英検準1級ライティングのテンプレートや使える表現、過去問まとめ
英検準1級では、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの英語4技能が問われます。そして傾向を知っているかどうかでスコアが大きく変わるのが、ライティングです。
「英検準1級のライティング対策が進まなくて不安」「何かテンプレートや使える表現はないのかな?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、英検準1級ライティングのテンプレートや使える表現、過去問などについて解説します。
英検準1級の受験を検討していて、ライティング対策に悩んでいる方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
英検準1級ライティングの試験概要
まずは英検準1級ライティングがどんな試験なのか、試験概要を確認しましょう。
英検準1級においてライティングは、大問4で出題されます。英検準1級ライティングでは、与えられたTOPICに対する自分の意見とその理由を、120〜150語程度の英文で記述します。解答時間の目安は、25分間です。
- 語数:120〜150語
- 解答時間目安:25分(試験時間90分のうち65分をリスニングとリーディングに費やすと仮定)
英検準1級一次試験の配点は、以下の通りです。
- リスニング:750点
- リーディング:750点
- ライティング:750点
そしてリスニングやリーディングは数十問で構成されているのに対し、ライティングの問題数はたったの1問しかありません。つまりライティングの出来が、英検準1級一次試験の合否を大きく左右すると考えて良いでしょう。
以下、英検準1級ライティングのサンプル問題です。
- Write an essay on the given TOPIC.
- Use TWO of the POINTS below to support your answer.
- Structure: introduction, main body, and conclusion
- Suggested length: 120-150 words
- Write your essay in the space provided on Side B of your answer sheet.
Any writing outside the space will not graded.
TOPIC
Agree or disagree: The government should do more to promote reusable products
POINT
- costs
- Effect on businesses
- Garbage
- Safety
引用:日本英語検定協会 準1級の過去問・対策 一次試験 2022年度第3回
上記の問題に対する模範解答が以下の通りです。
I agree that the government should do more to promote reusable products, particularly in relation to garbage and costs.
Firstly, increasing the adoption of reusable products will directly impact the amount of garbage that humans produce. Throwing away items after a single use, for example, is a significant factor in the buildup of waste in landfills all over the world. By encouraging greater awareness of reusable products, governments can actively help the environment.
Secondly, reusable products can be cost-effective for both consumers and businesses. People still buy plastic bags at supermarkets, and many restaurants purchase single-use chopsticks. Government promotion of reusable alternatives, however, would money for shoppers and reduce overhead costs for businesses, which could have a wider positive economic impact.
In conclusion, I feel that promoting reusable products should be a priority for the government because the environmental and cost benefits are too important to ignore.
英検準1級ライティングのテンプレートや使える表現
英検準1級のライティングは、大抵の場合以下のテンプレートに当てはめて解くことができます。
- Some people say that 自分の意見の反対. However I think that 自分の意見 for the following two reasons.
- First, ~.
- Second,~.
- To conclude, I think 自分の意見.
本記事で紹介したサンプル問題も、上記のような構成になっていたはずです。
「この順番で文章を作る」と決めておくだけでも、英検準1級の問題がスムーズに解けるはずです。
英検準1級ライティングの過去問入手方法
英検準1級ライティングの過去問を入手する方法は、以下の2つです。
- 公式に公開されているサンプル問題
- 市販の過去問
記事冒頭でも紹介したこちらのページにて、3回分の過去問が模範解答付きで公開されています。無料で公開されていて費用もかからないので、過去問を3回分しか必要としないのであれば、サンプル問題だけでも十分です。
しかしより多くの過去問を解きたいのであれば、市販の過去問集を購入しましょう。例えば以下の過去問集「英検準1級過去6回 全問題集」は、価格が4,800円で、6回分の過去問が収録されています。
サンプル問題には、模範解答はついていても解説はついていません。しかし上記の過去問集では、全ての問題に詳しい解説がついています。
- 確実に英検準1級の合格を目指したい
- 過去問3回分だけだと不安
- 自力で間違えた原因を探すのは大変なので解説がほしい
上記のように考えているのであれば、ぜひ過去問を購入してみてください。
関連記事:英検でる順パス単の概要や効率的な使い方を紹介【アプリも】
まとめ
英検準1級ライティングのテンプレートや使える表現、過去問などについて解説しました。
英検準1級ライティングに関することが、一通り分かったのではないでしょうか。英検準1級ライティングの解き方について分かったら、早速過去問や問題集を入手して、対策を行いましょう。
なお英検準1級に関する情報は、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
関連記事:英検準1級のレベルや合格率はどのくらい?1級や2級との違いも解説
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。