買い物で役立つ英語フレーズ20選!お店でのやりとりに使える
海外旅行の醍醐味といえば、なんといってもショッピング。現地のスーパーマーケットやおしゃれなブティック、活気あふれる市場を巡るのは、旅の忘れられない思い出になりますよね。
しかし「店員さんに話しかけられたらどうしよう…」「欲しい商品のサイズや色をどうやって聞けばいいの?」と、英語でのコミュニケーションに不安を感じていませんか?
ご安心ください。
買い物で使われる英語フレーズは、実はある程度決まったパターンがあります。いくつかの「決まり文句」を覚えておくだけで、驚くほどスムーズに、そして自信を持って店員さんとやり取りができるようになるのです。
この記事では、海外のショッピングで絶対役立つ英語フレーズを20個厳選し、「入店」「商品探し」「試着」「会計」といったシーン別に徹底解説します。
会話例や、店員さんからの返答例も紹介するので、リアルな状況をイメージしながら学べます。この記事を旅のお守りにして、英語での買い物を存分に楽しみましょう。
目次
【状況別】これで安心!買い物で役立つ英語フレーズ20選
お店に入ってから出るまで、実際の流れに沿って使えるフレーズを20個厳選しました。
会話のキャッチボールができるように、店員さんからの質問例も併記しています。まずはこの20個をマスターしましょう。
《入店〜商品を探す編》まずはここから!基本フレーズ5選
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Just looking, thanks.(見ているだけです、ありがとう)
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店員さんから Can I help you? (何かお探しですか?)と聞かれた時の定番フレーズ。これを言えば、プレッシャーを感じずに店内を自由に見ることができます。
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I’m looking for a T-shirt.(Tシャツを探しています)
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探しているものが決まっている時に便利。a souvenir for my family (家族へのお土産) のように、目的を伝えましょう。
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Do you have this?(これはありますか?)
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写真や商品名を見せながら在庫を聞く時に使えます。具体的な商品名を入れて Do you have postcards? (ポストカードはありますか?) と聞くのもOKです。
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Could you show me this one?(これを見せてもらえますか?)
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ショーケースの中の商品や、高い棚にある商品を指差しながら使いましょう。
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What is this made of? (これは何でできていますか?)
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素材(綿、革など)が気になる時に役立ちます。Is this made in Italy? (これはイタリア製ですか?) と生産国を聞くこともできます。
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《商品の詳細を尋ねる編》サイズ・色・試着のフレーズ5選
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How much is this?(これはいくらですか?)
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値段がわからない時の基本中の基本フレーズです。
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Do you have this in a different color?(これの他の色はありますか?)
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in black? (黒はありますか?) のように具体的に聞くと、店員さんも探しやすくなります。
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Do you have this in a larger/smaller size?(これの大きい/小さいサイズはありますか?)
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in a size M? (Mサイズはありますか?) と自分のサイズを伝えるのが最もスムーズです。
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Can I try this on?(これを試着してもいいですか?)
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服や靴などを試着したい時の必須フレーズ。ほとんどの場合、Of course! (もちろんです!) と快く許可してくれます。
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Where is the fitting room?(試着室はどこですか?)
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試着の許可を得た後や、場所がわからない時に使います。fitting room は changing room とも言います。
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《購入〜会計編》レジで使える必須フレーズ7選
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I’ll take this one.(これをください)
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購入の意思を伝える最もシンプルなフレーズです。複数ある場合は I’ll take these. と言います。
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Can I pay by credit card?(クレジットカードは使えますか?)
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現金かカードか不安な時に。Do you accept credit cards? も同じ意味です。
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Could I have a bag, please?(袋をいただけますか?)
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海外では袋が有料の場合も多いので、Is it free? (無料ですか?)と確認するのも良いでしょう。
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Could you gift-wrap this, please?(ギフト用に包んでもらえますか?)
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お土産などをプレゼント用にしたい時に便利なフレーズです。
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Can I get a tax-free form?(免税書類をいただけますか?)
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免税(Tax-Free)の対象店で使えるフレーズ。パスポートの提示を求められることが多いので、準備しておきましょう。
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Is this on sale?(これはセール品ですか?)
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セール価格なのか確認したい時に使います。
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Could you give me a discount?(少し安くしてもらえますか?)
