meanの意味は「意味する」だけじゃない?外国人が使う色んな表現を紹介
英語の”mean”と聞くと、「〜を意味する」の意味を思い浮かべますよね。
確かにmeanは学校で「〜を意味する」の意味で習います。
ただし、meanには「〜を意味する」の他にも色んな意味があり、英語を話す外国人はそれぞれの意味のmeanを適切に使い分けます。
そこでこの記事では、あなたが、「どんな意味で”mean”が使われているか」で迷わないように、”mean”が表す色んな意味を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、英語を話す外国人が使う”mean”の意味を、文脈や使われ方ごとに適切に判断できるようになっているのでぜひ最後まで読んで下さい。
meanが意味する代表的な表現まとめ
meanは主に以下の意味で表現されます。
〜を意味する
”mean”の意味として真っ先に思い浮かぶのが「〜を意味する」でしょう。
「〜を意味する」の意味で使われるmeanは、中学校で習う基本的な英単語なので馴染みのある方も多いでしょう。
「この単語の意味は何ですか?」といったシンプルな場面でも使えますし、「次のテストで失敗することは、進級を諦めることを意味する」などの比喩(ひゆ)的な使われ方もします。
幅広く「〜を意味する」をmeanで表現できるわけですね。
例文↓
- In this context, “hot” can mean both temperature and spiciness.
この文脈では、「hot」は温度と辛さの両方を意味することがあります。 - The term “AI” means ”Artificial Intelligence”, which is a branch of computer science.
「AI」という用語は、コンピュータ科学の一分野である「人工知能」を意味します。 - Her smile means a lot to me, especially on tough days.
彼女の笑顔は、特に辛い日には私にとって大きな意味があるんです。
意図する
“mean”には「〜を意図する」という意味でも使われます。
上述した「〜を意味する」の意味が、より広い意味合いで使われるイメージです。
例えば、「彼はそう言ったけれども、何を意図しているのかはっきりしない。 (He said that, but I’m not sure what he means.)」という文章では、彼の「言葉の意味」はわかっていても、何を「意図」しているのかわからないことを表しています。
ですから、meanは、言葉の意味よりも根っこにある「意図」も含めて意味することができるイメージですね。
また、「意図」や「意図する」を意味する場合、「〜するつもり」と日本語訳すると自然な文章になりますよ。
例文↓
- I didn’t mean to hurt your feelings with my comment yesterday.
昨日の私のコメントであなたの気持ちを傷つける意図はありませんでした。 - I meant to call you earlier, but I got caught up with work.
早く電話するつもりでしたが、仕事で手が離せませんでした。 - By sending the flowers, he meant to apologize for his behavior.
花を送ることで、彼は自分の行動を謝罪するつもりでした。
平均する
meanが意味する意外な表現として「平均する」が挙げられます。
「平均」と聞くと”average”(アベレージ)を思い浮かべる人がほとんど(これを書いている私もそうです)だと思いますが、”average”が一般的で日常的な話題で使われるのに対して、”mean”はデータや数値に基づいた数学的なシチュエーションで「平均」を意味するときに使われます。
数学や統計の文脈でよく使われる意味で、データの平均を求めるときに使われるわけですね。
例文↓
- To calculate the mean, divide the sum of data by the number of values.
平均を算出するには、データの合計を値の数で割ります。 - The mean is a common way to find the center of a group of numbers.
平均は、一連の数字の中心を見出すための一般的な方法です。 - The mean age of participants in the study was 25 years old.
研究に参加した人たちの平均年齢は25歳でした。
けちな、意地悪な
これまでお伝えしてきた”mean”は「動詞」の形で使われますが、meanは同じ綴り(スペル)で「形容詞」になり「けちな」や「意地悪な」「卑怯な」という意味でも使われます。
お金にケチだったり、意地悪な性格、卑怯な行動などを指して使われます。
例文↓
- She was known for being mean and never gave to charity.
彼女はドケチでチャリティ活動に一切寄付しないことで知られていました。 - It was mean of him to take credit for her hard work.
彼女の努力を横取りするだなんて、彼は卑怯だ。 - He has a mean streak and often bullies younger kids at school.
彼には意地悪な一面があり、学校で下学年の子たちをいじめることがよくあります。
手段
動詞、形容詞の他にも、meanは名詞で使われることもあり、名詞では「手段」を意味します。
目的を果たすための「手段」を指して”mean”を使うわけですね。
上述の「ケチな」「意地悪な」の意味とあわせて、「動詞の他にも、形容詞や名詞として、こんな意味で使われる」ことを意識して覚えておきましょう。
例文↓
- Email is a quick means of communication for reaching people globally.
Eメールは、世界中の人々に素早く連絡するための手段です。 - Social media is an effective means to promote new products.
ソーシャルメディアは、新製品を宣伝するための効果的な手段です。 - Art can be a powerful means of expressing complex emotions and ideas.
芸術は、複雑な感情や考えを表現するための強力な手段となり得ます。
まとめ
この記事では、「〜を意味する」の意味以外にも、色んな意味で使われる”mean”を紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、英語を話す外国人が使う”mean”の意味を、文脈や使われ方ごとに適切に判断するだけの知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語の表現力をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。