社会人がワーキングホリデーに行くメリット・デメリットまとめ
ワーキングホリデーに行くかどうかは、人生における大きな決断です。ワーキングホリデーの良い面も悪い面もしっかり把握した上で、本当にワーキングホリデーに行くべきかどうかを判断したいですよね。
そこで今回は、社会人がワーキングホリデーに行くメリット・デメリットについてまとめました。
本記事は、ワーキングホリデーに行くかどうかの貴重な判断材料になるはずです。
「今している仕事を一度辞めてワーキングホリデーに行こうかな?」と考えている方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、日本と協定を結んでいる国や地域に、長期間滞在できる制度です。滞在中は現地を観光したり、語学学校に通ったり、アルバイトをしたりできます。
日本からのワーキングホリデーでは、以下の国と地域を訪れることができます。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- 韓国
- フランス
- ドイツ
- イギリス
- アイルランド
- デンマーク
- 台湾
- 香港
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スロバキア
- オーストリア
- ハンガリー
- スペイン
- アルゼンチン
- チェコ
- チリ
- アイスランド
- リトアニア
- スウェーデン
- エストニア
- オランダ
- イタリア
- フィンランド
- ラトビア
ワーホリは18歳から30歳までの若年層が利用できる制度で、同じ国に滞在できる期間は最長で1年です。「オーストラリアでワーホリをした後にアイルランドにワーホリをする」のように、ワーホリで滞在できる国や地域の数に制限はありません。
ワーキングホリデーについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:ワーキングホリデー(ワーホリ)とは?初めてでも分かるように簡単に解説
社会人がワーキングホリデーに行くメリット
社会人がワーキングホリデーに行くメリットは以下の3つです。
- 海外に長期滞在する経験を積める
- 現地で働ける
- リフレッシュできる
それぞれ詳しく解説します。
海外に長期滞在する経験を積める
ワーキングホリデーでは、最大1年間、海外に滞在できます。1年間海外に住むという経験は、旅行ではできません。
ワーキングホリデーや海外転勤、海外移住、留学でしかできない経験ができますよ。
普段海外を旅行で訪れる際は、その国の表面的な部分しか見れません。しかし1年間、その場所で現地住民と同じように生活をすれば、その国について深く知れます。
また現地で生活をすれば、当然語学力も伸びます。それもテキストで学ぶような表現ではなく、リアルな会話表現が身につきますよ。
「社会人になって海外に長期滞在してみたい」「でも仕事で海外に行くのは難しそうだし、留学で勉強だけをするのもちょっと……」という社会人の方は、ワーキングホリデーがおすすめです。
現地で働ける
ワーキングホリデーと留学の最大の違いは、現地で就労ができる点です。現地で就労をする方法は、以下の3つです。
- ワーキングホリデー
- 現地採用
- 日本の企業の海外赴任
そしてこれら3つの中で最も難易度が低いのがワーキングホリデーです。
現地採用では語学力が求められますし、日本の企業の海外赴任では語学力に加えて仕事での実績が求められます。一方ワーキングホリデーであれば、語学力や実績がなくても海外で働けます。
もちろんワーキングホリデーにおける就労先にも、レストランやホテルなど語学力が求められるところはあります。しかし農場や日本語学校など、語学力をそれほど必要としない場所も多いです。
「高い語学力を持っていない」「今すぐにでも海外で働いてみたい」と思っている方は、ワーキングホリデーがおすすめです。
リフレッシュできる
「これからあと40年も同じ会社で働き続けるのか……」と思っている方も多いのではないでしょうか。特に残業や休日出勤など激務の方は、そのように思うでしょう。
ワーキングホリデーでも仕事はできます。しかし週5日、朝から晩まで働く必要はありません。仕事と遊びと語学学習をうまく両立できます。
「確かにこのまま仕事を続ければ安定した生活ができる」「でも本当にこのままでいいのか」と悩んでいる方は、ワーキングホリデーがおすすめです。
社会人がワーキングホリデーに行くデメリット
社会人がワーキングホリデーに行くデメリットは以下の3つです。
- 帰国後の再就職が大変
- まとまった費用が必要
- 現地でアルバイトを見つけるのが大変
それぞれ詳しく解説します。
帰国後の再就職が大変
ワーキングホリデーから帰国した後、多くの方は日本で再就職をします。
ワーキングホリデーによって得られた経験や語学力をうまく活かせなければ、再就職に苦労することとなるでしょう。場合によっては、前職よりも報酬等の条件が良くないところしか就職先が見つからないかもしれません。
また企業によってはワーキングホリデーをプラスではなく、「1年間遊んでたんでしょ」のようにマイナスに捉えるところもあるので注意が必要です。
ワーキングホリデーに行くのであれば、帰国後のスケジュールもある程度は立てておきたいところです。また就職のことを考えるのであれば、ただ1年間のんびりと過ごすのではなく、語学力等をきちんと磨くべきです。
まとまった費用が必要
ワーキングホリデーでは、海外で1年間生活をします。また数ヶ月間語学学校に通う方も多いでしょう。よってまとまった費用が必要です。
かかる費用は、生活の水準や滞在する国の物価等によって決まります。日本よりも物価が高い傾向にある英語圏の国々では、日本で生活をするよりも多くの費用が必要になるでしょう。
ワーキングホリデーでは就労ができます。もちろん就労で得たお金を、ワーキングホリデーの生活費に当てても構いません。しかしワーキングホリデーの就労によって得られるお金だけで生活にかかる費用を全て賄うことは不可能です。
よってワーキングホリデーに行きたいのであれば、ある程度の貯金を持っておく必要があります。
ワーキングホリデーにかかる費用については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ワーキングホリデーにかかる費用国別まとめ!お金がない人がワーホリを楽しむ秘策も紹介
現地でアルバイトを見つけるのが大変
ワーキングホリデーでは、現地でアルバイト先を見つけなければなりません。海外での仕事探しは、当然国内のものと比べて大変です。
また海外での仕事探しには、語学力が求められます。語学力がそれほど高くない状態でワーキングホリデーに行く場合は、就ける仕事が限られるでしょう。
具体的には農場のような接客がない職業や、日本食レストランや日本語学校のような日本に関する仕事だと、語学力が低くても採用される可能性が高いです。
- どういった仕事に就きたいのか
- その仕事は現在のあなたに就けるものなのか
上記2つを考えるようにしましょう。
ワーキングホリデーにおけるアルバイトについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ワーキングホリデーの仕事事情まとめ!種類や仕事が見つからない理由を解説
まとめ
社会人がワーキングホリデーに行くメリット・デメリットについて解説しました。
もし英語圏へワーキングホリデーに行くのであれば、国内にいるうちに英語力をできるだけ高めておくに越したことはありません。
ワーキングホリデーへの準備を進めつつ、英語の学習も同時並行で行いましょう。
社会人の英語勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:社会人のための「やり直し」英語学習!初心者に効果的な勉強法をご紹介!
ワーホリ前に英語の準備ができるスクールは「トライズ」
ワーホリで失敗しないためには、渡航前の準備が重要です。ワーキングホリデーでより効率的に英語を習得し、多くの収入を得るためには、日本にいる時に英語の基礎力を習得しておくことが何よりも大切です。
トライズのワーキングホリデー準備英語コースは、3ヶ月でワーホリに必要な英語力を習得するプログラム。 専属のコンサルタントとネイティブコーチがあなたをサポートし、週3回のレッスンを含む1日3時間の短期集中学習で、徹底的なワーホリ対策を行います。
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短期で英語を話せるようになりたい方に
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。