no longerってどういう意味なの?間違えやすい表現も解説
”no longer”は学校英語で習ったり、大学受験の英語でもよく出題される英語表現です。
実際の英会話でも使われるので、覚えていると必ず役に立つ表現だと言えるでしょう。
そんな”no longer”ですが、”no longer”とよく似た使い方をする類語表現や、”no longer”と形も意味も似ているのに、全然使い方が違う表現もあります。
そこでこの記事では、学校英語や日常英会話を問わずによく使われる”no longer”の意味と使い方に加えて、”no longer”とよく似た使い方をする類語表現と、ややこしい表現まで例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、”no longer”に関わる英語表現をあなた自身も英語を話す外国人のように使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
no longerの意味と使い方
no longerは「もう〜していない」や「もう〜ではない」の意味で使われます。
文字だけで解説するよりも、例文を見ながら意味と使い方に触れたほうがわかりやすいでしょう。
例文↓
- She no longer works at the company due to health issues.
彼女は健康上の問題で、もう会社で働いていません。 - He no longer plays football after his injury last year.
彼は昨年の怪我以降、もうサッカーをしていません。 - We no longer use plastic bags to help reduce waste.
私たちは廃棄物を減らすために、もうビニール袋を使用していません。
例文を見ると、「かつては〜していたけれど、今はもうしていない」という意味で使われているのがわかりますね。
no longerを使って、「もうやらなくなった」「もう〜じゃなくなった」を表せるわけですね。
関連記事:英語「used to」の意味と使い方!be used toやget used toなどそれぞれ解説
no longerと似た意味&使い方をする英語
no longerには似た表現、似た使い方をするものもあります。
not any longer
no longerと似た意味&使い方がされる”not any longer”という英語表現があります。
“not any longer”は、no longerと同じ「かつては〜していたけれど、今はもうしていない」という意味で使われます。
あえてno longerと比べるなら”not any longer”の方が、「今はもうしていない」ことをあえて「強調」するニュアンスがあります。
しかし、基本的に「no longerと似た表現だ」と覚えておいてOKでしょう。
例文↓
- She doesn’t wear glasses any longer since she had eye surgery.
彼女はもう眼鏡をかけていません。目の手術を受けましたから。 - We don’t use cash any longer since we switched to digital payments.
私たちはもう現金を使っていません。デジタル決済に切り替えました。 - I don’t go to the gym any longer because I exercise at home now.
私はもうジムには行っていません。今は自宅で運動しています。
not anymore
No longerと似た意味&使い方がされる”not anymore”という英語表現もあります。
No longerもNot anymoreも、意味も使い方もほぼ同じですが、”not anymore”の方がカジュアルな表現で、話し言葉や日常会話で使われるという特徴があります。
ビジネスシーンなどのオフィシャルな場や、書き言葉ではNo longer、親しい友人との日常会話や話し言葉の場合はNot anymoreが好んで使われるというわけですね。
例文↓
- She doesn’t live here anymore since she moved last month.
彼女はもうここには住んでいません。先月引っ越しました。 - He doesn’t drive that car anymore since he got a new one.
彼はもうあの車に乗っていません。新しい車がありますから。 - They don’t go to that restaurant anymore because it closed down.
もう彼らはそのレストランには行きません。閉店しましたからね。
“no longer”と”no more”との違い
前項ではno longerと似た意味と使い方をする英語表現を紹介しました。
no longerには他にも、「似ているけど、違う意味&使い方」をする”no more”という英語表現もあります。
“no more”は「もう〜ではない」を意味する英語表現です。
“no more”の「もう〜ではない」という日本語訳を見ると、一見”no longer”と同じ意味と使い方に見えますが、実は大きく違います。
“no more”と”no longer”の例文を見比べてみるとわかりやすいでしょう。
- She drinks no more coffee.
彼女はもうコーヒーを飲まない。 - She no longer drinks coffer.
彼女は今やコーヒーを飲まない。
いかがでしょうか?
“no more”の方は、「これ以上のコーヒー」という意味で、「コーヒーの量」を指して「もうこれ以上飲まない」と言っているのに対して
”no longer”の方は、「昔はコーヒーを飲んでいたが、今は習慣としてコーヒーを飲まない」ことを意味しています。
ですから、”no longer”は「習慣」を指して、「昔と比べて今は〜しない」を意味するのに対して
”no more”は「数」や「量」を表して「これ以上〜しない」を意味するわけですね。
まとめ
この記事では、英語の”no longer”や、”no longer”によく似た色んな意味の英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、”no longer”を使った色んな意味の英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように、細かい意味や使い方ごとに適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。