英語「by」の使い方をどこよりも分かりやすく例文付きで解説
「by」は英語の中でも多義的な前置詞で、日常会話からビジネス英語まで幅広く使われます。
しかし、その多様な意味や使い方から混乱しがちなのも事実です。本記事では、「by」の基本的な意味から、シチュエーション別の使い方、さらに頻出フレーズやイディオムを例文付きで分かりやすく解説します。
この記事を読めば、「by」のニュアンスを正しく理解し、使いこなせるようになるでしょう。初心者から上級者まで役立つ内容をお届けします。
目次
英語「by」の基本的な意味とは?
「by」は英語で非常に多用される前置詞で、多くの意味と用法を持っています。
その基本的な役割は、「位置」「手段」「行為者」「期限」などを表現することです。
位置を表す
「~のそばに」という意味で使われます。何かが別のものの近くにあることを示します。
- 例: The cafe is by the station.(そのカフェは駅のそばにあります。)
手段や方法を表す
行動や出来事がどのように行われたかを示します。「~を使って」「~を通じて」と訳されます。
- 例: He traveled by car.(彼は車で旅行しました。)
行為者を表す
受動態の文で「~によって」を表現します。行動の主体が誰かを示します。
- 例: The song was written by her.(その曲は彼女によって書かれました。)
期限を表す
「~までに」という意味で、何かが完了する期限を示します。
- 例: Please submit the report by Monday.(月曜日までにレポートを提出してください。)
文脈によって異なるニュアンスを持つため、状況に応じて使い分ける必要があります。
英語「by」の使い方をシチュエーション別に解説
英語「by」の使い方を以下5つのシチュエーション別に解説します。
- 「~のそばに」を表す「by」
- 「~を通して」を表す「by」
- 「~によって」を表す「by」
- 「~までに」を表す「by」
- 「~で」を表す「by」
それぞれ詳しく見てみましょう。
「~のそばに」を表す「by」
「by」は「~のそばに」「~の近くに」を意味し、位置関係を表現する際に使われます。
この用法は、ある物や場所が別の物や場所の近くに存在することを示します。
視覚的な距離感をイメージしやすいので、日常会話で頻繁に使われます。
例文
- The cafe is by the station.
(そのカフェは駅のそばにあります。) - There’s a small house by the lake.
(湖のそばに小さな家があります。) - She sat by the window and read a book.
(彼女は窓のそばに座って本を読んでいました。)
この用法では「beside」や「near」とほぼ同じ意味で使えますが、「by」はよりシンプルで日常的です。場所の近さを強調する際に便利です。
「~を通して」を表す「by」
「by」は「~を通して」や「~を介して」の意味で使われ、方法や手段を表す際に役立ちます。
この用法は、特定の行動や出来事がどのように行われたのかを説明する際に使います。
例文
- She sent the invitation by email.
(彼女はその招待状をメールで送りました。) - I booked the tickets by phone.
(私は電話でチケットを予約しました。) - The news spread quickly by word of mouth.
(そのニュースは口コミで素早く広まりました。)
この用法は「through」や「via」と似ていますが、特に「by」は方法や手段が一般的で直接的である場合に使われることが多いです。
「~によって」を表す「by」
「by」は受動態の文で「~によって」を表現し、行為者や原因を明示する際に使います。
この用法は、行動の主体を強調する際に役立ちます。
例文
- The painting was created by a famous artist.
(その絵画は有名な芸術家によって描かれました。) - This house was built by my grandfather.
(この家は私の祖父によって建てられました。) - The decision was made by the committee.
(その決定は委員会によって下されました。)
受動態の文では、行為者を省略する場合もありますが、特定の主体を明示したい場合には「by」を使用します。
「~までに」を表す「by」
「by」は「~までに」という意味で、期限や締め切りを示します。
この用法では、特定の時点を境に何かが完了する必要があることを伝えます。
例文
- Please finish the project by Friday.
(金曜日までにプロジェクトを終わらせてください。) - She promised to return the book by next week.
(彼女は来週までにその本を返すと約束しました。) - I’ll be home by 8 p.m.
(私は午後8時までに帰宅します。)
この用法は「until」と混同されることがありますが、「by」は期限の時点での完了を意味し、「until」はその時点までの継続を表します。
関連記事:【もう迷わない】似ている英単語「by」「until」「till」の違いを徹底解説! | ENGLISH TIMES
「~で」を表す「by」
「by」は「~で」という手段や方法を表す際に使われます。
特に、交通手段や通信手段などを述べるときに便利です。
例文
- We traveled by train.
(私たちは電車で旅行しました。) - He went to the office by car.
(彼は車で会社に行きました。) - The package arrived by air.
(その荷物は航空便で届きました。)
この用法では「by」の後に冠詞や修飾語をつけないことがポイントです(例: by the train は使いません)。特定の手段を一般的に表現する際に適しています。
英語「by」を使ったフレーズとイディオム
「by」は単独で使うだけでなく、多くのフレーズやイディオムに組み込まれており、それぞれ異なる意味やニュアンスを持ちます。
これらのフレーズを覚えることで、日常会話やビジネスシーンでもより自然な英語表現が可能になります。
以下に代表的な「by」を使ったフレーズとその意味、使い方を紹介します。
by accident / by chance(偶然に)
「by accident」は「偶然に」や「うっかり」といったニュアンスを持ちます。一方で、「by chance」は偶然性が強調され、ポジティブな偶然を表すことが多いです。
例文:
- I found this old photo by accident while cleaning my room.
(部屋を掃除しているときに偶然この古い写真を見つけました。) - We met by chance at the airport.
(私たちは空港で偶然会いました。)
by all means(ぜひ / もちろん)
「by all means」は、強調して「もちろん」「ぜひどうぞ」と伝える表現です。丁寧に相手を受け入れるニュアンスがあり、日常会話やビジネスシーンで役立ちます。
例文:
- By all means, feel free to contact me if you have any questions.
(もちろん、ご質問があればお気軽に連絡してください。) - Can I borrow this book? – By all means.
(この本を借りてもいいですか? – もちろんです。)
まとめ
「by」は「~のそばに」「~を通して」「~によって」など、さまざまな意味を持つ英語の基本的な前置詞です。
また、フレーズやイディオムとしても広く使われるため、使い方を覚えることで表現力が大きく向上します。
本記事で紹介したシチュエーション別の用法やフレーズを参考に、日常会話や文章で積極的に活用してみてください。
繰り返し練習することで、「by」を自然に使いこなせるようになるはずです。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。