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市場(マーケット)など、値段交渉ができそうなお店で使ってみましょう。ダメ元で聞いてみるのも旅の醍醐味です。
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関連記事:「お会計お願いします」は英語で何と言う?例文付きで詳しく解説
《退店時&お断り編》スマートに使えるフレーズ3選
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I’ll think about it.(少し考えます)
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購入を迷っている時や、やんわりと断りたい時に非常に便利です。「ありがとう」の気持ちを込めて Thank you, I’ll think about it. と言うと、より丁寧な印象になります。
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That’s all, thank you.(以上です、ありがとう)
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会計時に「他にはよろしいですか?」(Anything else?) と聞かれた時の返答です。
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Thank you for your help.(手伝ってくれてありがとう)
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親切に対応してくれた店員さんへのお礼。感謝を伝えることで、お互いに気持ちの良いコミュニケーションができます。
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海外での買い物を10倍楽しむための3つのポイント
海外での買い物をより楽しみたいのであれば、以下3つのポイントを意識しましょう。
- Excuse meとThank youは魔法の言葉
- 笑顔とアイコンタクトを忘れずに
- 完璧じゃなくてOK!単語とジェスチャーで伝えよう
それぞれ詳しく解説します。
Excuse meとThank youは魔法の言葉
海外でのコミュニケーションにおいて、この2つの言葉はまさに「魔法の言葉」です。店員さんに話しかけたい時、まず最初に発するべきなのが Excuse me. (すみません)。
いきなり質問から入るのではなく、この一言を添えるだけで、相手に「これから話しますよ」という合図を送ることができ、丁寧な印象を与えます。
そして、何かをしてもらったら、どんな些細なことでも Thank you. (ありがとう) と感謝を伝えましょう。値段を教えてもらったら Thank you、商品を見せてもらったら Thank you。
この感謝のキャッチボールが、スムーズで温かいコミュニケーションの基本です。この2つを口癖にするだけで、あなたの印象は格段に良くなり、店員さんもより親切に対応してくれるはずです。
笑顔とアイコンタクトを忘れずに
英語に自信がないと、つい俯きがちになったり、緊張で無表情になったりしてしまいます。しかし、言葉以上に、あなたの気持ちを伝えてくれるのが「表情」です。
特に、笑顔とアイコンタクトは、国や文化を超えた最強のコミュニケーションツールです。店員さんに話しかける時、商品を渡してもらう時、そしてお店を出る時、にこやかな表情で相手の目をしっかりと見てみましょう。
それだけで、「あなたとコミュニケーションを取りたいです」「敵意はありません」というポジティブなメッセージが伝わります。
たとえ英語がたどたどしくても、笑顔とアイコンタクトがあれば、相手はあなたの言いたいことを一生懸命理解しようとしてくれます。言葉の壁を感じた時こそ、笑顔を思い出してください。
完璧じゃなくてOK!単語とジェスチャーで伝えよう
多くの日本人が英語を話す時に陥りがちなのが、「完璧な文章で話さなければ」というプレッシャーです。しかし、実際のコミュニケーションの場では、文法的に完璧である必要は全くありません。
大切なのは、「伝えよう」とする意思です。例えば、「これの小さいサイズはありますか?」と聞きたいのに Do you have this in a smaller size? というフレーズがとっさに出てこなくても、大丈夫。
欲しい商品を指差しながら、身振り手振りを交えて This one, small size? と言うだけでも、意味は十分に伝わります。
単語とジェスチャー、そして先ほど紹介した笑顔があれば、コミュニケーションは成立するのです。
間違いを恐れず、知っている単語を積極的に使って、伝えることを楽しむ姿勢が、海外での買い物を成功させる最大の秘訣です。
まとめ
この記事では、海外での買い物で役立つ英語フレーズを、シーン別に20個厳選してご紹介しました。
入店時の「Just looking, thanks.」、試着したい時の「Can I try this on?」、そして購入を決めた時の「I’ll take this one.」など、いくつかのキーフレーズを覚えておくだけで、あなたの買い物は格段にスムーズになり、不安も解消されるはずです。
そして何より大切なのは、完璧な英語を目指すのではなく、笑顔でコミュニケーションを楽しもうとする姿勢です。
今回紹介したフレーズを一つでも二つでも実際に使ってみることで、ただの「買い物」が、現地の人と触れ合う「素晴らしい文化体験」に変わるはずです。この記事が、あなたの海外ショッピングをより豊かで楽しいものにする一助となれば幸いです。
関連記事:【完全攻略】マクドナルドで英語で注文!入店から受け取りまでの全フレーズ・単語集
関連記事:【完全攻略】サブウェイの英語注文|全ステップのフレーズ・単語を徹底解説!
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受講生のインタビューもご紹介します。


トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。