「卒業」は英語でなんて言う?細かい意味の違いごとに例文付きで紹介
「卒業」を英語に訳すと「Graduation(グラデュエーション)」になります。
3月になると卒業シーズンですから、卒業や卒業式の話題が挙がることが多くなるでしょう。
英語のネイティブスピーカーは、Graduation以外にも色んな表現で「卒業」を表します。
色んな「卒業」の英語表現を知っていると、外国人が使う「卒業」を意味する英語を聞き逃すこともグッと減りますし、英語での表現力も増します。
この記事では、「卒業」や「卒業式」を意味する色んな英語表現を、意味やニュアンスごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「卒業」や「卒業式」を表す英語表現を、細かい使われ方の違いまで理解しながら、適切に使い分け、聞き分けることができるのでぜひ最後まで読んでください。
目次
卒業を表す英語表現まとめ
英語で「卒業」と言うときは、主に以下の英語表現を使えます。
Graduate / Graduation
「卒業」を英語に訳すと「Graduate(グラデュエイト)」、もしくは「Graduation(グラデュエーション)」になります。
Graduateは動詞の形で「卒業する」を意味し、Graduationは名詞の形で「卒業」を意味します。
GraduateやGraduationは「卒業」を広く意味する英単語なので、幼稚園から小学校、中学校、高校から大学、大学院まで幅広く使うことができます。
Graduateを使った例文↓
- I graduated from University in 2020.
2020年に大学を卒業しました。 - She graduated in German at Cambridge.
彼女はケンブリッジ大学でドイツ語を専攻して卒業した。 - She was graduated from high school last year.
彼女は去年高校を卒業した。
※3つ目の例文のように、「Be graduated from〜」の受動態の形で使われることもあります。
Graduationを使った例文↓
- After graduation I want to travel to Europe.
卒業後にはヨーロッパを旅行したい。 - Have you seen her graduation photo?
彼女の卒業写真って見たことある? - To celebrate my university graduation, my parents bought me a car.
大学卒業を祝うために、両親が車を買ってくれました。
Get / obtain / complete a degree
Degree(ディグリー)を使って「卒業」を表現することもあります。
この場合の「Degree」は「学位」を意味していて、専門学校であれば「専門士」、4年制の大学の卒業であれば「学士」、大学院であれば「修士」や「博士」が学位にあたります。
「学位をGet(ゲット)する」ことから、「〇〇を卒業する」のニュアンスで使われることがあります。
Get a degreeの例文
- I was able to get a doctorates degree thanks to him.
私は彼のお陰で博士号を取ることができた。(博士課程を卒業できた)
Obtain a degreeの例文
- I was able to obtain a doctorates degree thanks to him.
私は彼のお陰で博士号を取ることができた。(博士課程を卒業できた)
↑Obtainを使うと、Getを使った場合よりもオフィシャルな表現になります。(ObtainはGetと同じで「〜を得る」の意味で使われます)
Complete a degreeの例文
- He has completed a degree in computer science.
彼はコンピューターサイエンスの学位を取った。(コンピューターサイエンス学部を卒業した。)
↑Completeは「完了させる、完遂する」のニュアンスで使われています。
Finish school
カジュアルな表現で「Finish school」と言って「卒業する」を表現することもあります。
「学校を終える」なので、そのまま「卒業する」の意味で連想できますね。
例文↓
- what will you do when you finish school?
学校を卒業したら何をしますか? - He didn’t even finish high school!
彼は高校も卒業してないよ!
卒業式を表す英語表現まとめ
「卒業」の話になると、「卒業式」の話題も出てくるでしょう。
本項では、「卒業式」を表す英語表現も紹介します。
「卒業式」を表す英語表現は主に以下のとおりです。
Graduation Ceremony
卒業式は英語で一般的に「Graduation Ceremony(グラデュエーション セレモニー)」と言います。
Graduationが「卒業」、Ceremonyが「式典」なので、「卒業の式典→卒業式」と連想しやすいですよね。
例文↓
- Today is my high school graduation ceremony.
今日は私の高校の卒業式です。 - Are you going to attend the graduation ceremony tomorrow?
あなたは明日の卒業式に参加しますか?
Commencement (Commencement Ceremony)
Commencement(コメンスメント)やCommencement Ceremony(コメンスメント セレモニー)を使って「卒業式」を表すこともあります。
特にGraduationと比べてCommencementは「大学の卒業式」を指す場合が多いです。
というのも、Commencementは「学位授与式」の意味で使われ、「卒業証書」と「学位」とでは違ったニュアンスがあるからです。
例文↓
- Commencement is on Friday, the 23rd.
学位授与式は23日の金曜日です。 - Will you be coming to the commencement ceremony?
学位授与式には来る予定ですか?
関連記事:「入学式・入社式・入園式」を英語で何て言う?海外の人にも伝わる自然な英語表現を紹介!
まとめ
この記事では、「卒業」や「卒業式」を表す色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「卒業」や「卒業式」を表す英語について、ニュアンスや細かい意味まで理解した上で適切に理解、使い分けができるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。