「収穫」は英語でなんて言う?ビジネスシーンで使う表現も例文付きで紹介
「あそこの農家さんは秋が収穫の時期だ」
「収穫のある企業訪問にできたらいいね」
↑のように、「収穫」は文字通り農作物の収穫や、ビジネスシーンでメリットを得る時に使われる表現です。
英語を話す外国人は、こうした「収穫」を英語で言うときに、文字通りの意味で使うときと、ビジネスシーンで比喩的に使われるときとで表現を使い分けます。
この記事では、そんな「収穫」を意味する色んな英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、農作物の収穫と、ビジネスシーンでのメリットを得る「収穫」を、英語で適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「収穫」を意味する英語表現まとめ
「収穫」を英語で表すには、以下の表現が使われます。
Harvest
「収穫」を英語に翻訳するとまず一番に出てくるのが「Harvest」です。
大学入試英語によく出てくる表現なので、高校時代に英語を頑張っていた、もしくは得意だった方は「知っていた」という場合も多いでしょう。
Harvestは「収穫」という意味の名詞でも使えますし、「収穫する」という意味の動詞でも使うことができます。
「収穫」全般を幅広く意味できる表現なので、大変使いやすいですよ。
例文↓
- It’s the time of year when farmers harvest their crops.
農家さんたちが作物を収穫する時期です。 - The apple orchard is a popular place for families to go and pick their own fruit during the harvest season.
リンゴ園は、収穫の時期に家族連れで行って自分で果物を摘む人気のある場所です。
Gather in
「収穫する」ことを「Gather in」で表すこともあります。
Gatherはもともと「集める」という意味で使われる英語ですが、育てた農作物を集めることから「収穫する」という意味でも使われるイメージですね。
例文↓
- In the fall, they gather in the backyard to harvest a lot of apples.
秋になると、彼らはたくさんのりんごを収穫しに庭に集まります。 - Farmers start gathering in grains when it’s the harvest season.
収穫の時期になると、農家さんたちは穀物を収穫し始めます。
Reap
「収穫する」ことを「Reap」で表すこともあります。
Reapはもともと「刈り取る」という意味で使われますが、収穫物を刈り取って収穫することから、「収穫する」の意味でも使われるイメージです。
例文↓
- We spent the morning reaping fresh vegetables from the garden.
私たちは朝、庭から新鮮な野菜を収穫しました。 - Every autumn, farmers reap the crops from their fields.
毎年秋、農家は畑から作物を収穫します。
【補足】イギリスのファンタジー小説やファンタジー映画などを見てみると、「死神」を「Soul reaper」と表現するのをよく見かけますが、「死神」も「魂を刈る」から「Soul reaper」だと言うわけですね。
「収穫物」は英語でなんて言う?
前項では「収穫」や「収穫する」を意味する英語表現をお伝えしました。
それでは、収穫される側の「収穫物」は英語で何と言うのでしょうか?
「収穫物」を表す英語には主に以下の表現が使われます。
Crops
「収穫物」は英語で「Crops」で表されます。
Cropsは「(農)作物」を意味するので、「収穫される農作物」が転じて「収穫物」の意味でも使われるイメージです。
例文↓
- The farmer had a bountiful crop of wheat this year.
その農夫は今年小麦の収穫物が豊かだった。 - We grow various crops, including corn, tomatoes, and potatoes, in our garden.
私たちは庭でトウモロコシ、トマト、ジャガイモなどさまざまな収穫物を育てています。
Yield
「Yield」も英語で「収穫物」を表します。
Yieldは、もともと「生産高」や「出来高」を意味する言葉で、農業での生産高や出来高が「収穫物」なので、Yieldが「収穫物」を意味するイメージですね。
例文↓
- The apple trees in our orchard had a high yield this year.
当園のリンゴの木は今年、収穫量が多かった。 - Despite the challenges, the vineyard produced a remarkable grape yield.
困難があったにもかかわらず、そのぶどう園は素晴らしいぶどうの収穫を出しました。
ビジネスシーンで使う「収穫」は英語で?
前項までで、言葉通りの意味である「農作物などの収穫」についてお伝えしました。
それでは、ビジネスシーンで使われる「今回の訪問で大きな収穫を得た」や「収穫のあるミーティングだった」などの表現は英語でどう言えるでしょうか?
ビジネスシーンで使える「収穫」は、以下のように英語で表現できます。
It is worth a try
「It is worth a try」は、「やってみる価値がある」を意味するイディオム表現です。
「やる価値がある」が転じて「収穫がある」のニュアンスでも使われるわけですね。
例文↓
- It took me a long time to find out, but it was worth a try.
調べるのにずいぶん時間がかかったが、収穫はあった。 - Although the international expansion plan ended in failure, it was worth a try, and there was a yield.
海外展開計画は失敗に終わったが、収穫はあった。
Gain / Have gains
「Gain」や「Have gains」は、日本語に訳すと「得るものがある」という意味になります。
「得るもの」が、つまり「収穫」を意味するので、「収穫がある」という意味合いでも訳されるわけですね。
例文↓
- You gain nothing by speaking ill of others.
他人の悪口を言っても何にも得しない(何の収穫もない)よ。 - If you live abroad, I think you will definitely have gains, so you should take on the challenge.
海外で暮らせば、必ず収穫があると思うから、挑戦した方がいいよ。
まとめ
この記事では、「収穫」を意味する色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、英語を話す外国人のように農作物の収穫と、ビジネスシーンでのメリットを得る「収穫」を、適切に使い分けられるだけの知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。