「しゃっくり」は英語で?ネイティブが使う自然な表現&止め方フレーズまとめ
「しゃっくりが止まらなくて困っちゃった!止めるにはどうしたら良いかな?」
↑の例文のように、不意に出る「しゃっくり」は何気ない日常で登場する言葉ですよね。
そんな「しゃっくり」は、日常の基本的な表現なのに、「英語でなんて言うの?」と聞かれると、意外と答えられないものですよね。
そこで今回は、「しゃっくり」を意味する英語表現や、「しゃっくりを止める」などのしゃっくりに関わる話題で使える英語表現を例文を交えて紹介します。
例文を交えてお伝えすることで、丸暗記に頼らない、本質的な学びになることが期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、あなた自身も英語を話す外国人のように、「しゃっくり」を意味する英語表現や、「しゃっくり」に関わる話題で使える英語表現を、適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「しゃっくり」を意味する英語表現
「しゃっくり」は英語で”hiccup”と言います。
綴り(スペル)を見ると「なんだこれ!どう発音するんだ!?」と面食らってしまうかもしれませんね。今これを書いている筆者もそうです。
「しゃっくり」を意味する英語の”hiccup”は、「ヒカップ」または複数形or三人称単数形の形になって「ヒカップス」と発音します。
”hiccup”を”hic”と”cup”に分解して考えると、発音がわかりやすくなりますよ。
”hic”は”Tik-Tok”の「ティック」みたいなイメージで「ヒック」、”cup”は「コーヒー”カップ”」などの「カップ」と発音すると考えてみましょう。
「ヒック」と「カップ」の”c”の部分が連結して、「ヒカップ」や「ヒカップス」と発音するイメージです。
関連記事:英語のオノマトペ(擬音語)一覧!日本語と比べて面白い
”hiccup”の使い方
「しゃっくり」を意味する”hiccup”は、名詞としても使うことも、動詞として使うこともできます。
名詞は「しゃっくり」を意味し、動詞は「しゃっくりをする」を意味します。文章での使われ方がそれぞれ違うわけですね。
“hiccup”を使った例文↓
- I couldn’t focus on my work because of the sudden hiccup.
突然しゃっくりが出て、仕事に集中できなかった。 - She hiccupped uncontrollably after drinking a glass of soda.
彼女は炭酸飲料を飲んだ後、抑えが効かないくらいしゃっくりが止まらなくなった。 - My voice hiccupped in the middle of the song, but I kept singing.
歌の途中でしゃっくりが出たけど、歌い続けました。
1つ目の例文が「名詞」として「しゃっくり」を意味する”hiccup”が
2つ目と3つ目の例文が「動詞」として「しゃっくりをする」を意味する”hiccup”が使われているのがわかりますね。
英語圏でよくある「しゃっくりの止め方」&その言い方
しゃっくりの話題が出る時は、「しゃっくりが出て困っている」時が多いですよね。
海外でも「しゃっくり止めたい!」は共通の悩み。
それでは英語圏でしゃっくりが出て困っているときや、しゃっくりを止めたいことを、英語圏ではどう表現しているのでしょうか?
海外でも定番のしゃっくりの止め方
海外でも「しゃっくりの止め方」には「定番」なものがあって、例えば…
- 息を止める
- 水を飲む
- 驚かせる
- 砂糖をなめる
などがあります。日本でも定番なものも多いですね。(筆者としても「砂糖をなめる」以外は日本でもよく耳にする対処法です)
こうした英語圏での「しゃっくりの止め方」を、英語で簡単に言うと以下のようになります。
- Try holding your breath.
息を止めてみて。 - I drank a glass of water upside down.
水を逆さまから飲んでみたよ。 - Someone scared me, but it didn’t work.
誰かにビックリさせてもらったけどね、ダメだった。
「息を止める」は”hold one’s breath”、「驚かせる」は”scare”(驚かせるは”surprise”だけど、”scare”は「ビックリさせる」のニュアンスを表せる)で表現しているのがわかりますね。
2つ目の例文の「水を逆さまに飲む」という表現、なんだか不思議な表現ですが、英語圏ではなぜかよく聞く民間療法で、上半身を前に倒して、コップの奥側から水を飲むことを「水を逆さまに飲む」と言います。
文字でお伝えしてもよくわからないと思うので、”drink water upside down”でGoogle画像検索をしてみてください。実際に「水を逆さまに飲む」様子が画像で出てきます。
関連記事:医療シーンで使える英語・英会話フレーズ一覧!おすすめ単語帳も紹介
”hiccup”を使った比喩表現や慣用句表現
“hiccup”は「しゃっくり」を意味する英単語ですが、使われる文脈によって「小さな問題」や「一時的なトラブル」を意味して使われることもあります。
お仕事でのちょっとしたトラブルや、システム上のトラブル、日常生活のちょっとした問題などを「しゃっくり」に例えて使います。
「しゃっくり」自体が人間の身体に起こるちょっとしたトラブルですから、「しゃっくり」を日常のトラブルに例えて表現するイメージですね。
例文↓
- There were a few hiccups along the way, but we eventually completed the project.
途中でいくつか問題があったけど、最終的にはプロジェクトを完成させた。 - The meeting went smoothly until a small hiccup occurred with the presentation.
プレゼンテーションで小さな問題が起こるまでは、会議は順調だった。 - Even a minor hiccup in the system could lead to a serious issue.
小さなシステム上の問題でも、大きな問題に繋がることがある。
関連記事:「変更」は英語で何て言う?ビジネスでもよく使う「修正、訂正」との使い分け
関連記事:「取引先」は英語で何と言う?ビジネスでの使える例文や使い方を解説
まとめ
この記事では、「しゃっくり」を意味する色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「しゃっくり」を意味する色んな英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように、適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語の表現力をより豊かにできれば幸いです。
また、英語学習方法にお悩みの方や英会話スクールで英語力が思っていたより伸びなかったという人におすすめなのが、英語コーチングです。
英語コーチングのTORAIZでは、あらゆる英語学習の中から、あなたにとってベストな英語学習をカスタムして、飛躍的な英語力の向上を図ることが出来ます。
英語コーチングとは、ただ英語を教えるだけでなく科学的根拠に基づいて効果的な勉強法を無理なく継続させる事に注力した英会話サービスです。
TORAIZは、そんなコーチング英会話の中でも継続率が91%以上!
英語力だけでなくコーチングの技術も洗練されたコンサルタントが、あなただけのために作られたスケジュールを管理しながら、無理なく挫折しない方法であなたをサポートします。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。


トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。