は、英会話に必要な文法を学べる参考書です。資格試験や受験対策のための文法参考書が多い中、本書は英語を「話すこと」に特化しています。
「英会話ができるようになりたい」「単語だけでの会話ではなく流暢に話せるようになりたい」という方におすすめの参考書です。
Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服
Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服は文法を学べる参考書のベストセラーで、高校の教材として取り入れられていることも多いです。
中学英文法はある程度わかっている方で、高校の文法を中心に学習したい方におすすめです。
まとめ
英文法の学習のコツと、おすすめの英文法の参考書を3冊紹介しました。
必要な英文法知識は中学高校レベルのものだけです。英単語のように無制限に覚えるべきものがあるわけではありません。
計画的に学習をすれば、2〜3ヶ月もあれば、中学高校の英文法はマスターできますよ。早速本日から、英文法の学習を初めてみましょう。
効率的な英文法の勉強法を探しているなら、「英語コーチング」はとてもおすすめです。
短期間で大幅な英文法のスキルアップが期待できるため、時間を無駄にしません。
英文法を勉強して早急にキャリアアップしたい方や、仕事で英語を使えるようになりたい方は、ぜひ英語コーチングを受講してください。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。