althoughはどんな意味?実際の使い方や似ている表現もまとめて紹介
「私の妹はよく食べるんだけど痩せてるんだよね。」
「私の夫は屈強な身体をしてるけど、内面はとても繊細なんです。」
↑の例文のように、反対の性質の言葉を繋いで一つの文章にするときに”although”を使いますよね。
そんな”although”には、実際の英語の文章中で色んな使われ方をしたり、また”although”とよく似た表現もあります。
そこでこの記事では、”although”の意味と使い方、そして”although”によく似た表現も例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、”although”を色んな使い方で、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使えるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
althoughの意味と使い方
“although”は「〜なのに」や「〜だけど」、「〜ではあるけれど」の意味で使われる英語表現です。
文法的には「逆接の接続詞」と呼ばれ、前の文と後の文の意味が逆のことを言っているときに使います。
例文↓
- Although it was raining, we went for a walk.
雨が降っていたにもかかわらず、私たちは散歩に出かけました。 - She smiled although she was very tired.
彼女はとても疲れていたが、笑顔を見せた。 - Although he is young, he is very responsible.
彼は若いけれど、とても責任感がある。
意味の上ではよく知った”but”(けど、だけど)と似ていますね。
英語を読む時に”but”の意味で読むことには問題がありませんが、文法問題や英作文では”but”と”although”は区別する必要があります。
例えば、butは文頭(文章の一番最初)には置かれないというルールがありますが、althoughは文頭に置いて使われることも多いです。
それでは、ここからはalthoughの文章中での使われ方に注目していきましょう。
althoughの文頭での使い方
“although”は文頭に置かれることが多いです。
文頭に”although”が来て「〜なのに」や「〜だけど」を意味すると、日本語と語順が同じになるので読む時も書く時もわかりやすいですね。
例文↓
- Although the movie was long, it was very interesting.
映画は長かったけれど、とても面白かった。 - Although I don’t like hot weather, I enjoyed my stay in Thailand.
暑い気候は苦手ですが、タイでの滞在を楽しめました。 - Although it was late, they continued working.
遅い時間だったけれど、彼らは仕事を続けた。
althoughの文中での使い方
“although”は文中に置いて使うこともできます。
例文↓
- He calls me every day, although he is very busy.
彼は忙しいにもかかわらず、毎日電話をしてくれます。 - She passed the exam, although she didn’t study much.
彼女はあまり勉強しなかったけれど、試験に合格しました。 - The book was interesting, although it was difficult to read.
読むのが難しかったけれど、その本は面白かったです。
上述した「文頭に置かれるalthough」と比べて、文章の順番が日本語と逆でわかりにくいかもしれませんね。
その場合は、頭の中で少し「カジュアルに」変換してみると良いでしょう。
例えば、例文にある
”He calls me every day, although he is very busy.”であれば、「彼は毎日電話をくれるんだよ。忙しいのにね。」であったり、
”The book was interesting, although it was difficult to read.”であれば「その本は面白かったよ。長かったんだけどね。」
といった感じで頭の中で変換すると、英文を読むときや英作文をする時にわかりやすくなりますよ。
関連記事:as long asの意味が多すぎ!使い方ごとに適切な意味をまとめて紹介
ややこしい?”although”と”though”との違い
“although”とよく似た表現に”though”があります。
どちらも「〜なのに」や「〜だけど」、「〜ではあるけれど」を意味し、つづり(スペル)も似ています。
なので、「ほぼ同じの似た表現」と覚えてしまってもOKなのですが、微妙な違いもいくつかあります。
- although: フォーマルな場や書き言葉で使われることが多い。
- though: カジュアルな話し言葉でよく使われ、文末にも置ける。
“although”はビジネスシーンでの会話や、書面での書き言葉などフォーマルなシーンで使うのが好まれる言葉です。
対して”though”は日常会話などのカジュアルなシーンで、特に話し言葉で使うのが好まれます。
また前項まででお伝えした通りalthoughは文頭と文中で使えますが、”though”は文末に置いて「〜なのに」や「〜だけど」の意味を付け加えることができます。
例:He missed the bus, he wasn’t late though.(彼はバスに乗り遅れたけれど、遅刻しませんでした。)
この文末に置く”though”の意味も、前項でお伝えした通り「カジュアルな意味に頭の中で変換してみる」というコツを使って、「彼は遅刻をしなかったんだよ。バスに乗り遅れたのにね。」と変換すると大変わかりやすくなります。
”though”はもともとカジュアルなニュアンスの言葉なので、変換した「カジュアルなニュアンス」がとてもしっくり来ますよ。
例文↓
- The project was challenging, we completed it though.
プロジェクトは難しかったけれど、完了しました。 - The food was expensive, it was delicious though.
料理の値段は高かったけれど、美味しかったです。
関連記事:英語「then」の意味や使い方を例文付きで詳しく解説
まとめ
この記事では、”although”の意味と、実際の英文中での使われ方を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、”although”を色んな使い方で、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使えるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。