社会人なら常識!外国人との英会話で気をつけるOKな話題・NGな話題は?
外国人の人と話をするときどんな話題で話をしたら良いか、迷いますよね。会話が盛り上がれば、ビジネスも恋愛も、人間関係もスムーズに進むでしょう。
反対に、何気なく話をしたことが、相手に不快感を抱かせたり、場の雰囲気をしらけさせたりすることも。
そこで今回は、社会人がお互い気持ちよく会話を続けられるOKな話題、また、日本人がつい言ってしまうけれど、外国人が「やめてほしい!」と思っているNGな話題について紹介します。
英語での会話を楽しみながら、今日から世界と繋がりましょう!
目次
外国人との英会話で気をつけること
外国人との英会話で気をつけることは、自然に続きやすいテーマを選ぶことです。
相手にプレッシャー、居心地の悪さ、気まずさ、見下されている感覚を与える話題は、社会人なら避けなければなりません。
特にビジネスの場では、雑談でよい雰囲気づくりができていると、本題に入ったときにも良い雰囲気を保ったまま会話を続けることができるでしょう。
英会話初心者はもちろん、知っていると思っているあなたも、OKな話題、NGな話題について今一度確認してみてくださいね。
OKな話題
外国人との話題選びでは、相手との共通点に関することを話題にすると盛り上がります。旧知の仲でない限り、独りよがりのマニアックな趣味や強い主張を伴った話題は、あなたの印象を下げてしまうことも。
まだ打ち解けていない相手と共通点を探すのは難しいものですが、以下に4つのOKな話題を紹介します。
天気や暦
外国人との会話をする際に最も無難なのが、天気や暦に関する話題です。同じ場所にいれば、相手も同じ天気や気候を体験しています。
天気や気候の話題は相手との共通点であり、また、誰かの気分を害することもないので、話のきっかけ作りに最適。
まずは天気や暦の話題や質問を投げかけて、相手からの返事が返ってきたら、キャッチボールのように英会話を進めていきましょう。
例文
- I heard it’s going to rain tomorrow.
「明日は、雨になるらしいです。」 - I wonder if it will be sunny this afternoon.
「今日の午後は晴れるでしょうか。」 - I wonder when we won’t need jackets anymore.
「アウターがいらない季節が早く来ればいいのに。」 - I saw some plum trees blooming today. Spring is coming!
「梅の花が咲いてるのをみました。春はもうすぐ!」
趣味、スポーツ
趣味に関する話題も、外国人との会話の糸口になります。スポーツや音楽、映画など趣味の話題は、日本語と同様に共通点が見つけやすからです。話題の歌手や人気作家の新作、ワールドカップやオリンピックなどスポーツの世界大会があれば話題を振ってみましょう。
ですが、中にはまったく興味がないという人もいます。その際は、相手の反応を見て会話を進めていくようにしましょう。
また、あらかじめ相手が好きだとわかっているスポーツや趣味があれば、相手に合わせて事前に情報を収集しておくと楽しく会話が続けられますよ。
さらに、自分の趣味についても語れるように準備しておくと、さらに会話が盛り上がることでしょう。
「趣味はなんですか?」という英語を、多くの日本人は「What is your hobby?」と尋ねます。
中学校で習うフレーズで、文法的には間違いではないのですが、ネイティブはあまり使いません。不躾な聞き方で、相手に少しつまらない印象を与えることも。趣味について質問するときは、もっと具体的に切り出すと良いでしょう。
例文
- What kind of music do you like?
「どんな音楽が好きですか?」 - Do you play any musical instruments?
「何か楽器が弾けますか?」 - What do you think about Japanese movies?
「日本の映画についてどう思いますか?」 - Do you like to read?
「読書は好きですか?」 - What is the best book you’ve ever read?
「今まで読んだ本で一番好きだった本は何ですか?」 - Have you read Haruki Murakami’s novels?
