「迷う」は英語で何て言う?意味や使い方ごとに例文付きで紹介
「この辺りは詳しくなくて、道に迷ってしまいました。」
「進学するか就職するかで迷っているんです。」
↑のように、どこに進むべきかわからない場合や、自分がどこにいるのかわからなくなってしまった状態を「迷う」と言いますよね。
「迷う」には色んなニュアンスがあるので、英語を話す外国人は細かい意味や使い方の違いから、色んな言い方で「迷う」を英語で表現します。
この記事では、そんな「迷う」を意味する色んな英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「迷う」を意味する色んな英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使えるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「迷う」を意味する英語表現まとめ
「迷う」という言葉が使われるときは、主に以下の2つの意味で使われることが多いです。
- 道に迷ったとき
- 判断に迷うとき
それぞれの意味を順番に見ていきましょう。
道に迷ったとき
道に迷ったときは”be lost”を使います。
自分がどこにいるのかわからないときや、目的地がどの方向にあるのかがわからずに迷っている状態を”be lost”で表現するわけですね。
”be lost”は受動態の形になっているので、例えば自分が道に迷ったときは”I’m lost.”と表現するイメージです。
【例文】
- They were lost after taking a wrong turn and ending up on an unfamiliar road.
彼らは間違った方向に曲がり、見知らぬ道に出てしまって道に迷った。 - I realized I was lost when the path disappeared into the dense forest.
小道が密林で無くなったとき、自分が道に迷っていることに気づいた。 - We realized we were lost when we couldn’t find any familiar landmarks.
見慣れた目印が見当たらないことがわかり、私たちが道に迷っていることに気がついた。
判断に迷うとき
判断に迷う場合の「迷う」の英語表現には、主に以下の表現が使えます。
I wonder ~
判断に「迷う」ことを表すときは”I wonder ~”が使えます。
”I wonder ~”は「〜だろうかと思う」や「〜を疑問に思う」という意味で使われる言葉で、接続詞のifやwhetherなどと組み合わせて使われることで「(判断に)迷う」を表現することができます。
文字で解説するよりも例文を見た方がわかりやすいので、例文を見てみましょう。
【例文】
- I wonder if I should accept the job offer or wait for another opportunity.
その仕事のオファーを受けるべきか、他の機会を待つべきか迷っています。 - Sometimes I wonder whether I made the right decision by moving to this city.
この街に移住した決断は正しかったのかと、時々思うことがあります。 - I wonder if it’s better to invest in stocks or save the money in a bank.
株に投資するべきか、銀行にお金を貯めるべきか迷っています。
例文を見ると、”I wonder”の後で”if I should”と言うことで「〜するべきか迷う」を表していますし
”I wonder”の後に”whether~”が付くことで「〜かどうか迷う」を表していますよね。
ですから”I wonder~”の後に付く接続詞や文によって、どんな内容で迷っているかを表すことができます。
be undecided
「判断に迷う」を英語で表現する時に”be undecided”も使えます。
”undecided”がそのまま「決まっていない」ことを意味するので、転じて「判断に迷っている」を表現できるわけですね。
【例文】
- I’m undecided on whether to pursue a master’s degree or start working immediately.
修士号を取るべきか、すぐに働き始めるべきか迷っている。 - She is still undecided about which university to attend in the fall.
彼女は秋から通う大学をどこにするかまだ決めかねている。 - He is undecided if he should relocate for the new job offer.
彼は新しい仕事のオファーのために引っ越すべきかどうか迷っている。
似たような表現として”indecisive”(決まりきらない性格=優柔不断)もあるので、一緒に覚えてしまうと便利ですよ。
(例:He is often indecisive when it comes to making important decisions. 訳:彼は重要な決断をする際にしばしば優柔不断になります。)
dilemma
「判断に迷う」を英語で表すときは”dilemma”も使えます。
dilemmaはカタカナ英語で「ジレンマ」という言葉で聞いたことがある人も多いでしょう。
dilemmaは「板挟みの状態」を表す言葉です。
AとBとの選択肢の間で板挟み状態になっている様を、「判断に迷う」という意味に連想して使うわけですね。
【例文】
- The committee is in a dilemma about which project to fund this year.
委員会は今年どのプロジェクトに資金を提供するかで迷っている。 - The manager faced a dilemma when choosing between two equally qualified candidates for the job.
マネージャーは、同じくらい優れた2人の候補者のどちらを選ぶかで迷っていた。 - They are in a dilemma about whether to expand their business or maintain current operations.
彼らは事業を拡大するべきか、現状の運営を維持するべきかで迷っている。
まとめ
この記事では、「迷う」を意味する英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「迷う」を意味する英語表現を、意味や使われ方の違いごとに、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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プロキャディ杉澤伸章さん
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。