「許可」「許可する」は英語で何と言う?使い分けや無許可・撮影許可などについて紹介
「許可」や「許可する」という言葉は、日常会話からビジネスシーン、法律や行政の手続きまで幅広く使われる重要な表現です。しかし、英語には「許可」を表す単語が複数あり、場面に応じて適切に使い分ける必要があります。
例えば、一般的な許可は “permission”、公的・公式な許可には “authorization”、個人の同意には “consent” などの表現が使われます。また、「許可する」動詞としては、カジュアルな場面では “allow”、フォーマルな状況では “permit” や “authorize” などが適しています。
さらに、「無許可」「輸出許可」など、特定の場面で使われる英語表現も存在します。
本記事では、英語での「許可」に関する基本的な単語の意味や使い方、状況ごとの適切な表現を例文付きで詳しく解説します。適切な英語表現を身につけ、スムーズなコミュニケーションを目指しましょう。
「許可」は英語で何と言う?使い分け方も紹介
「許可」は英語で “permission” や “authorization” という単語がよく使われます。状況に応じて適切な単語を選ぶことが重要です。
“Permission” は、日常会話やビジネスシーンで幅広く使われる一般的な「許可」を指します。学校や職場での許可、親からの許可、特定の行動をする許可などに使われます。
“Authorization” は、よりフォーマルで公式な許可を指し、特にビジネスや法律関連の場面でよく使われます。例えば、契約書や政府の許可などを指す場合に適しています。
“Consent” も許可を意味しますが、これは特に個人の同意や承認を意味し、医療や法的な文脈でよく使われます。
最も一般的な”permission”を使った例文は以下のとおりです。
-
You need permission from your teacher to leave the classroom.
(教室を出るには先生の許可が必要です。) -
Did you get permission to use the conference room?
(会議室を使う許可は取りましたか?) -
I have permission from my boss to work remotely.
(上司からリモートワークの許可をもらっています。) -
Without my permission, you cannot access these files.
(私の許可なしに、これらのファイルにアクセスすることはできません。) -
Children must have parental permission to go on the school trip.
(子どもたちは、学校の旅行に行くために親の許可を得なければなりません。)
関連記事:「承認する」は英語で何て言う?Approveだけじゃない!自然でこなれた表現も例文付きで紹介
「許可する」は英語で何と言う?使い分け方も紹介
「許可する」という意味の英語表現には “allow”、”permit”、”authorize” などがあります。それぞれの単語には微妙なニュアンスの違いがあるため、状況に応じて適切なものを使い分けることが重要です。
“Allow”は最も一般的に使われる単語で、日常会話やカジュアルな場面でもよく使われます。「~を許可する」「~することを認める」という意味で、使われることが多いです。
“Permit”は”allow” よりもフォーマルな表現で、ビジネスや公式な許可を表すときに適しています。書類や法律の文脈でもよく使われます。
“Authorize”はさらにフォーマルな表現で、政府や会社のような権威のある機関が許可を与える場合に使われます。例えば「支払いを許可する」「公式に認める」といった文脈で使用されます。
最も一般的な”Allow”を使った例文は以下のとおりです。
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My parents allowed me to go on the school trip.
(両親は私が学校の旅行に行くことを許可しました。) -
This restaurant does not allow smoking inside.
(このレストランは店内での喫煙を許可していません。) -
We don’t allow pets in this building.
(この建物ではペットの持ち込みは許可されていません。) -
The teacher allowed the students to leave early.
(先生は生徒たちに早退することを許可しました。) -
Will they allow us to take pictures inside the museum?
(博物館内で写真を撮ることは許可されていますか?)
「許可」「許可する」に関連する英語表現
「許可」「許可する」に関する以下2つの表現について解説します。
- 無許可
- 輸出許可
それぞれ詳しく見てみましょう。
無許可
「無許可」を英語で表現する場合、”without permission” や “unauthorized” という単語がよく使われます。
“Without permission” は、「許可なしで」という意味の一般的な表現で、日常会話からビジネスまで幅広く使われます。
“Unauthorized” はよりフォーマルな表現で、契約書や法律文書、警告文などで使われることが多いです。特に、不正アクセスや無断侵入などの意味を含む場合にも適しています。
例文(無許可)
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You cannot enter this area without permission.
(許可なしにこのエリアに入ることはできません。) -
The use of company resources without permission is strictly prohibited.
(会社のリソースを無許可で使用することは禁止されています。) -
Unauthorized access to this system will be reported.
(このシステムへの無許可アクセスは報告されます。) -
He was fined for parking his car in an unauthorized area.
(彼は無許可の場所に駐車したため罰金を科されました。) -
No unauthorized personnel are allowed beyond this point.
(この地点より先に無許可の人は立ち入りできません。)
輸出許可
「輸出許可」は英語で “export permit” や “export license” と表現されます。
“Export permit” は、特定の商品の輸出を許可する文書を指します。比較的短期間の取引や特定のケースで使われることが多いです。
“Export license” は、企業や政府が特定の種類の製品や技術を輸出する際に必要な正式な許可を指し、より厳格な規制が伴います。
例文(輸出許可)
-
You need an export permit to ship these goods abroad.
(これらの品物を海外に輸出するには輸出許可が必要です。) -
The government issued an export license for high-tech equipment.
(政府はハイテク機器の輸出許可を発行しました。) -
Without an export permit, you cannot send restricted items.
(輸出許可がないと、制限品を送ることはできません。) -
The company applied for an export license to sell medical devices overseas.
(その会社は医療機器を海外で販売するために輸出許可を申請しました。) -
Due to new regulations, obtaining an export permit has become more difficult.
(新しい規制により、輸出許可の取得がより困難になりました。)
まとめ
「許可」や「許可する」は、英語では “permission”、“authorization”、“consent” など複数の表現があります。それぞれの違いを理解し、状況に応じて適切に使い分けることが重要です。
また、「無許可(without permission / unauthorized)」「輸出許可(export permit / export license)」など、特定の場面に応じた表現も覚えておくと便利です。
ビジネスや日常生活、旅行先などでスムーズに英語でやり取りできるよう、今回紹介したフレーズをぜひ活用してください。
英語での許可の表現をマスターすることで、より円滑なコミュニケーションが可能になります。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。