「村上春樹の作品を読んだことがありますか?」
日本での経験について
外国人との話題選びでは、日本での経験についてきいてみるのもおすすめです。
日本に初めて来る外国人は、文化の違いに戸惑ったり、また興味深く感じていることもあるでしょう。そのため日本での経験を話題にすれば、相手は話したいことや聞いてみたいことがたくさんあるはずです。日本が自分の出身地とは異なる点、日本で行ったところ、食べたものなどの感想を聞くと、話が止まらなくなることも!
外国人の目に日本がどのように映るか聞いてみると、意外な答えが返ってきて面白いものです。
また、外国人から日本について聞かれた時のために、社会人として正しい知識や自分がおすすめできる提案を持っておくとさらに喜ばれることでしょう。
例文
- How do you like Japan?
「日本はどうですか?」 - What’s your favorite thing about Tokyo?
「東京の良いところはどんなところですか?」 - What about where you’re from?
「あなたの国はどうですか?」
仕事や家族
外国人と英会話をする際、仕事や家族の話題はOKです。が、慎重にすべき話題でもあります。
仕事について相手に尋ねる場合、内容について詳しく聞くのではなく、社会人なら気遣いや慰め、ちょっとした褒め言葉を添えると印象が良いでしょう。
また、家族や結婚、子どもの話は、プライバシーに関わることなので、こちらから根掘り葉掘り聞くのは失礼。家庭や結婚観は多様化しているので、相手が話したいと言う場合を除き、こちらからあえて聞いたり切り出したりすることは避けましょう。
例文
- What kind of work do you do?
「どんなお仕事をしているのですか?」 - Are you here on business or vacation?
「仕事でここに来ているのですか、それとも休暇ですか?」
NGな話題
外国人との英会話を楽しみたいなら、悪口、人の噂、不確定な情報などのネガティブなニュアンスを含む会話は避けましょう。
また、宗教、政治批判、民族、人種、男女差別の話題も世界的にタブー。もし質問に対して相手が驚いたり気分を害したりした様子の場合には、すぐに謝罪しましょう。
相手の身体的な特徴
相手の身体的な特徴についての会話は避けます。体格に関することだけでなく、性的なことや年齢に関することもNG。
自分は冗談のつもりでも、冗談の許容度は人によって異なり、相手には突き刺さる言葉かもしれません。
また、日本では減量したことを褒めるのは良い話題のように思われていますが、海外では必ずしもそうではないことを覚えておきましょう。
政治や宗教
政治や宗教の話題は、対立しやすい要素を含むので、外国人との会話では避けた方がベター。
ただし、宗教の話題は、食べ物の話題とも関わってくることがあります。その場合には、質問とその回答といった程度でに留めておき、議論には発展させないようにします。
それぞれが信仰する宗教をけなしたり、否定する発言はしないように気をつけましょう。
自分の答えも用意しておく
外国人との会話をする際、音楽やスポーツ、本など趣味の話題は盛り上がります。
ただしこの類の質問は、How about you? 「あなたはどうですか?」と逆に質問されることもあります。
英語でなんて言おうかと迷い、「うーん」「えーっと…」といつまでも返事をしないと、会話の流れを止めてしまいます。そのため、質問された場合に備え、自分の答えをある程度用意しておきましょう。
さらに、外国人との実際の会話は、質問だけではありません。
もし相手に質問ばかりしたら、まるでインタビューをしているかのようになります。英会話をするときに大事なのは、相手の言ったことに対して相槌を打ったり、自分のことを伝えたり、次々に質問するのではなく相手の返事を待つことです。
意思疎通を図りながら会話を進めると、自然に会話が続くだけでなく、実際に会話が楽しくなり、相手との距離を縮めることができるでしょう。
また英語コーチングのトライズのYouTubeでは、ネイティブとの英会話でのNGな話題について解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
【要注意】ネイティブが語る「アメリカ人にはタブーな話題」5選@英語コーチングTORAIZ(トライズ)
まとめ
社会人が外国人との英会話で気をつけるOKな話題、NGな話題について紹介しました。近いうちに外国人と話す機会がある人は、ぜひOKな話題から会話の糸口を探してみてください。
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。